令和4年度徳島大学薬学部【高校生対象】
ひらめき★ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~
『細胞内シグナル伝達系の重要性を理解しよう-恒常性の破綻とがん細胞-』を開催します!
私達の体の細胞内では様々な物質が相互作用しています。特に「受容体」を介した相互作用は「細胞内シグナル伝達系」の活性化を引き起こし、細胞を正常な状態に保つためにとても重要です。特定のシグナル伝達系が異常に活性化すると、細胞の恒常性が破綻し、ときにがん化の引き金になったりします。これらのシグナル伝達系は、cyclic AMP(cAMP)やカルシウムイオンなどの「セカンドメッセンジャー」と呼ばれる物質により活性化されたり制御されたりしています。
本演習では、これらの特定のセカンドメッセンジャーを亢進させる化学物質を用い、細胞の恒常性を破綻させた状態を作り出したときに、細胞にどの様な変化が見られるかを観測します。さらに、がん細胞と非がん細胞の反応を比べることで、細胞の種類によって化学物質に対する反応がどの様に異なるか比較します。これらの演習を通し、厳密に制御されている細胞内シグナル伝達系の重要性について、皆で考察していきます。
- 開催日時 令和4年8月18日(木)、19日(金)10:00~
- 集合場所 徳島大学薬学部1階スタジオプラザ
- 集合時間 9:30~10:00
- 参 加 費 無料
- 対象者 高校生
◆申込締切:7月15日(金)
◆お願い:薬学部キャンパスには駐車場・駐輪場が少ないので,ご参加はできるだけ公共交通機関をご利用ください。
体験学習終了時のアンケートに際し,ご協力をよろしくお願いいたします。
◆申込・詳細を下記サイト(薬学部・創薬体験のご案内)よりご確認ください
https://www.tokushima-u.ac.jp/ph/admission/open_campus/phtaiken/