徳島県歯科医学大会・四国歯学会第56回例会報告

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令和2年2月2日(日)に徳島県JA会館にて開催いたしました徳島県歯科医学大会(四国歯学会第56回例会)におきましては,261名の皆様のご参加をいただき,大過なく盛会のうちに終了できました。これもひとえに,四国歯学会会員,歯学部ならびに各分野の教授の先生方と教室員の皆様方のお力添えのお陰であり,深く感謝申し上げます。

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本大会は,『徳島県における歯科医療の現状と将来』をテーマに開催し,日本歯科医師会会長 堀憲郎先生による「健康寿命の延伸に向けて〜口腔の健康と全身の健康」と題した特別講演を,シンポジウムとして,徳島文理大学保健福祉学部口腔保健学科長の中野雅德先生にコーディネーターを務めていただき,徳島県歯科医師会会長 森秀司先生,本学歯学部長 宮本洋二先生,徳島県歯科技工士会会長 秋山佳弘先生,徳島県歯科衛生士会会長 河野美枝子先生にシンポジストを務めていただきました。それぞれのお立場からご発表いただき,我が国における歯科医療の発展の歴史と将来への課題,徳島県における各団体の立場からの現状と課題をお話しいただき,将来に向けて歯科医療のあり方,より一層の連携強化の必要性,そしてそのための課題も見え,歯科の方向性を確認することができたのではないかとも思います。

今回,徳島歯科医学大会に併催させていただきました四国歯学会第56回例会におきましては,各分野の先生,医療技術部の皆様にご協力をいただけましたこと本当に心より感謝いたします。普段は身近すぎて見えていなかったところがこのような形を通し,結集することによって改めて徳島大学歯学部の勢いを感じることができました。将来に向けて,より一層地域からも大きな期待が寄せられますが,責任と役割を担いつつ,さらに一回り大きな大輪の花を咲かせていくと期待いたします。

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また,学生発表においても12演題のご発表をいただきありがとうございました。
各賞は以下のようになりました。


◆四国歯学会最優秀発表賞  
 岡本 舞さん(徳島市立高校理数科2年)
◆徳島県歯科医師会優秀学術賞
 後野秀一朗さん,有馬秀貴さん(歯学科3年)
◆四国歯学会優秀発表賞
 林 亜門さん(徳島市立高校理数科2年),大川翔平さん,間島希璃子さん(歯学科3年)
◆マルミデンタル賞
 村田菜々香さん,橋本真舞さん(歯学科3年)


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惜しくも受賞されなかった演題も極めて僅差でございました。とくにジュニア・スチューデントラボの2名の高校生が受賞されましたことは若い2人の将来にも大きな影響を与えたのではないでしょうか。演題を出していただきましたすべてのご指導いただきました先生方に改めまして感謝申し上げます。

最後になりましたが,本大会開催にあたり一貫してご支援をいただきました四国歯学会会員の皆様,歯学部,徳島県歯科医師会の会員の皆様,徳島県歯科医師会に厚く御礼申し上げます。また,本大会には,徳島県歯科技工士会,徳島県歯科衛生士会,徳島県歯科用品同業会の共催を,また四国歯科衛生士学院専門学校,専門学校穴吹福祉医療カレッジ,徳島歯科学院専門学校,徳島文理大学保健福祉学部口腔保健学科にも多大なご協力をいただきました。心から御礼申し上げます。

―参加者内訳(受付簿より作成)―
 

 

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