○徳島大学教養教育院教員選考規則

平成29年3月24日

教養教育院長制定

(趣旨)

第1条 この規則は、国立大学法人徳島大学教員の採用、懲戒等の特例に関する規則(平成16年度規則第13号)第3条の規定、国立大学法人徳島大学教員選考の基本方針(平成16年4月1日学長裁定。以下「方針」という。)及び国立大学法人徳島大学教員選考基準(平成16年4月1日学長裁定。以下「基準」という。)第8条の規定に基づき、徳島大学教養教育院(以下「教養教育院」という。)の教員選考について必要な事項を定めるものとする。

(教員選考の原則)

第2条 教員選考は、国立大学法人徳島大学基本構想及び教養教育院の理念・目標・将来構想に沿って行うものとする。

2 教員選考は、原則として公募によって行うものとし、最適者が得られるよう努力する。

3 教員選考は、教育能力、研究能力、管理能力等を総合的に評価して行う。

4 教員選考においては、女性、社会人及び外国人の任用について特に配慮するものとする。

(教員の資格要件)

第3条 教養教育院の教員として必要な資格は、基準第3条から第6条までに定めるところによる。

(教員選考の発議)

第4条 教員選考の発議は、教養教育院教授会(以下「教授会」という。)において、教養教育院長が行う。

2 教授会は、教員選考の時期、職種、選考方針等について審議し、教員選考を行うことの可否を決定する。

(教員選考委員会の設置)

第5条 教授会は、前条第2項の規定により教員選考を行うことが決定されたときは、教員選考委員会(以下「選考委員会」という。)を設置するものとする。

2 選考委員会は、教授会構成員のうちから選出された委員5人をもって組織する。

(選考委員会の所掌事項)

第6条 選考委員会は、次の各号に掲げる事項を審議する。

(1) 教員選考要領の作成に関すること。

(2) 教員候補適任者とする者の審査及び選考に関すること。

(3) 教員候補適任者の面接及び教員候補適任者による講演会等の実施に関すること。

(4) その他教員選考に必要な事項

2 選考委員会は、教員候補適任者による講演会等を実施する場合は、教員候補適任者のプライバシーに十分配慮して行うものとする。

(選考委員会の会議)

第7条 選考委員会は、委員の3分の2以上の出席がなければ会議を開くことができない。

2 議事は、出席した委員の過半数をもって決する。

3 選考委員会が必要と認めるときは、会議に委員以外の者の出席を求めて意見を聴くことができる。

(選考委員会の解散)

第8条 選考委員会は、教員選考を終了した後に、教授会の承認を得て解散する。

(教員候補適任者の選定)

第9条 選考委員会は、原則として複数人の教員候補適任者を選定し、教養教育院長に報告するものとする。

(教員候補者の選出)

第10条 教養教育院長は、前条の規定により教員候補適任者の報告があった場合は、速やかに教授会に諮り、教員候補者を選出するものとする。

2 教員候補者の選出は、無記名投票により行い、有効投票の過半数の得票を得た者を教員候補者とする。ただし、得票同数の場合は、教養教育院長が決する。

3 前項に該当する者がない場合は、得票数2位までの者について再投票を行うものとし、有効投票の過半数の得票を得た者を教員候補者とする。ただし、得票同数の場合は、教養教育院長が決する。

(公表)

第11条 教養教育院長は、教員選考について、応募者のプライバシーに配慮した上で、国立大学法人徳島大学が別に定める様式に基づき公表するものとする。

(雑則)

第12条 この規則に定めるもののほか、教員の選考について必要な事項は、教授会の承認を得て選考委員会が別に定める。

この規則は、平成29年4月1日から施行する。

徳島大学教養教育院教員選考規則

平成29年3月24日 教養教育院長制定

(平成29年4月1日施行)