放射線総合センターAdvance Radiation Research, Education, and Management Centerとして、先進的な放射線研究及び研究支援・教育・安全管理を目指しております。
センターの研究支援について
引き続き教職員や学生の皆様に効率的に安全で快適な環境を提供する為に、放射性同位元素の使用施設として施設の見える化の充実、平成26年度から現在まで4 回開催されている報告会の充実を目指し機能的な研究支援を行っていきます。実験動物PET/CT施設との連携によるセンター利用の実績も上がりつつあり、さらなる拡大を図っていきます。
残念ですが、高レベルガンマ線照射装置の導入と施設の増築は財政上の問題から断念する事になりましたが、企業との共同研究を推進し先進的な研究及び研究開発による新たな研究分野を提案していきます。
全学の放射線安全管理について
令和元年9月1日より、放射性同位元素等の規制に関する法律が施行されました。同時に各部局の新しい放射線障害予防規程の運用が始まりました。教育訓練の充実と業務の改善が明記され改善した内容を記録に残す事になっています。一方、医学部、歯学部、薬学部及び理工学部の計量管理区域に保管されている核燃料物質の一括保管をセンターで行うように原子力規制庁並びに関係部局と連携しながら4月1日実施を目指して進めてまいります。教育訓練のe-Learning化に向けて専門委員会で検討し作成できるものから順次公開していきたいと思います。 学内の放射線安全管理体制の司令塔として放射線安全管理を随時見直し、その責務を果たして参ります。
センター業務について
平成30年度から廃試薬中のRIの確認業務及び核燃料物質の計量管理業務が加わりました。一方、引き続き教養教育における放射線教育の充実と、ファミリーサイエンス教室、サイエンスクラブ、サイエンスセミナー、マンスリー放射線講座の実施による社会貢献を進めていきます。 最後に、本学における放射線研究の推進の為放射線研究クラスターに貢献してまいります。
皆様のご理解とご支援、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。