ニュースレター(第15号 平成27年度下半期版)

ニュースレター(第15号 平成27年度下半期版)(664KB)

平成27年下半期の本学の現況について

 

香川学長

徳島大学長 香川 征

 

平成22年度から始まった国立大学法人化2期目は、平成25年度から平成27年度までが「大学改革加速期間」とされましたが、今年度で終了です。相変わらずの運営費交付金の削減で、国立大学法人の削減率は法人化後約11.8%で金額にして約1,500億円の削減です。本学も約40億円の削減です。この削減は第3期も続きます。

第3期中期目標期間における国立大学法人運営費交付金の在り方について文部科学省から発表された中間まとめでは、各国立大学の機能強化の方向性に応じ、改革に積極的に取り組む国立大学に対して、運営費交付金を重点配分する仕組みの導入が新たに挙げられています。幸いなことに、本年8月末に新学部「生物資源産業学部」が大学設置・学校法人審議会で認められました。また、工学部の「理工学部」への改組、総合科学部の社会科学系に特化する改組も認められ、平成28年度からスタートします。

一方、各国立大学は新設された3つの重点支援、すなわち(1)主として、地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界・全国的な教育研究を推進する取組を中核とする国立大学を支援 (2)主として、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で地域というより世界・全国的な教育研究を推進する取組を中核とする国立大学を支援 (3)主として、卓越した成果を創出している海外大学と伍して、全学的に卓越した教育研究、社会実装を推進する取組を中核とする国立大学を支援 の枠組みから1つ選択し、取組構想を提案します。原則、年度ごとに取組構想の進捗状況や評価指標等から評価を実施し、次年度の運営費交付金予算配分における重点支援部分に、評価結果を反映させる仕組みです。本学は、(1)を選択しました。ちなみに(1)を選択した大学は55大学、(2)を選択した大学は15大学、(3)を選択した大学は16大学となっています。

国立大学には、強み・特色を最大限に伸ばし、自ら改善・発展していくための更なる改革が求められています。

同窓会の皆様には、今後ともご提言、ご指導、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。


同窓会の活動状況(ニュースレター)

 

渭水会(総合科学部同窓会)

石井 博氏

会長 石井 博

渭水会第29回総会を5月30日(土)に午後2時より、総合科学部第1号館第一会議室にて開催いたしました。

平成26年度事業・決算報告や平成27年度事業・予算(案)、会則の一部改訂等の議事の審議が進められ、議案は原案通り承認されました。

今回は、渭水会が実施する助成事業につきまして、ご紹介させていただきます。この事業の目的は、渭水会正会員を主とする研究会・講習会・その他有意義な催し物について経費の一部を補助することとし、この事業の参加人数は10名以上であり、参加の人数に対する助成限度は50名を上限としています。助成金額は、1 事業につき基礎額を20,000円とし、参加1人につき1,000円を加算する。ただし、人数割は50,000円を限度としています。

具体的に実施事業についてですが、まず、7月には、教育課題研究会がふれあい健康館で、文部科学省の講師による防災教育の講演会に参加しました。その後、講演内容や現在の教育課題について議論・情報交換することで、教師としての資質向上を図りました。

8月には、高等学校・特別支援学校総会・講演会を行いました。徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部の久田旭彦先生をお招きして、講演会を実施。その後、講師の先生も交えて情報交換を行いました。

12月には、徳島市退職校長会が講演会を予定しております。この会は、会員の研修と相互の親睦を図り、併せて教育振興に寄与することを目的として活動しています。今回は、会員の研修と親睦を図るために講演会(映画会)を開催し、「働くことの意味とは、みんなが願う社会とは・・」について、映像を通して研修を計画しております。

渭水会では、今後も各種の研修会の助成を行い、会員相互の資質向上に努めて参ります。

 


青藍会(医学部医学科同窓会)

露口 勝氏

会長 露口 勝

今年は9月に入って集中豪雨による鬼怒川堤防の決壊、阿蘇山の噴火など予期しない天変地異が続き、日本列島は自然災害の脅威に晒されました。また、猛暑から残暑の時期を経ることなく、一足飛びに秋になってしまったようです。一方、蔵本キャンパスでは徳島大学病院の新外来診療棟が完成し、9月24日から新しい外来棟で診療が始まっています。医学生のスポーツ大会では、徳島大学医学部のサッカー部と柔道部が西日本医科学生体育大会および東日本代表との王座決定戦を制し、2年連続で両部とも日本一となりました。胸のすくような快挙であり、同窓会にとっても誠に喜ばしい限りです。以下、この半年間の主な青藍会活動を報告いたします。

6月に青藍会会報第85号が発行され、香川学長から徳島大学の現況が報告されました。生物資源産業学部の新設、工学部の理工学部への改組、総合科学部の社会科学系学部への改組など、グローバル化に向けて大学改革が進められ、真の国際人や地域の求めるイノベーション人材を育成する基盤が整備されています。医学部においても「HBS研究部」から「医歯薬研究部」への名称の変更とともに部門配置も医学科部門、口腔科学部門、薬科学部門、栄養科学部門、保健科学部門、産官学連携部門に変更され、外部からみて分かりやすい部門構成となりました(苛原医学部長)。徳島大学病院では「クリニカルアナトミー教育研究センター」が設置され、総合研究棟1階で未固定遺体を用いたサージカルトレーニングや医学研究が始まっています(金山教授)。また、徳島大学キャリア形成支援センターでも超音波講習会や中心静脈カテーテル挿入講習会を開催し、医学生や研修医のスキルアップ、高度な医療人の育成にスタートを切りました(赤池教授)。これらの施設の運営には研究用資材やトレーニング用ファントム等が必要であり、その購入に青藍会は支援活動を行っています。

7月20日(海の日)青藍会館にて青藍会総会、評議員会、支部長会が合同で開催されました。総会は桜井副会長の開会宣言で始まり、会長挨拶の後、勢井医学部長補佐から母校の現状および将来計画の説明があり、その後一連の議事の審議に入りました。青藍会の正会員5289名、青藍会出身教授88名を数えます。26年度の事業報告、収支決算が承認され、27年度の事業計画、収支予算、青藍会会則の一部変更も承認されました。引き続いて支部報告に移り、東京(上田先生)、近畿(中川先生)、兵庫(楢林先生)、愛媛(久野先生)および岡山支部(岡崎先生)から支部活動報告が行われました。今回は初の試みとして、午前の議事終了後に青藍会館2階のエルボで昼食会を兼ねて懇親会を開きました。ゆったりとした昼の時間に会員相互の親睦が図られ、参加者に大変好評でありました。暑い夏の日の総会なので、このような形で次年度以降も総会の運営を行う予定です。

青藍会MD-PhD賞は藤本将太君(消化器内科学分野)に、青藍会賞は多田恵曜先生(脳神経外科学分野、助教)に授与され、引き続き青藍会賞受賞講演「急性期脳血管障害における3テスラMRIの有用性について」が行われました。続いて教授就任講演として自治医科大学心臓血管外科、川人宏次教授より「重症心不全に対する外科治療」、香川大学医学部分子微生物学分野、桑原知巳教授より「腸内フローラの破綻と疾病」、徳島大学医歯薬学研究部皮膚科学分野、久保宜明教授より「皮膚癌の病態と治療法の進歩」と、それぞれの専門分野に関する最新の知見が報告され、知的好奇心をそそられる青藍会総会となりました。

10月29日(木)18時30分より蔵本キャンパスの長井記念ホールにて平成27年度(第32回)青藍会講演会が医学科との共催で行われます。講師は京都大学霊長類研究所の松沢哲郎教授で、演題は「想像するちから」です。チンパンジーの研究で有名な先生で、「チンパンジーが教えてくれた人間の心」(岩波書店)など著書も多数出版されており、アイ・プロジェクトと呼ばれるチンパンジーの認知実験研究やギニア・ボッソウの野外調査研究等多数の研究結果から、人間の心の進化をテーマにした興味深い講演を拝聴できるものと期待しています。医学生、医学研究者のみならず、徳島大学関係者や一般の方々も含めた多数の皆様のご来場をお持ちしています。

 


栄友会

津田 とみ氏

会長 津田 とみ

6月に定期総会を開きました。東日本支部、関西支部、九州・山口県支部、香川県支部からそれぞれ役員の方々の出席もいただき、総会の後には恒例の行事となりました卒業生による学術講演会を持ちました、 今年の講師は、織田島(北村)知世さん(栄養学科42期生)、大学院修了後就職した日本ハム株式会社中央研究所(茨城)で、健康増進と食べる喜びをコンセプトとした企画に関わり活躍されている様子や研究テーマなどを語っていただきました。私たちの同窓会は入学と同時に新入生から同窓会会員に入会となっていますので、総会やその他の行事に在学生が入ります。この同窓会総会時の講演会は、卒業生同士の近況や活躍の様子を知る機会となるとともに、在校生にとって間近に卒業生の話を聴くことができる貴重な機会を提供することができています。教員の皆様も教え子の活躍を知ることが出来る機会になっているようです。

さてニュースレターでこの半年間の活動状況を紹介させていただく原稿を書き始めましたところ、次のような平成27年度栄養関係厚生労働大臣表彰者の報告がありましたので、表彰された同窓生をご紹介したいと思います。

11期生中川利津代氏(徳島県職員)は厚生労働大臣表彰(栄養指導業務功労者)、10期生小松龍史氏(日本栄養士会会長・同志社女子大教授)は厚生労働大臣表彰(栄養改善事業功労者)、14期生矢埜みどり氏(兵庫大学健康学部教授)は厚生労働大臣表彰(栄養士養成功労者)、院14期生今井克己氏(中村学園大学栄養学部教授)は厚生労働大臣表彰(栄養士養成功労者)を受けました。

各方面から多くの活躍のニュースが届くのはたいへん嬉しく思います。北は北海道から南は沖縄県まで卒業生がいます。大学の教員や企業の研究職についている方々は、徳島での同窓会総会で会うよりも、関連の学会の会場や厚生労働省関連の会議などで姿を見かけ声を掛け合ったり、活躍ぶりを垣間見る機会の方が多いように思われます。

先月福岡でありました第62回日本栄養改善学会では、5期生の中村丁次氏(神奈川県立保健福祉大学学長)が学会功労賞を受けました。中村先生はニュースレターには何度も登場した常連です。功労賞と言えば、人生を重ねてきた人のイメージですが、栄友会会員にもその世代が現れてきたことを改めて認識しました。50年余り経過した一クラス50人、大学院からの会員も合わせましても、現在総人数約2,800名のこじんまりした栄友会ではありますが、中村先生に続けと言わんばかりに皆それぞれ活躍しています。

歴史の古い同窓会さんに比べるとまだ若輩ものですが、先輩同窓会さんに負けない元気さとユニークさを誇りにしています。学科創設50周年も無事祝賀することが出来ましてそろそろ会長交代かと考えていたのですがまだ会長にとどまっています。

今後とも医学部医科栄養学科と栄友会にご指導ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 


睦眉会(医学部保健学科同窓会)

河田 明男

会長 河田 明男

医学部保健学科同窓会「睦眉会」は平成27年4月現在6477名の会員を擁する医療技術者(看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、助産師)で構成する同窓会であります。平成8年に発足し19年を迎えます。組織は名誉会長(保健学科長)の他、会長1、副会長4、理事21、監事2の陣容で運営されております。

活動としては総会(年1回)、会誌発行(年1回)、役員会(年数回)、名簿発刊(5年毎)、入学・卒業式参列、医学部各賞授与式参列、新入生歓迎昼食会開催、同窓会連合会出席、等々を挙げることが出来ます。会の責務は卒業生と在学生を繋ぐ役割、会員相互の親睦の増進等が挙げられます。各位におかれましては当会の活動趣旨をご理解いただき各種行事への尚一層の御協力を賜りたく存じます。

現代において職業の発展には「教育」が不可欠です。医学の世界では、確立された教育こそが安心・安全を担保し、医療業務を推進する原動力と成り得ます。大学内での教育、卒後教育、一般社会人を対象とする教育の更なる展開が求められていますことは、現在広く周知の事実であります。現代日本では、高度な倫理観に裏付けされた優秀な医療技術者の活躍を期待しています。この期待に応えるには「大学院・博士課程」の教育は時宜を得たものであります。

他方身近な事象としては、競争と淘汰の時代に突入した事が挙げられます。平成24年3月末、徳島文理大学が四年制看護師を輩出、25年3月末、四国大学が四年制看護師を輩出、更に28年3月末には徳島文理大学が四年制診療放射線技師を輩出します。徳島県における看護師、診療放射線技師の分野は競争の時代に移りました。しかし徳島大学の強みは「医学部・医学科」の存在にあります。基礎と臨床のプロ、エキスパートによる実践教育の推進においては他の追随を許さないと自負する処です。各分野に学ぶ学生諸君は自信を持って勉学に実習に励んでいただきたいと存じます。

国立大学法人・徳島大学は来春、学部の新設と改組が決定しております。変化する社会状況に鑑みて今回の「大学改革」は必須のアクションであると言えます。保健学科の運営も種々検討が加えられる事は容易に想像されます。睦眉会としても協力を惜しむ事無く、今後の情報収集等に努力していきたいと考えています。

 


蔵歯会

薦田 淳司氏

会長 薦田 淳司

平成27年3月に、本学歯学部歯学科を33期生43名、歯学部口腔保健学科を5期生15名が卒業し、この蔵歯会に入会いたしました。卒業生の合計は1880名になりました。なかでも、学内に7名、学外では岡山大学に2名、高知大学、鶴見大学、大阪大学、昭和大学、獨協大学、北里大学にそれぞれ1名の計15名が教授として活躍しています。また各地の大学で准教授、講師等として、行政職等で多くの同窓生が活躍しています。また、卒業生の4割を越える人が開業医として地域に貢献しています。

蔵歯会は平成2年に創立され、本部では、庶務・渉外、広報、福利厚生、学術、会計の担当部署があり、定期評議員会、総会、支部長会議を4月に開催し、毎年会報誌を発行し、2年に1回会員名簿を作成しています。会員の慶弔時には電報・花輪等を送り、災害時には見舞金を支給しています。また、ホームページhttp://www.tokudai-d.netを開設しています。本部以外に関東、静岡、東海、北陸、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、愛媛、高知、徳島の14支部と大学支部があります。

また、歯学部と共同で毎年12月に進学・就職ガイダンスを開催し、卒後10年ほど経て活躍されている卒業生と卒後間もない臨床研修中の卒業生による講演会を開き、歯学部生が進路を決めていくうえで必要な情報を提供しています。また、4月の総会の後には、歯学科6年次と口腔保健学科4年次の学生を招いて支部説明会と懇親会を開催し、支部における歯科の状況を説明したり、進路相談を受けたりしています。

母校徳島大学に設立された同窓会連合会の一員として、毎年徳島で開催されるびざん会、2年毎に交互に開催される関東びざん会と近畿びざん会において他学部の卒業生と交流を持つなど、他学部の同窓会とともに徳島大学の発展に寄与していきます。

 


薬友会(薬学部同窓会)

山下 修司氏

会長 山下 修司

薬友会は薬学部卒業生、在学生および教職員等により構成されています。

本年度の事業として2015年度版「薬友会員名簿」の刊行が11月に予定されています。会員名簿は3年毎に刊行されており、名簿には徳島高等工業学校応用化学科時代の旧第1回卒業生から2015年春の薬学部卒業生および大学院薬学研究科・大学院薬科学教育部修了生の情報がまとめられております。また歴代の教職員の方々の情報も記載されております。

薬学部の前身の創立時から昭和24年までは1学科1教室のようでありましたが、幾多の変遷を経て現在は2学科、20講座、2協力講座となっております。前回刊行の2012年度版からこれらの講座名の変遷図が掲載されております。今回の薬友会名簿では講座の変遷図に加えて、昭和26年に薬学部として独立してからの教員の変遷も新たに年表にまとめ掲載予定です。卒業生および修了生にとりましては自分の出身講座が現在の講座にどのようにつながっているか理解しやすくなると予想されます。薬友会名簿は会員相互また会員と薬学部をつなぐ基本情報であり、同窓会活動や全国にある8支部の活動の大きな支えになっております。なお名簿は個人情報を扱っておりますので、会員名簿の取り扱いにつきましては十分なご配慮をしながら、今後も出来るだけ充実したものにしてゆきたいと考えております。今回の薬友会名簿の刊行にあたりまして多大なご苦労をおかけしました薬友会事務局の先生方ならびにご協力頂きました薬学部事務室の方々に深く感謝申し上げますとともに、名簿調査に多大なるご理解とご協力を賜りました薬友会会員の皆様方に心から厚く御礼申し上げます。

10月に開催予定の徳島大学同窓会連合会交流会「びざん会」と11月に開催予定の「近畿びざん会」には薬学部の先生方と共に薬友会からも出席し、全学の同窓会の皆様との交流を深めたいと思います。

最近の薬学部の研究活動が高く評価されていると聞いておりますが、一例として前回刊行からの3年間に、在学生66人が国内外の学会等で表彰を受けております。薬友会は薬学部の研究活動が益々盛んになる事を期待しております。

薬友会は今後も薬学部の発展と卒業生の活躍を支援していきたいと考えております。

 


工業会(工学部同窓会)

林 正氏

理事長 林 正

工業会は、工学部同窓会として長い歴史を持ち、本年4月の入学式で学部・大学院の新入生1,008名を迎え、会員数は平成27年8月現在26,638名となっています。

平成27年度上半期の工業会活動状況ですが、4月19日には山口支部総会、4月22日には香川支部総会がそれぞれ開催されました。5月9日(土)には、支部長会議後、平成27年度工業会総会が開催(出席者105名)され、平成27年度事業計画が審議、承認されました。総会に引き続き、財務省四国財務局徳島財務事務所長 吉川聡様による「日本経済の現状と課題」-経済再生に向けての視点から-と題する講演が行われ、マクロ経済の視点から、日本の経済動向の現況、並びに世界経済の動きの中での日本経済の見通しについて、また、急速に進展する少子高齢化問題、労働力人口の確保に向けて等のお話をいただきました。翌日の5月10日には第9回ホームカミングデイが開催(出席者44名)されました。その後、6月6日に近畿支部連合会会議、6月13日に高知支部総会、7月5日に東海支部総会、7月26日に関東支部総会、8月7日に大阪支部総会がそれぞれ開催され各支部会員の親睦が図られました。関東支部総会ではノーベル物理学賞を受賞された中村先生による演題「高輝度青色発光ダイオードの開発と今後、ノーベル賞受賞までの軌跡」の記念講演が開催され、他学部同窓会会員(関東びざん会会員)の方々も含め多数の方々が参加されました。記念講演会開催の準備にあたられた関東支部役員の方々には深く御礼申し上げます。

下半期になり、10月3日に兵庫支部総会が開催され、10月17日に京滋支部総会および愛媛西支部総会、24日に九州支部総会および広島支部総会、25日に奈良支部総会、31日近畿支部連合会会議、11月8日に和歌山支部総会、28日に愛媛東支部総会がそれぞれ開催予定です。また、11月15日には徳島大学近畿地区同窓会連合会(近畿びざん会)が開催されます。

9月1日には、第61号工業会会報(30,700部)を発行致しました。本会報では、巻頭に中村修二先生のノーベル物理学賞受賞特集ページが組まれています。また、表紙には6月12日に完成式典を行ったフロンティア研究センター棟の外観写真が掲載されています。

平成28年4月には理工学部及び生物資源産業学部が設置されます。それに伴う工業会会則の修正等について現在検討を進めているところです。

12月に学内理事会、平成28年3月に学内理事会を開催予定です。

平成28年度の工業会総会は平成28年5月14日(土)15:00~開催です。

お誘い合せの上、多数の方のご出席をお待ちしています。

徳島大学同窓会連合会の皆様には、今後ともご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

 


六一会(大学開放実践センター同窓会)

佐々木 隆氏

会長 佐々木 隆

平素は六一会の運営にご支援をいただき感謝いたします。

大学開放実践センター同窓会組織「六一会」は昭和61年大学開放実践センター創立と同時に設立されました。生涯教育の推進に貢献する、地域社会に貢献することを目的に活動をしています。

今年度も全力投入で多くの課題と取り組み会員の拡大をはじめ多くの成果を生んでいます。

講演会は5月、願成寺住職 大西智城先生の徳島の文化と我が人生、7月、徳島市身体障害者連合会理事長の林徳太郎先生より「障害者の現状と課題」について講演していただきました。

各同好会は活発でそれぞれ成果を生んでおり新会員加入の原動力となっています。

それぞれターゲット(目標)およびロードマップ(行き方)は各同好会の醍醐味であります。

美術館倶楽部が9月、京都市美術館で開催されましたルーブル美術館展を堪能しました。

朗読倶楽部はしばみは県内主要朗読団体が参加する平和・未来へのメッセージに今年も参加しました。

ハイキング倶楽部は県民に人気の剣山、津の峰山、山犬嶽他のハイキングを満喫しました。

読書倶楽部、俳句倶楽部彩雲、パソコン倶楽部、英会話倶楽部も毎月の例会が楽しく運営されています。

今年度の大学祭は学生との連携を求めています。

私達、六一会の会員の多くは厳しい仕事を終えて人生の黄金期と言われている方が多くその期待に応えていくことが会運営の喜びでもあります。

特に昨今、地方創生が叫ばれています。

まもなく開催される六一会大学祭講演会には地方創生の課題に大きく貢献をされている大南神山NPOグリーンバレー理事長をお招きします。これからの人口減少社会ではアクテイヴシニアの活動が求められています。すでに取り組んでいる南佐古4番町にある蜂須賀家、万年山墓所での清掃活動に参加してまいります。

六一会は来年創立30周年を迎えます。これまでの活動を記念誌に反映することになりました。ご協力をお願いいたします。

六一会の活動はホームページに反映されていますので是非ご覧ください。

 


卒業生紹介(ニュースレター)

各界でご活躍される卒業生をご紹介します。

 

渭水会

浅野 司郎氏

浅野 司郎 あさの しろう

 

学芸学部 1956年卒業

認定NPO法人 鳴門「第九」を歌う会 副理事長・事務局長家

 

1981年 三好郡(現 三好市)西宇小学校教頭
1986年 徳島県教育委員会指導主事
1989年 徳島県教育委員会小中教育班長
1990年 鳴門市林崎小学校校長
1994年 退職後、鳴門市教育委員会社会教育課勤務
2003年 NPO法人 鳴門「第九」を歌う会発足。副理事長・事務局長に就任、現在に至る
2005年 鳴門市教育委員就任
2007年 鳴門市教育委員長就任(〜2008年)
2012年 瑞宝双光章授章

 

鳴門市在住。1956年徳島大学学芸学部卒業。県内小・中学校、徳島県教育委員会・鳴門市教育委員会などに勤務。

専門教科は音楽。徳島県小学校音楽教育研究会会長として、コンクールの審査員や講師などを務める。その他、全国小学校音楽教育研究会副会長、徳島県小学校管楽連盟会長、徳島県吹奏楽連盟理事長を歴任。

また、鳴門市で行われている第九演奏会に第10回公演(1991年)より連続出演。2003年、NPO法人 鳴門「第九」を歌う会副理事長・事務局長に就任し、会の運営・発展に尽力。特に、3回にわたる「第九」里帰り公演(2001年リューネブルク市、2003年ブラウンシュバイク市、2008年中国・青島市)では実行委員長として公演を成功に導いた。同会理事の妻・浅野里江氏(学芸学部卒業)とともに鳴門「第九」の大黒柱として信頼を集める。柔和な笑顔がトレードマーク。

 


青藍会

西田 玲子氏

西田 玲子(旧姓 石川) にしだ れいこ

 

プロフィール

1984年 徳島大学医学部医学科卒業
東京医科歯科大学産婦人科,都立病院等に勤務
1992年 夫の留学に伴い渡米
1995年9月 横浜市都筑区で,内科医の夫・西田晃と共に「にしだファミリークリニック」開院。産婦人科専門医。
診療と,三女の子育ての傍ら,声楽の勉強に励む。
第2回オペラ・アリアコンクール入賞。
2005年 横浜・青葉台フィリアホールにてデビューリサイタルを開催,好評を博す。
2008年7月 故郷徳島・大塚ヴェガホールにてリサイタル。
2010年 及川音楽事務所のオーディションに合格し,これまで10回以上のコンサートに出演。
2013年 オーディションに合格し藤原歌劇団準団員となる。
2013年,2015年 青藍会東京支部総会でミニコンサート。
オペラ「愛の妙薬」アディーナ役(主演),オペラ「蝶々夫人」主演。
歌う産婦人科医として,演奏付き思春期・更年期講演会,学会・医療関係のパーティー,地域の文化祭,老人介護施設,などで演奏。
お母さんコーラス「マンマ・ミワーズ」指導,指揮

 

西田先生は,現在,婦人科医として診療する傍ら,年間10回くらいの演奏会に出演され,休診日には,お母さんコーラスの指導にも携わっておられます。

今年は,オペラ「蝶々夫人」の主役を努められました。

また,難病で他界した詩人・鈴木信夫さんの詩に曲を付けて世に出す活動を始め,コンサートの模様がNHK「おはよう日本」の全国枠で放映されました。

徳島でも時々演奏されており,2014年秋にはお母様の油絵展と演奏会の同時開催をされました。

2016年3月には,徳島のレストランでのディナーコンサートを企画されているそうです。

 


栄友会

黒川 有美子氏

黒川 有美子 くろかわ ゆみこ

 

医学部栄養学科 昭和62年3月卒業

高松赤十字病院 栄養課栄養指導係長

専門分野:臨床栄養分野

(略歴)

昭和62年 医学部栄養学科卒業 高松赤十字病院 入社
平成元~2年 高松短期大学保育科小児栄養実習非常勤講師
平成2~12年 高松赤十字病院附属看護専門学校栄養学非常勤講師
平成10年 高松赤十字病院栄養課栄養係長
平成15~21年 香川県栄養士会病院栄養士協議会糖尿病指導者研究会代表
平成17年 香川県立保健医療短期大学臨床検査学科非常勤講師
高松赤十字病院栄養課栄養指導係長
平成21~23年 ノートルダム清心女子大学人間生活学部食品栄養学科特別講師
平成22年~ 徳島文理大学香川薬学部臨床栄養学特別講師
平成22~23年 (社)香川県栄養士会病院栄養士協議会会長
平成24~25年 (公社)香川県栄養士会医療部部長 (名称改正)
平成26年~ (公社)日本栄養士会医療事業部企画運営委員

 

黒川有美子氏は、昭和62年に徳島大学医学部栄養学科を卒業された後(20期生)、高松赤十字病院に入社し現在まで『食は生命を律す』を具現化すべく管理栄養士として患者のQOL(生活の質)に配慮した食事の提供に取り組まれています。家庭の雰囲気の食事にすべく強化磁器食器を導入するため厨房設計から取り組み、その成果により厚生大臣表彰を受賞されました。また、普通の食品と見た目は同じでも舌で簡単に押しつぶせるほど柔らかい酵素含浸法食品をいち早く病院食に導入し、咀嚼力が低下した患者に対して“食のバリアフリー”を実現されています。平成26年にはそのようなご活躍の模様が世界約130か国1億5千万世帯で放映されるNHKワールドTV『Science View』で紹介されました。PENSA(アジア静脈経腸栄養学会)でも人としての尊厳と「和食」という文化を重んじる栄養治療としてご発表されています。栄友会活動では香川支部の活発な活動の原動力となっておられ、現在は日本栄養士会医療事業部役員としてもご活躍されています。数多くのご講演はいつも盛況で、患者会、研修会だけでなく、管理栄養士をめざす学部生や大学院生の憧れの存在として熱いメッセージを贈り続けておられます。

 


睦眉会

高橋 宗孝氏

高橋 宗孝 たかはし むねたか

 

徳島大学医学部附属臨床検査技師学校 昭和56年卒業

三豊総合病院中央検査科技師長

一般社団法人香川県臨床検査技師会会長

 

昭和56年徳島大学医学部附属臨床検査技師学校を卒業後、三豊総合病院(香川県)に入職。生化学検査、免疫血清検査に従事し、平成2年、四国初のOCR受付システム導入に力を注がれました。また、平成12年頃より輸血業務も兼務され、認定輸血検査技師として輸血業務の一元化に取り組まれました。平成21年、中央検査科技師長に就任後は新棟整備事業に伴う中央検査科の移転や効率的な機器導入を行い、現在も精力的にご活躍されています。

職域団体としては香川県臨床検査技師会に所属し、昭和61年より平成26年まで精度管理委員、平成16年から平成24年まで免疫血清研究班班長、平成20年より理事、平成24年に常務理事(事務局長)、平成26年より代表理事(会長)として「検査と健康展」「検体採取に関わる厚生労働省指定講習会」の開催等にご尽力されています。

 


蔵歯会

土井 登紀子氏

土井 登紀子 どい ときこ

 

徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔保健衛生学分野 助教

 

(略歴)

平成24年 3月 徳島大学歯学部口腔保健学科 卒業
平成26年 3月 徳島大学口腔科学教育部口腔保健学専攻博士前期課程 修了
平成26年 4月 株式会社モリタ 入社
平成26年 9月 現職

 

土井登紀子氏は歯学部口腔保健学科の第2期卒であり、卒業後は大学院に進学し、歯科衛生士としての臨床経験を積みながら学校歯科保健を中心としたフィールドワーク研究にて修士の学位を取得されました。修了後は歯科総合商社である株式会社モリタに就職しましたが、かねてからの夢を実現するべく退社し、母校の教員として採用されてご活躍されています。現在は、学科生に対する講義や実習のほか、歯科衛生士としての臨床業務、小学校や高校での食育に関する授業の実施およびICT(Information and communication technology)システムを活用した学校歯科保健活動などに取り組んでいます。

また、平成27年に設置された口腔保健学専攻(博士後期課程)の第1期生(社会人大学院生)として勉学にも励んでおり、試行錯誤しながら忙しい日々を送っているとのことです。

 


薬友会

森 義仁氏

森 義仁 もり よしひと

 

昭和58年 薬学部製薬化学科卒業
昭和60年 徳島大学大学院薬学研究科修士課程修了(指導教員:寺田弘助教授)
昭和63年 北海道大学大学院薬学研究科博士課程後期修了
富山医科薬科大学附属病院薬剤師
平成1年 分子科学研究所技官
平成3年 分子科学研究所助手
平成7年 名古屋工業大学工学部助手
平成10年 お茶の水女子大学理学部助教授
平成17年 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授
平成26年 お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授
お茶の水女子大学附属いずみナーサリー施設長(附属保育園長)
平成27年 現在、お茶の水女子大学基幹研究院教授(学部理学部担当(分析化学)、大学院理学専攻担当(非平衡系))

 

森氏は大学院修士の頃から常三島教養部・吉川研一助教授(当時)の非平衡系物理の研究に興味を持たれ、その後一貫して非平衡系の問題に取り組み、現在はお茶の水女子大学で非平衡系科学の研究室を主宰しておられます。

さて、森氏の職場であるお茶の水女子大学は今年140周年を迎える日本で最も古い女子大学ですが、大学が2003年よりはじめた開発途上国女子教育支援の活動に森氏は深く関わってこられました。

お茶の水女子大学を幹事校として開発途上国女子教育協力センターを設置し、森氏はそこで2年間センター長を務められたほか、理学部を持つ日本女子大学と奈良女子大学、情報学科を持つ津田塾大学、さらに数学科を持つ東京女子大学を加えた組織された五女子大学コンソーシアムの座長を2年間務め、日本発の海を越えた女子教育支援に取り組まれました。

この活動を通じ、森氏の研究室はアフガニスタンのカブール大学を卒業生した学生を大学院生として受け入れたほか、エジプトの女性大学教員の受け入れ、そして現在はアフガン留学生が在籍中と、多くのイスラムの国からの学生・教員が訪れています。森氏は『わたしの研究室の第一言語はペルシャ語と言ってもよい状態で、日本語は第三言語です。国際派でもないわたしがこのような経験をするとは、縁は本当に不思議ものです。』と語られています。

薬友会として、森氏のこれからのご活躍と、日本発の女子教育支援の流れが益々活発になる事をお祈り申し上げます。

 


工業会

五十川 龍之氏

五十川 龍之 いそがわ たつゆき

 

工学部 機械工学科 昭和58年卒業

新明和工業株式会社 取締役常務執行役員

パーキングシステム事業部長

 

昭和58年3月 徳島大学 工学部 機械工学科 卒業
昭和58年4月 新明和工業株式会社入社、機械式駐車装置の設計・開発に従事
平成22年7月 同社 パーキングシステム統括本部 副統括本部長
平成24年4月 同社 執行役員、東京エンジニアリングシステムズ常務取締役(兼務)
平成26年4月 同社 執行役員 パーキングシステム事業部長
平成27年4月 同社 常務執行役員 パーキングシステム事業部長
平成27年6月 同社 取締役常務執行役員 パーキングシステム事業部長(現任)

 

新明和工業は、水陸両用救難飛行艇などの航空機やダンプトラックなどの特装車をはじめ、水中ポンプや産業機器、環境システムなど様々な事業で社会を支えている会社です。なかでも五十川氏が事業部長を務めるパーキングシステム事業部は、機械式駐車設備の製造・販売とメンテナンスまでを一貫して行うとともに設備のリニューアルやコインパーキングの運営までも手掛けており、さまざまなニーズに最適なパーキングソリューションを提供しています。また航空旅客搭乗橋も手掛けており、徳島阿波おどり空港でも同社の製品が活躍しています。

 

 

 

徳島大学同窓会連合会ニュースレター第15号
発行日: 平成27年10月27日
編集: 徳島大学同窓会連合会事務局
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