このたび平成21年10月1日付けで前任の前澤 博先生からアイソトープ総合センター長を引き継ぐことになりました。
センターの前身である徳島大学放射性同位元素総合研究室は徳島大学の中でも歴史のある学内共同利用施設として長らく機能してきました。 平成12年にアイソトープ総合センターが設置された後は、歴代センター長のリーダーシップに加え、センターの常勤、非常勤職員の一致団結した組織運営により、より機能的な組織へと発展してきたように思います。
センター棟については経年に伴う老朽化が進んでいましたが、本年度には年来の懸案事項だったB棟の改修工事が進められて、見違えるような近代的な施設へとリニューアルされ、平成21年12月14日に供用開始となりました。 やはり老朽化が進んでおりますA棟についても、近い将来にぜひ改修いただきますよう、関係各位のご理解とご支援をよろしくお願いします。
一方で、放射性同位元素の取り扱いの法的規制に対する認識が甘かった時代の遺物が学内で発見されることが相次いで起こり、学長が文部科学省科学技術・学術政策局から厳重注意を受けるという忌々しき事態になっております。 大学において放射性同位元素が適正に使用されているかという点については、社会から厳しい目が向けられていますので、ユーザーにおかれましては引き続き、法令を遵守した適正な使用をよろしくお願いします。