梅園(うめぞの)良彦(よしひこ)学術(がくじゅつ)研究(けんきゅう)(いん)らの論文(ろんぶん)(えい)科学(かがく)()Natureへ掲載(けいさい)

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平成(へいせい)25(ねん)7月(しちがつ)25(にち)付け(づけ)英国(えいこく)総合(そうごう)科学(かがく)()Nature(電子(でんし)(ばん))で、徳島(とくしま)大学(だいがく)大学院(だいがくいん)ソシオテクノサイエンス研究(けんきゅう)()梅園(うめぞの)良彦(よしひこ)学術(がくじゅつ)研究(けんきゅう)(いん)(平成(へいせい)25(ねん)3月(さんがつ)まで理化学研究所(りかがくけんきゅうしょ)研究(けんきゅう)(いん))と、京都大(きょうとだい)(がく)大学院(だいがくいん)理学(りがく)研究(けんきゅう)()阿形(あがた)清和(きよかず)教授(きょうじゅ)らのグループの研究(けんきゅう)成果(せいか)発表(はっぴょう)されました。

内容(ないよう)は、100年来(ねんらい)(なぞ)であった『プラナリアの再生(さいせい)仕組み(しくみ)』をついに分子(ぶんし)レベルで解明(かいめい)したというものです。さらには、プラナリアの再生(さいせい)原理(げんり)理解(りかい)することによって、もともと再生(さいせい)できないプラナリア(しゅ)(コガタウズムシ)の遺伝(いでん)(てき)原因(げんいん)解明(かいめい)し、世界(せかい)初めて(はじめて)人為(じんい)(てき)再生(さいせい)誘導(ゆうどう)することにも成功(せいこう)しました(()参照(さんしょう))。「再生(さいせい)できない生物(せいぶつ)でも、潜在(せんざい)(てき)再生(さいせい)できる能力(のうりょく)十分(じゅうぶん)もっていること」を初めて(はじめて)実験(じっけん)(てき)証明(しょうめい)したことに、世界中(せかいじゅう)驚い(おどろい)ています。

Planaria.jpg
():コガタウズムシ()()断片(だんぺん)からの頭部(とうぶ)再生(さいせい)誘導(ゆうどう)(うえ)()正常(せいじょう)()()断片(だんぺん)(右側(みぎがわ)()()(たん))。頭部(とうぶ)全く(まったく)再生(さいせい)することができない。下図(したず)はRNA干渉(かんしょう)(ほう)(RNAi)によってß-カテニン遺伝子(いでんし)働か(はたらか)なくされた()()断片(だんぺん)白い(しろい)部分(ぶぶん)新た(あらた)再生(さいせい)した頭部(とうぶ)

書誌(しょし)情報(じょうほう)

[DOI] doi:10.1038/nature12359
タイトル: The molecular logic for planarian regeneration along the anterior–posterior axis
著者(ちょしゃ): Yoshihiko Umesono, Junichi Tasaki, Yui Nishimura, Martina Hrouda, Eri Kawaguchi, Shigenobu Yazawa, Osamu Nishimura, Kazutaka Hosoda, Takeshi Inoue & Kiyokazu Agata
雑誌(ざっし): Nature

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