エアコンの利用について
徳島大学におけるエアコンの使用開始日が6月26日からと定められていることについて、見直しをお願いしたくご意見申し上げます。
近年の気候状況を見ると、6月初旬から外気温が30℃を超える日が続いており、講義室内の室温もそれに伴って上昇しています。特に講義室には多数の学生が集まり、熱気や湿気により体感温度がさらに高くなります。そのため、6月下旬からのエアコン使用では、学生の健康を守るには不十分と感じています。
環境省の「熱中症予防情報サイト」や熱中症対策マニュアルにおいては、室温28℃以下、湿度70%以下を保つことが推奨されており、それを超える環境では熱中症のリスクが高まるとされています。加えて、徳島大学の多くの学生は自転車通学をしており、登下校時の暑さによる身体的負担も大きく、教室に入っても暑さが続く状況は体調不良を引き起こしかねません。
電気代の高騰といった事情もあるかと存じますが、空調の使用開始時期を「日付」で一律に決めるのではなく、室温・湿度・外気温といった実際の気象状況や熱中症リスクを基準に判断していただければと強く願っております。
学生の健康と安全を第一に考慮いただき、柔軟な対応をご検討くださいますようお願い申し上げます。