山本哲也准教授らの研究グループによる、緊急事態宣言下のメンタルヘルスに関する研究論文が国際学術誌に掲載され、報道発表がなされました

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本学部心身健康コース 山本 哲也准教授 内海 千種准教授 4年生 鈴木 菜穂らの研究グループは、緊急事態宣言下における自粛生活(マイルドロックダウン)が日本国民のメンタルヘルスに与える影響について、我が国で初めての大規模調査を行いました。この研究成果がまとめられ、20201212日(日本時間)に国際学術誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」に掲載されました。

この成果について、2021126日に徳島大学において記者会見が行われ、NHK、朝日新聞、毎日新聞、徳島新聞、共同通信をはじめ、50以上の報道機関・情報媒体において、情報配信がなされました。

本調査の詳細な内容については、以下のリンクからも確認できます。
https://www.catlab.info/covid-19


【報道発表がなされた主な報道機関】(いずれもオンライン版記事)
・朝日新聞           https://www.asahi.com/articles/ASP1Y6SR6P1VPTLC01P.html
・毎日新聞           https://mainichi.jp/articles/20210206/ddn/041/040/027000c
・日本経済新聞    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC270GD0X20C21A1000000
・徳島新聞           https://www.topics.or.jp/articles/-/479358


 

【発表論文の情報】

掲載誌名:International Journal of Environmental Research and Public Health

論文題目:The Psychological Impact of ‘Mild Lockdown’ in Japan during the COVID-19 Pandemic: A Nationwide Survey under a Declared State of Emergency

論文著者:Tetsuya Yamamoto, Chigusa Uchiumi, Naho Suzuki, Junichiro Yoshimoto, Eric Murillo-Rodriguez

URLhttps://www.mdpi.com/1660-4601/17/24/9382
 

また、この調査で得られたデータの性質や調査用紙等の詳細については、横浜市立大学医学群健康社会医学ユニット 菅谷 渚助教、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 山本 哲也准教授、同研究部 内海 千種准教授、心身健康コース4年 鈴木 菜穂の研究グループによって以下の論文にまとめられており、国際学術誌「Scientific Data」に掲載されました。

 

掲載誌名:Scientific Data

論文題目:A real-time survey on the psychological impact of mild lockdown for COVID-19 in the Japanese population

論文著者:Nagisa Sugaya, Tetsuya Yamamoto, Naho Suzuki, Chigusa Uchiumi

URL: https://www.nature.com/articles/s41597-020-00714-9#

 

【研究成果のポイント】

・緊急事態宣言下における心理的ストレスの度合いと、その危険因子や保護因子について調査し、心理社会的変数の相互作用構造を可視化した。

・緊急事態宣言下(202047~2020514日)にオンラインアンケート調査を実施し、最初に発令対象となった7都道府県在住の11,333人から回答を得た。

・過去10年間の国民生活基礎調査の結果と比べ、うつや不安などの心理的ストレスを感じている人が大幅に増加していた。

・孤独感やフラストレーション、新型コロナウイルス感染症に関連した不眠や不安は心理的苦痛の危険因子である一方、健康的な睡眠習慣と楽観的であることは保護因子となりうることが分かった。

・人工知能技術により、心理的苦痛の背景には、孤独感、対人関係、家計、仕事・学業の状況など、多様な要因による状態像が混在していることが明らかとなった。



さらに論文の概要や今後の展望を知りたい方はこちら.pdf (PDF 1.51MB)

 

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