ニュースレター(第17号 平成28年度下半期版)

ニュースレター(第17号 平成28年度下半期版)(691KB)

平成28年下半期の本学の現況について

 

野地学長

徳島大学長 野地 澄晴

 

国立大学は、平成28年度から第3期の中期目標期間(6年間)が始まりました。徳島大学でもこの第3期中に大学改革を成功させ、教育・研究・地域貢献を通じて存在価値を更に高めていかなくてはなりません。

一方、国立大学を運営するための国からの運営費交付金は年々削減されており、財政の安定化には公募型の研究費や寄附金などの外部資金の獲得がますます重要となってきています。

このような背景から、徳島大学ではクラウドファンディング(特定のプロジェクトの資金募集をインターネットで呼びかけ、不特定多数の人々から資金を集める仕組み)による研究費募集の取組を始めています。試験的に実施した4件の研究プロジェクトはすべて目標額を達成しました。

また、徳島大学の研究力、分析力など様々な資源を社会に還元し、更に積極的に資金調達する仕組みとして、一般社団法人大学支援機構を設置しました。大学の収益事業には一定の制約がありますが、この法人は、企業と提携して事業を行うことも可能です。大学が協力する場合もありますし、大学を支援していただくこともあります。大学支援機構では、最初の取組としてクラウドファンディングによる教育、研究、社会貢献に関連する資金調達の支援を始めています。是非、皆様も利用していただければ幸いです。また、大学支援機構では、賛助会員を募集しています。是非、会員となってご支援いただきたく、お願い申し上げます。  徳島大学は各同窓会組織と相互に支援する体制を構築し、更に連携を強化していきたいと考えています。卒業生、修了生の皆さまにも、是非、徳島大学の今に関心をお寄せいただき、ご意見、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

同窓会の活動状況

 

渭水会(総合科学部同窓会)

石井 博氏

会長 石井 博


渭水会第30回総会を5月28日(土曜日)に午後2時より、総合科学部第1号館第一会議室にて開催いたしました。

平成27年度事業・決算報告や平成28年度事業・予算(案)、会則の一部改訂等の議事の審議が進められ、議案は原案通り承認されました。

今回は、渭水会が実施する講演会につきまして、ご紹介させていただきます。

この事業は、渭水会が主催し、徳島大学総合科学部が共催して、総合科学部設置30周年記念を兼ねて実施するものです。内容は、くすのき しげのり氏による講演会です。テーマは、「一人一人が、みんなたいせつ ~作品に託す願い~」です。

くすのき しげのり氏は、1961年生まれ。鳴門市在住。徳島大学教育学部卒業。「心豊かに生きる」をテーマに、児童文学作品の創作活動と講演活動を行っています。  青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定された「おこだでませんように」「メガネをかけたら」(ともに小学館)をはじめ、出版された作品は100冊以上にも及び、海外で出版されている著作も多数あります。講演会当日は、会場にて絵本の展示等の作品展も準備しています。

このように渭水会では、総合科学部設置30周年、及び、くすのき氏の平成27年度第8回とくしま芸術文化賞受賞を記念して講演会を開催いたします。

期日は、平成29年1月28日(土曜日)午後2時からで、場所は徳島大学総合科学部地域連携プラザ「けやきホール」定員290名で企画しています。

私たち渭水会は、今後も講演会を始め、各種の活動を企画・実施し、会員相互の資質向上に努めて参ります。

渭水会ホームページ http://www.isuikai.jp/

 

 

青藍会(医学部医学科同窓会)

櫻井 えつ氏

会長 櫻井 えつ


平成24年7月から2期4年間青藍会会長を努められた露口勝先生から引き継ぎました。青藍会の正会員5,970名(内物故621名)青藍会出身教授88名を数える巨大組織を担うには力不足ではありますが、歴代会長先生方が培われた伝統を大切にしながら精一杯の努力をいたします。皆様方のご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

さて、今期の青藍会の活動ですが、6月に青藍会報第87号が発刊されました。解剖学の大黒教授の追悼文以外は基本的には従来どおりですが、号を重ねるにつれて内容の充実が感じられる冊子になっております。

7月18日(海の日)青藍会館にて青藍会総会、評議員会、支部長会が合同で開催されました。総会は会長挨拶などセレモニーの後、苛原医学部長から母校の現状および将来計画の説明があり、その後27年度の事業報告、収支決算・28年度の事業計画、収支予算、青藍会会則の一部変更など一連の議事の審議後、役員の改選が行われ、私、櫻井が新会長として選出されました。引き続いて各支部(東京・近畿・兵庫・香川・愛媛・九州支部)の活動報告が行われました。午前の議事終了後に青藍会館2階の旧エルボで昼食会を兼ねて懇親会が開かれました。例年より参加の先生も多く近況報告を交えながら親睦が図られ、有意義な一時を過ごすことができました。次年度以降もこの形式で行う予定です。

午後からは、青藍会MD-PhD賞は西條早希さん(病態生理学分野)に、青藍会賞は沼田周助先生(精神科神経科)に授与され、引き続き受賞講演が行われました。続いて教授就任講演として岐阜大学大学院医学系研究科寄生虫学・感染学分野 前川洋一教授・徳島大学院医歯薬学研究部呼吸器膠原病内科学分野 西岡安彦教授・徳島大学病院リハビリテーション部 加藤真介教授からそれぞれの専門分野に関する最新の知見が報告され、学問的にも充実した青藍会総会となりました。

その他、8月に徳島を中心に開催されました第68回西日本医科学生総合体育大会学生スポーツ大会では徳島大学医学部が代表主管をつとめました。参加医師の協力などもあり、大過なく盛会裏に終了しました。なかでも医学部のゴルフ部が男子団体戦で優勝もしました。また、柔道部が9月に開催された第50回全日本医科学生体育大会王座決定戦の男子団体で優勝し2連覇を達成しました。文武両道を地で行く快挙であり、同窓会にとっても喜ばしいことで、次年度も応援したいと思います。

10月27日(木曜日)蔵本キャンパスの長井記念ホールにて平成28年度(第33回)青藍会講演会が医学科との共催で行われました。講師は学校法人福岡学園(福岡歯科大学)理事長の水田祥代先生で、演題は「輝いて美しく -女性医療人へのエール-」です。女性として初の国立大学病院長(九州大学)・女性初の九州大学理事・副学長に就任され、九州大学における男女共同参画も推進された方です。女性医療人のみならず男性医療人にとっても常に前進する勇気もたらせてくださる講演をお聞かせくださいました。

青藍会ホームページ http://www.seirankai-tokushima.jp/

 

 

栄友会(医学部栄養学科・医科栄養学科同窓会)

津田 とみ氏

会長 津田 とみ


栄友会は栄養学科第1期~50期生、医科栄養学科第1期~3期生、大学院生と卒業生、合わせて総勢2,800名余りの会員数です。徳島での総会は毎年1回春季に開催し、徳島近辺在住会員と全国各地各支部からの会員が集まり、総会・講演会を開催しています。支部は、東日本支部、近畿支部、山口・九州支部、香川県支部の4支部がありそれぞれ年1~2回の講演会、親睦会等の活動を継続し連絡や情報交換が活発に行われています。

今年の総会では、現在は宮崎大学医学部附属病院の管理栄養士であります39期生梅村(鬼塚)朱美さんにボツワナでの栄養士体験を講演していただきました。修士修了後社会人となってからも食生活や生活様式が日本とは違う地域で生活することに魅力を感じ、青年海外協力隊(JICA)に応募したそうです。派遣先ボツワナはアフリカ大陸の南端に近く、南アフリカに隣接している内陸の場所です。日本からかなり遠くの地球の裏側での栄養士(保健医療分野)としての活躍談にはインパクトがあり在学生や院生に好評でした。

今年度前半の会員関連のニュースを挙げますと9月に第63回日本栄養改善学会において木戸康博・京都府立大教授(12期生)が、理事長として学会の発展に貢献したことにより学会功労賞を受賞しました。また若手では、5月の第70回日本栄養・食糧学会において大学院生2名が優秀発表賞を受賞しました。1名は筋委縮予防法の開発、もう1名は炎症性腸疾患と腸管バリア機能についての研究が、高く評価され賞を射止めました。

この原稿を準備中に、ノーベル医学生理学賞に大隅良典東京工業大学栄誉教授とのニュースが流れました。タンパク質分解の仕組みについて大きな流れの研究で大隅博士と長年の研究の友である栄友会5期生田中啓二・東京都医学総合研究所所長のコメントが新聞に掲載されました(10月4日、5日徳島新聞、朝日新聞など)。大隅博士の笑顔も魅力的ですが田中所長のとても嬉しそうに取材を受けている写真もまた栄友会メンバーとしては嬉しく拝見しました。12月のストックホルムでの授賞式と晩餐会には、“研究における親しい友人”として大隅博士からお招きを受けているそうです。

栄友会メンバーの各地での多様な活躍はたいへん嬉しいものです。今後とも栄友会の活動へのご指導ご鞭撻お願い申しあげます。

栄友会ホームページ http://www.eiyo.jimdo.com/

 

 

睦眉会(医学部保健学科同窓会)

河田 明男氏

会長 河田 明男


医学部保健学科同窓会「睦眉会」は平成28年4月1日現在6,633名の会員を擁する医療技術者(看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、助産師)で構成する同窓会であります。平成8年に発足し20年目を迎えます。当会は名誉会長(保健学科長)の他会長1、副会長4、理事21、監事2名の陣容で運営されております。

活動は総会(年1回)、講演会(2年毎)、会誌発行(年1回、)役員会(年数回)、名簿発刊(5年毎)、入学・卒業式参列、医学部各賞授与式参列、新入生歓迎昼食会開催、同窓会連合会出席、卒業・修了記念品贈呈等々を挙げることが出来ます。会の責務は卒業生と在学生を繋ぐ役割、会員相互の親睦の増進等が挙げられます。各位におかれましては当会の活動趣旨をご理解いただき各種行事への尚一層の御協力を賜りたく存じます。

現代において職業の発展には「教育」が不可欠であります。医学の世界では、確立された教育こそが安心・安全を担保し、業務を推進する原動力となるのです。大学内での教育、卒後教育、一般社会人を対象とする教育の更なる展開が求められていますことは、広く周知の事実であります。現代日本では、高度な倫理観に裏付けされた優秀な医療技術者の活躍を期待しています。この期待に応えるには「大学院・博士課程」の教育は時宜を得たものであり、既に有能な博士号を有する医療技術者の多くを輩出しておる処です。

他方身近な事象としては、今まさに競争と淘汰の時代に突入した事が挙げられます。2016年4月に始まった国立大学法人の中期計画第3期は淘汰を問う計画であると認識しています。この困難な課題を乗り越え徳島大学を経営的にも、教育水準の向上という点からもより良いものとすべく、野地学長を先頭に新たな施策を推進しているところです。睦眉会においては、この現状を鑑み「同窓会」としての継続可能な協力のあり方を協議検討して参ります。このことが当会の理念に謳う「保健医療の向上に寄与していくことを目的とする」事に繋がると判断し、在学生を物心両面でサポートしていく事にも成り得ると考えております

睦眉会ホームページ http://mutsumi.web5.jp/mutsumi/Welcome.html

 

 

蔵歯会(歯学部同窓会)

薦田 淳司氏

会長 薦田 淳司


平成28年3月に、本学歯学部歯学科を34期生37名、歯学部口腔保健学科を6期生13名が卒業し、この蔵歯会に入会いたしました。卒業生の合計は1,924名になりました。なかでも、学内に7名、学外では岡山大学に2名、高知大学、鶴見大学、大阪大学、昭和大学、獨協大学、北里大学、新潟大学にそれぞれ1名の計16名が教授として活躍しています。また各地の大学で准教授、講師等として、行政職等で多くの同窓生が活躍しています。また、卒業生の4割を越える人が開業医として地域に貢献しています。

蔵歯会は平成2年に創立され、本部では、庶務・渉外、広報、福利厚生、学術、会計の担当部署があり、定期評議員会、総会、支部長会議を4月に開催し、毎年会報誌を発行し、2年に1回会員名簿を作成しています。会員の慶弔時には電報・花輪等を送り、災害時には見舞金を支給しています。本部以外に関東、静岡、東海、北陸、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫、岡山、広島、香川、愛媛、高知、徳島大学の16支部があります。

また、毎年12月に歯学部と共同で進学・就職ガイダンスを開催し、卒後10年ほど経て活躍されている卒業生と卒後間もない臨床研修中の卒業生による講演会を開き、歯学部生が進路を決めていくうえで必要な情報を提供しています。また、4月の総会の後には、歯学科6年次と口腔保健学科4年次の学生を招いて支部説明会・懇親会を開催し、支部における歯科の状況の説明と進路相談をしています。

蔵歯会ホームページ http://www.tokudai-d.net/

 

 

薬友会(薬学部同窓会)

鳥取 桂氏

会長 鳥取 桂


今年も地震や台風など、各地で大きな自然災害が発生しており、被災をされました皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、薬友会の会員数は4,200人余りとなりました

役員会は、1月28日に28名が参加して開催し、役員改選、会則改正、会誌のPDF配布、薬友会への寄付の呼びかけ、などが決議されました。

2年に1回発行する薬友会誌は、今年の5月に約4,000冊を会員向けに発送しました。学部のホームページ内の薬友会のサイトにも、様々な情報がアップされていますので、是非ご覧ください。

2016年度の支部総会は、愛媛県支部が6月5日国際ホテル松山にて開催され47人が参加、関東支部が10月23日アリスアクアガーデン、近畿支部が11月23日に予定されています。

また、薬友会は、薬剤師生涯学習支援事業として「徳島大学薬学部卒後教育公開講座」を後援しています。この公開講座は、平成9年より年2回開催されており、今年は第1回が5月28日(土)に開催され、201人の方が参加し、大変好評でした。2回目は11月下旬に予定されています。

以上のように、薬友会は、本来の目的である会員相互の交流と親睦を図り、諸先輩方のネットワークを若い会員の為に活かしていきたいと思いますので、会員の皆様におかれましては、今後ともご支援ご協力頂けますようお願い申し上げます。

薬友会ホームページ http://www.tokushima-u.ac.jp/ph/campus_life/alum/reunion/

 

 

工業会(工学部・理工学部・生物資源産業学部同窓会)

内藤 修身氏

理事長 内藤 修身


工業会は、この春から理工学部と生物資源産業学部を加えた同窓会組織となり、4月の入学式では、理工学部生605名、生物資源産業学部生101名を新たに会員(準会員)として迎えました。現在の会員総数は約27,300名となっています。

この大きな組織を効率的に運営し、会員の皆様の利便性高めるためには、ネットメディアの活用を進める必要があり、その入り口として電子メールシステムへのご登録(関東支部40%、平均23%)をお願いしているところであります。

さて、今年上期の活動ですが、5月14日に阿波観光ホテルで総会を開催しました。

河村名誉会長(理工学部)、辻名誉副会長(生物資源産業学部長)をはじめ108名の多数のご参加をいただき、役員の改選や28年度事業計画が審議され承認されました。なお、今回の役員改選で、新理事長に内藤、新副理事長に坂東氏、橋爪氏が就任するとともに、10名の新理事が誕生いたしました。

総会後には記念講演として、(株)NTTぷらら社長の坂東浩二氏(電子52年卒)から「テレビもスマホと同様に進化する」と題する講演会が行われました。インターネット接続事業から映像配信事業への参入により会社を急成長させたこと、テレビもインターネット接続でスマート化し、VOD、音楽、ゲーム等の配信事業を展開していることについてご紹介頂きました。身近な会員が、最先端のIT業界のパイオニアとして活躍していることを実感し、誠に頼もしく感じた次第です。

翌日の第10回ホームカミングデイには42名が参加されました。各学科・コースの最新の研究や教育についての紹介では、プレゼンターの説明に聞き入るとともに熱心な質問が相次ぎ、母校の教育・研究に対する関心の高さが感じられました。

5月29日には、近畿支部連合会(近畿圏5支部で構成)が大阪で開催され、野地学長、吉田副学長、河村理工学部長、辻生物資源産業学部部長、さらに徳島県の大阪本部長も参加をいただきました。野地学長からは、大学運営取り巻く厳しい環境と、その対策として徳島県との連携やクラウドファンディングによる研究費募集などのお話をいただくとともに、同窓会の一層の支援の要請がありました。

10月1日には、本年度下期で最初の支部総会となる兵庫支部総会が神戸市で盛大に開催され、出席者85名もさることながら、新社会人12名を集めるなど、支部役員様のご尽力に感服した次第です。これに続いて、京滋支部(10月22日)、奈良支部(10月22日)、和歌山支部(11月13日)、松山西支部(11月19日)、松山東支部(11月29日)と順次予定されています。

また、本部の今後の予定としては、12月に理事会、翌年5月13日15時には総会を予定しています。総会ならびに、翌日のホームカミングデイには、お誘いあわせのうえ、多数のご出席をお待ちしております。

最後になりましたが、工業会々員の皆様方のご健勝と益々のご活躍を祈念しております。

工業会ホームページ http://www.tokushima-u.ac.jp/kgk/

 

 

六一会(大学開放実践センター同窓会)

佐々木 隆氏

会長 佐々木 隆


平素は六一会の運営にご支援をいただき感謝いたします。

大学開放実践センター同窓会組織「六一会」は昭和61年に大学開放実践センター創立と同時に設立されました。生涯教育の推進と地域社会に貢献することを目的に活動をしています。

今年は結成30周年という大きな節目を迎えました。

六一会は9月13日、30周年記念式典、並びに記念講演会を開催することができました。長く六一会の活動にご尽力をいただきました先輩諸氏13名の方々に感謝状を贈呈することができました。

また、記念講演会を開催し、竹本、吉岡両顧問から貴重な体験談を拝聴しました。過去の活動に大いに学び、継続発展できるよう努力すべきであると考えます。

新しい会員からは若い方の加入の促進を期待する声があり重く受け止めています。

今30周年記念誌の作成が完了しました。投稿いただきました、学長はじめ多くの関係者のご協力に感謝申しあげます。

7月12日、同窓会連合の一員であることを重視し、渭水会毛利理事長を講演会にお招きしました。

「ご縁に生かされて 生きている」―渭水の地にやってきた歌好きの海の男―

大変愉快なお話であり有名な毛利家の血を引く先生が、徳島で多くの友人に恵まれ楽しい生活を送る姿に皆さん共鳴しました。

各同好会は今まで以上に活性化され、大きな成果を生んでいます。

英会話倶楽部はA2レベル「日常会話」を目指して学習しています。日頃の仲間のトピックを英文で作成する喜び、また参照する楽しみがあります。会員においては過去に英会話を習得した方も少なくなく発展が期待されています。今、グローバリゼーションにどう向き合うか問われています。

読書倶楽部のそれぞれ部員の読書における目的は素晴らしいものがあります。大学祭では松原伸夫先生の「小説における虚と実の妙を探る」と言う演題で講演会を開催します。

9月18日、「デトロイト美術館展」を観賞しました。大西洋を渡ったヨーロッパの名画たちではモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マテイス、ピカソなどヨーロッパ近代絵画の巨匠たちの名画52点他を楽しみました。

各同好会は活発でそれぞれ成果を生んでおり新会員加入の原動力となっています。

今年度の大学祭では会員の活動展、美術作品展、人気の高い朗読「はしばみの会」発表会、俳句倶楽部「彩雲」の公開句会、音楽会等盛りだくさんです。

私達、六一会の会員の多くは厳しい仕事を終えて、人生の黄金期と言われている方が多く、その期待に応えていくことが会運営の喜びでもあります。これからの人口減少社会ではアクティヴシニアの活動が求められています。すでに取り組んでいるものとして、南佐古4番町にある蜂須賀家、万年山墓所での清掃活動に参加しています。全ての活動は大きな共感となって私たちの胸に響くものがあります。

六一会の活動はホームページに反映されていますので是非ご覧ください。

六一会ホームページ http://www.tcn.ne.jp/~shiyushi/61kai/

 

 

卒業生紹介(ニュースレター)

各界でご活躍される卒業生をご紹介します。

 

渭水会

生駒 元氏

生駒 元 いこま はじめ


 

教育学部 1968年卒業

徳島交響楽団専務理事・指揮者

徳島交響楽団ジュニアオーケストラ団長

 

(略歴)

1991年 徳島県国体局競技式典課 主査
1994年 徳島市加茂名中学校 教頭
1997年 <徳島市城東中学校 教頭/td>
1998年 徳島県立山川少年自然の家 事業係長
2000年 徳島市不動中学校 校長
2004年 徳島市城東中学校 校長
2006年 退職後、徳島県中学校長会事務長として6年間勤務
2013年 公益財団法人 徳島市学校給食会会長・事務局長として3年間勤務
2013年 徳島県表彰(国民文化祭功労表彰)受賞
2016年 NPO 子どもの明日を拓(ひら)く会とくしま 理事長

 

藍住町在住。1968年徳島大学学芸学部卒業。県内小・中学校、附属養護学校、徳島県国体局などに勤務。

専門教科は音楽、後に特別支援教育も。徳島県中学校音楽教育研究会副会長、徳島県特別支援教育研究会会長として、研究会の講師等を務める。その他、徳島市中学校長会会長、徳島県学校ボランティア活動研究協議会会長等を歴任。

徳島交響楽団においては、1970年よりその前身である徳島市民管弦楽団設立準備委員会委員長として参加し、1971年の創立に尽力。チェロ奏者、初代事務局長、副指揮者、指揮者として団の運営、発展に寄与。

2008年には、徳島交響楽団ジュニアオーケストラを創設し、団長・指揮者として後継者の指導・育成に取り組んでいる。

また、1992年に家族によるKOMA Ensemble(コマ・アンサンブル)を結成し、様々なイベントでのコンサートや、保育所・幼稚園・小・中学校で子どもたちのためのコンサートを開催する等、幅広く積極的に演奏活動を行っている。

 

青藍会

齋藤 義郎氏

齋藤 義郎 さいとう よしろう


 

昭和45年3月 徳島大学医学部医学科卒業(16期生)

医療法人斎藤整形外科 理事長

社団法人徳島県医師会 会長

 

(職歴)

昭和45年日本赤十字小松島病院整形外科を皮切りに、高松市民病院、徳島県立中央病院、徳島大学医学部整形外科教室、徳島市民病院、香川県立津田病院勤務後、昭和55年鳴門市にて斎藤整形外科開設、平成7年医療法人斎藤整形外科理事長として現在に至る。

 

(役職)

昭和60年鳴門市医師会理事、平成4年同常任理事、平成14年同医師会長

平成18年徳島県医師会常任理事、平成28年より徳島県医師会会長

平成24年より日本医師会代議員

平成16年全国有床診療所連絡協議会理事、平成18年常任理事、平成26年より副会長

平成18年~28年3月徳島県臨床整形外科医会会長

平成8年~28年3月鳴門簡易裁判所調停委員

日本整形外科学会代議員2期、日本臨床整形外科学会理事3期務める。

現在、日本運動器学会評議員、中国四国整形外科学会代議員等。

 

昭和55年4月に鳴門市で整形外科有床診療所(19床)を開設し、夢中で救急医療を中心に頑張っていた時、先輩より若手代表してと鳴門市医師会理事に強引に推挙され、弱冠40歳で医師会活動に足を踏み入れてしまいました。翌年には仙谷由人君の衆議院議員選挙立候補に際し、城南高校同級生として応援、いつの間にか後援会長に祭り上げられていました。彼の大臣・官房長官時代には日本医師会と民主党政権の橋渡しとして、診療報酬改定等において、お役に立てたものと思っています。

開業医として、整形外科診療に手を抜いたつもりはありませんが、本業一本に精を出していれば、今とはもう少し違った医療形態になっていたのではと思わないことはありませんが、楽しい波乱万丈のひと時でした。

今、国民皆保険制度が発足して以来、日本の医療は最大の危機に瀕していると思います。少子・高齢化社会、人口減少問題を認識したうえで、医師会は「国民皆保険制度」を守り、国民が健康で安心して暮らせる医療行為を通した「街づくり」とそれを支える「人づくり」のお手伝いをすることが重要と思っています。

青藍会の先生方もぜひ医師会に入会していただき、共に地域医療を守り、育てて行きましょう。若い先生方にもご理解・ご協力いただけるような魅力ある徳島県医師会になるよう努力してまいりますのでよろしくお願いします。

 

 

栄友会

梅村(鬼塚) 朱美氏

梅村(鬼塚) 朱美 うめむら(おにつか) あけみ


 

医学部栄養学科 平成18年3月卒業

徳島大学大学院博士前期課程 平成20年3月修了

宮崎大学医学部附属病院栄養管理部 管理栄養士

 

(略歴)

平成18年 徳島大学医学部栄養学科卒業
平成20年 徳島大学大学院栄養生命科学教育部博士前期課程修了
平成20~22年 株式会社HALD 管理栄養士
平成22~24年 青年海外協力隊平成22年度2次隊栄養士隊員(ボツワナ共和国)
平成24年~ 宮崎大学医学部附属病院栄養管理部

 

梅村(鬼塚)朱美氏は、平成18年に徳島大学医学部栄養学科を卒業された後(39期生)、平成20年に同大学大学院栄養生命科学教育部博士前期課程を修了されました。学部・大学院時代には、分子栄養学を専攻され、高カルシウム尿を伴う遺伝性低リン血症性くる病(HHRH)のモデルマウスの解析を精力的に行なわれました。その成果は米国腎臓学会誌等の学術誌に採択され、高く評価され医科栄養学科の研究発展へ結びついています。卒業後、食生活や生活様式が日本とは違う地域で生活することに魅力を感じて、青年海外協力隊(JICA)に応募したとのことです。派遣先のボツワナで平成22年から2年間、病院栄養士として病院給食の衛生管理への助言や、特別食など栄養に関する提案、入院・外来患者及び地域住民への栄養の指導など、現地ならではの活動をされたそうです。限られた食材や日本とは異なる環境に戸惑いながらも、ボツワナの人々の温かさや力強さに触れることができたそうです。現在は、宮崎大学医学部附属病院栄養管理部の管理栄養士として勤務されています。

平成28年度栄友会総会(於徳島大学)ではそのような経験についてご講演いただきました。講演会は大変盛況で、将来海外で活躍したいと願う医科栄養学科在校生および大学院生に大きな刺激を与えてくださいました。青年海外協力隊として大切にしてきた「現地の人々とともに」という姿勢を現場でも活かし、「患者さんに寄り添った」医療の提供ができるよう、日々の栄養教育・栄養管理業務にご尽力されています。

 

 

睦眉会

稲井 芳枝氏

稲井 芳枝氏 いない よしえ


 

徳島大学医学部附属看護学校 昭和52年卒業

元徳島県保健福祉部健康増進課長

公益社団法人徳島県看護協会常任理事

 

昭和52年に徳島大学附属看護学校卒業、昭和53年に京都府立保健婦専門学校卒業後、徳島県に入庁し、38年間保健師として勤務されました。

勤務先としては、保健所が主な職場でしたが、それ以外にも児童相談所・女性支援センターでも勤務し、県庁では医療政策課看護担当、感染症疾病対策室、健康増進課と「保健師のパイオニア」として、様々な勤務場所で保健師の専門性を活かして幅広く活動されました。今では保健所以外の多くの職場で保健師が勤務されています。

退職後は、公益社団法人徳島県看護協会の常任理事として、教育と研鑽に根ざした専門性に基づき看護の質の向上を図る等、看護職能集団として力を発揮するとともに、県民に信頼され親しまれる看護協会を目指して活躍されています。

最近では退職後にも引き続き活躍される保健師は「プラチナ保健師」と呼ばれていますが、今後も、「プラチナ保健師」として社会貢献したいと精力的に取り組まれています。

 

 

蔵歯会

石川 真琴氏

石川 真琴 いしかわ まこと


 

地方独立行政法人徳島県鳴門病院 看護局 歯科衛生士

 

(略歴)

平成23年3月 徳島大学歯学部口腔保健学科 卒業
平成25年3月 徳島大学大学院口腔科学教育部口腔保健学専攻 (修士課程) 修了
平成25年4月 現職

 

石川真琴氏は徳島大学歯学部口腔保健学科の第1期生であり、卒業後は大学院に進学後、糖尿病と歯周病の関連について様々な視点から研究し、修士の学位を取得されました。

修了後は、徳島県鳴門病院で初めてとなる歯科衛生士として就職され、歯科の無い急性期病院にて日々奮闘しています。院内では医師、看護師はじめコメディカルと連携し、口腔ケアの重要性を広めながら、スタッフの意識改革とスキルアップを目指し、近隣の歯科医院とも連携して地域医療に貢献しているとのことです。

 

 

薬友会

山下 親正氏

山下 親正 やました ちかまさ


 

1991年3月 徳島大学大学院薬学研究科(薬剤学)博士課程修了

東京理科大学薬学部製剤学教室 教授

 

1982年3月 長崎大学薬学部製薬化学科(薬物学) 卒業
1984年3月 九州大学大学院薬学研究科(薬剤学)修士課程修了
1984年4月 大塚製薬㈱製剤研究所入社
1991年3月 徳島大学大学院薬学研究科(薬剤学)博士課程修了
2002年4月 大塚製薬㈱ODPI事業部研究開発部 部長
2011年4月 東京理科大学薬学部製剤学教室 教授
2011年5月 <日本薬剤学会旭化成創剤開発技術賞 受賞/td>
2013年5月 日本薬剤学会製剤の達人 授与

 

山下親正氏は長崎大学薬学部を卒業し、九州大学大学院で修士課程を修了後、大塚製薬に入社されて心不全治療薬のアーキンZ錠と中枢性鎮痛薬のレペタン坐剤の製剤設計に取り組まれ、両薬剤の上市に尽力されました。昭和62年にはリポソームの研究のため徳島大学薬学部薬剤学教室の際田弘志助教授(現在、徳島大学名誉教授)の下で研究生、そして翌年から大学院生(博士)として、昼間は徳島大学医学部でリポソームを用いた癌免疫研究、夜は薬学部でリポソームの動態研究を精力的に行われ、その時の研究を通じ、研究の出口として患者さん本位の本当に医療貢献できる研究の重要性を認識されたそうです。平成3年に学位を取得し大塚製薬に戻られ、患者さんに優しい剤形を提供したいという強い使命感と、新規かつ汎用性の高い剤形を積極的に開発し提案することにより剤形の選択肢を広げ、少しでも患者さんのQOL向上に貢献したいという強い思いから新しい経肺システムの開発に着手されました。試行錯誤の結果、疎水性アミノ酸を担体に用いたスプレードライ技術を開発すると共に、空気衝撃による凍結乾燥ケーキからの吸入製剤に適した微粒子を生成するシステム(Otsuka Dry Powder Inhalation(ODPI) System)の開発に成功されました。平成23年からは東京理科大学薬学部製剤学教室教授として、難治性肺疾患の根治療法の確立を目指した肺胞修復薬の創出と臨床応用可能な粉末吸入剤化の研究、および神経軸索輸送と細胞内動態の制御に着目したペプチドの非侵襲的中枢デリバリー技術の構築に関する研究を展開されておられます。

常に患者さんの視点で薬剤を考えることでいくつものブレークスルーを実現されてきた山下親正氏の益々のご活躍を心からお祈りいたします。

 

 

工業会

太田 雅也氏

太田 雅也 おおた まさや


 

工学部生物工学科 平成4年卒業

バイオトロニックジャパン株式会社 臨床開発部 部長

 

(略歴)

1992年4月 テルモ株式会社 技術開発本部 開発研究所医薬品部門2部 研究員
1995年4月 カテーテルTBU 本部マーケティング担当(2000年から主任)
2002年7月 本社 カテーテルカンパニー 本部マーケティング
2003年4月 本社 カテーテルカンパニー 首都圏 チーフセールス
2007年4月 <心臓血管グループ カテーテルカンパニー ニューロ事業部責任者/td>
2008年9月 本社 臨床開発部 臨床開発課 治験PJリーダー
2012年5月 本社 臨床開発部 データサイエンスグループ グループリーダー
2014年4月 本社 臨床開発部 グローバルHQデータサイエンスグループリーダー 兼 コスト最適化責任者
2016年8月 バイオトロニックジャパン株式会社 臨床開発部 部長

 

太田雅也氏は工学部生物工学科の第一期生として平成4年3月にご卒業後、テルモ株式会社に入社され、研究員として血管修復薬の開発に従事し、2件の発明特許を取得されました。1995年4月からはマーケティング担当として、米国ベンチャー企業との提携により婦人科医療機器の日本市場導入に従事され、その後、事業責任者として、ファイバー内視鏡の開発(オリンパス社等との共同開発)、および、灌流ポンプの開発において品質保証システムの構築から販売戦略の立案に至るまで、中心的役割を果たされました。2003年4月からはチーフMRとしてコロナリーステント、血管内超音波(IVUS)、橈骨動脈アプローチ手術(TRI)等を中心に、低侵襲治療を軸とした医師教育プログラムを企画・実施されております。米国マイクロベンション社を買収後に、2007年から脳血管内治療の国内事業責任者として医師教育プログラムの立案・実施やキーオピニオンリーダーの医師らとの手術シミュレーターの共同開発等を手掛けられました。2008年9月からは治験PJリーダーとして薬剤溶出ステント治験のチーム運営を担われました。その後、データマネジメントと統計解析の組織統合を目的にデータサイエンスグループを発足、グループ運営に携わり、国際共同治験においても主導的役割を果たされました。最近では日本初の再生医療製品ハートシート(心筋再生)等の治験から承認取得までを担当され、承認後は当局や再生医療学会等とも連携し、データベースを開発構築されております。

この間、テルモ研究センター提案コンテスト第1位(1993年)、75周年記念業績優秀賞受賞(1996年)、最優秀拠点表彰2年連続(2004年、2005年)、営業政策ランキング、ステント販売ランキングで多数入賞(2005年、2006年)、グローバルアワード社長賞受賞(2012年〜2015年)等、数々の業績を上げられ、計画達成に大きく貢献されました。これらの業績は社内外から注目、評価されております。本年8月からは、バイオトロニックジャパン株式会社の臨床開発部部長職に就かれており、さらなる日本の医療の発展に取り組まれております。

一方、本学においても、2008年以降、非常勤講師として工学部生物工学科2・3年生を対象とした生体組織工学、医用工学をご担当いただき、本学学部教育においても多大なご貢献をされておられます。

徳島大学同窓会連合会ニュースレター第17号

発行日: 平成28年11月15日

編集: 徳島大学同窓会連合会事務局

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