ニュースレター(第14号 平成27年度上半期版)

ニュースレター(第14号 平成27年度上半期版)(664KB)

平成27年上半期の本学の現況について

 

香川学長

徳島大学長 香川 征

 

平成27年4月6日に入学式が挙行され、1,371名の学部生、594名の大学院生を迎えました。

現在、平成28年4月に向け、生物資源産業学部の新設、理工学部の設置(工学部の改組)、総合科学部の改組(社会科学系学部への改組)を設置申請中です。新設される生物資源産業学部は1学科3コース体制で、生物資源を活用した新たな産業の創出に貢献できる人材の育成を目指します。理工学部は、ものづくりを中心とした教育研究と自然科学の真理の探究の融合により1学科6コース体制に発展的に改組され、理系に強い本学の特色がより一層明確となります。総合科学部は社会科学系に特化した学部に改組され、1学科4コース体制で、グローバル化する現代社会の諸問題や地域課題を的確に理解し、課題解決に対応し得る実践的な人材の育成を目指します。

一方、第3期中期目標期間における国立大学法人運営費交付金の在り方について、文部科学省から発表された中間まとめでは、各国立大学の機能強化の方向性に応じ、改革に積極的に取り組む国立大学に対して、運営費交付金を重点配分する仕組みの導入が新たに挙げられています。各国立大学は新設された3つの重点支援、すなわち(1)主として、地域に貢献する取組とともに、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で世界・全国的な教育研究を推進する取組を中核とする国立大学を支援 (2)主として、専門分野の特性に配慮しつつ、強み・特色のある分野で、地域というより世界・全国的な教育研究を推進する取組を中核とする国立大学を支援 (3)主として、卓越した成果を創出している海外大学と伍して、全学的に卓越した教育研究、社会実装を推進する取組を中核とする国立大学を支援 の枠組みから1つ選択し、取組構想を提案します。原則、年度ごとに取組構想の進捗状況や評価指標等から評価を実施し、次年度の運営費交付金予算配分における重点支援部分に、評価結果を反映させる仕組みです。

国立大学には、強み・特色を最大限に伸ばし、自ら改善・発展していくための更なる改革が求められています。

同窓会の皆様には、今後ともご提言、ご指導、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。



同窓会の活動状況

 

渭水会

毛利 久康氏の写真

理事長 毛利 久康

今年も4月6日にアスティ徳島において入学式が行われ、約300名の新しい会員をお迎えし、渭水会も新たな1ページを加えることができ、大変嬉しく思っています。

昨年度を振り返りますと、先ず、6月の総会において会長に徳島市教育長の石井博氏が就任し、新たな体制をスタートいたしました。8月には会員の親睦、互助に関する事業として、申請のありました高校・特別支援学校部会の総会・講演会を助成しました。10月には、開学140周年記念事業として「常三島けやきホール」前に記念モニュメント「水の調べ」(鎌田邦宏氏 作)を設置しました。また、11月には、会報第43号を発行しました。会員の職場での活躍の様子や大学を巣立つ決意、そして最先端の研究の様子など52頁にわたり充実した内容になっています。

3月23日には、卒業式の全体会場で、石井会長が学内全同窓会を代表して祝辞を述べました。そして、その後の学部での表彰式で、第1回渭水会会長賞が、3人に授与されました。会報の内容や活動の詳細につきましては、渭水会ホ-ムページをご覧下さい。

 


青藍会(医学部医学科同窓会)

露口 勝氏の写真

会長 露口 勝

本年は本学工学部卒業生である中村修二氏が青色発光ダイオードの開発により、輝かしいノーベル物理学賞を受賞され、徳島大学はじまって以来の快挙を成し遂げられました。

我々同窓生にとりましてもこの上ない誇りであり、心からご祝詞を申し上げます。

さて、青藍会の活動状況ですが、青藍会講演会が平成26年10月29日(水)午後6時30分より医学科との共催で蔵本キャンパスの藤井節郎記念医科学センターにおいて香川学長の司会のもとに開催されました。講師は前千葉大学長の齋藤 康先生で、「藤井節郎先生との出会い、そしてお教えを思い出して」という演題で、恩師の藤井先生との師弟愛に満ちた心に残る思い出や、徳島大学医学部酵素研究施設での若き日の脂質代謝に関する研究について話されました。先生は新潟大学医学部の出身で、藤井先生の論文に惹かれて徳島大学に国内留学され、約2年半(昭和47年8月~50年2月)徳島で研究生活を送られました。その後千葉大学に移られて高脂血症治療薬ピタバスタチン(商品名リバロ)を開発され、内科教授、病院長、さらには学長にまで昇進されました。先生は温厚、篤実な人柄で、恩師の藤井先生より降り注ぐような愛を受け、人の10倍の研究をするようにとの厳しい指導のもと研究者としてのあり方を教えられ、徳島は第2の故郷であると話されました。脂質代謝の研究から薬剤開発へと、基礎研究から臨床につながる医学研究の面白さを切々と語られ、聴衆の医学生や医学研究者に深い感銘を与えました。

12月に定期刊行の青藍会会報84号が発行されました。A4版141ページにわたる会報で、全国の約5,000名の会員に送付されました。その内容は、新しく誕生した青藍会兵庫支部の楢林支部長の巻頭言に始まり、苛原医学部長から総合研究棟竣工の話、海の日(7月21日)に行われた青藍会総会の模様や、青藍会賞の受賞講演、3名の教授就任学術講演会、さらに秋の青藍会講演会の様子などが紹介されています。全国の各支部からの活動報告、関連病院紹介、会員通信、各期の同窓会便り、大学内の動きや教室の現況、さらに準会員だよりとして医学生の活動報告もあります。今年は第66回西日本医科学生総合体育大会でサッカー、柔道(男子団体戦)、弓道(女子団体戦)が優勝し、サッカーは全日本医科学生大会も制し、日本一になりました。

平成27年3月23日(月)徳島大学卒業式がアスティとくしまで行われ、引き続いて大塚講堂にて医学部各賞授賞式が行われました。青藍会から医学科卒業生全員に記念品としてUSBメモリーが贈呈されました。

4月6日(月)平成27年度徳島大学入学式がアスティとくしまで厳かに行われました。
その後引き続いて蔵本の医学部第1臨床講堂において青藍会主催の新入生歓迎会が行われました。今年度の医学科新入生は114名で、そのうち女性は43名。歓迎会は青藍会会長の挨拶に続いて、徳島県危機管理部副部長の石本寛子先生、総合診療医学分野の谷 憲治教授、循環器内科の髙島 啓先生の3先生から新入生のために、これから6年間の学生生活の過ごし方やサークル活動への参加などについて、自らの経験も交えて有益な話をしていただきました。新入生はこれら先輩の先生方の話を参考にして有意義な学生生活を送ってほしいと思います。お昼の歓迎会であり、青藍会から新入生全員に花見弁当をお祝いに差し上げ、召し上がっていただきました。

今秋の平成27年度(第32回)青藍会講演会は10月29日(木)18時30分より蔵本キャンパスの長井記念ホールで開催されます。講師は京都大学霊長類研究所 松沢哲郎教授に決まりました。チンパンジーの研究で有名な先生です。先生にお伺いしたところ、人間に最も近い霊長類であるチンパンジーを研究対象として、「人間とは何か」を研究しているとのことです。チンパンジーが教えてくれた人間の心(岩波書店)など著書も多数あります。アイ・プロジェクトと呼ばれるチンパンジーの認知実験研究やギニア・ボッソウの野外調査研究から、人間の心の進化について興味深い講演を拝聴できるものと期待しています。医学生および医学研究者のみならず、医学部以外の皆様の多数のご来場をお待ちしています。入場は無料です。

 


栄友会

津田 とみ氏の写真

会長 津田 とみ

平成26年度は、関東地区徳島大学同窓会連合会(関東びざん会)の世話役をお受けする順番が栄友会東日本支部の年でした。会場として“ホテルサンルート品川シーサイド”を東日本支部の尽力によりご紹介でき任を果たせたのではと思っています。12月7日(日)に関東在住のさまざまな分野でご活躍の徳島大学出身者が一堂に会し、香川学長からの徳島大学の現況についての御講演を拝聴し、多数の参加者と交流を深めることが出来ました。

従来はそれぞれの同窓会ごと個別のネットワークで続いてきた繋がりだったと思うのですが、連合会としてのネットワークを構築してゆけば、将来へ向けて知恵を出し合える前向きの機能を持つ同窓会を育てられると感じました。

栄友会としての平成26年度の大きなニュースは、栄養学科5期生であり卒業後大学院進学で酵素学研究所に進まれました田中啓二・東京都医学総合研究所所長が文化功労者として顕彰されたことです。徳島大学として初めての快挙と言うことで、栄友会としての喜びも大きい記念すべきニュースでありました。2月には、文化功労者顕彰記念講演会と祝賀会を開催することが出来ました。記念講演は、「タンパク質分解 ~辺境領域から生命科学の中枢へ~ 」と題した御講演で、長年の苦労をいとわないチャレンジの成果と、若い世代が夢を持つ励みになるエピソードなども含めて語っていただけた講演でした。この講演会は“第8回共同利用・共同研究酵素学研究拠点シンポジウム”として蔵本の徳島大学藤井節郎記念医科学センターで開催されました。同日場所をホテルクレメント徳島に移しての記念祝賀会には急遽駆けつけた旧知の仲間も出席し、楽しく盛り上がった祝賀の会となりました。このような行事を徳島大学・疾患酵素学研究センターと医学部医科栄養学科の共同主催で開催できたことも嬉しいニュースであります。

栄養学科のシンボルマークは学科創立30周年を記念して制定していたのでしたが、50周年を記念し、周囲に丸く文字の輪を加えました。その新しい医科栄養学科マークが記念講演会小冊子の表紙右下にも印字されています。

春には医科栄養学科に改組して2年目となり、栄友会としては52期生である新入生50名を迎えています。昨年秋には新しい教授が同窓生から誕生しました、これも今年度の記念すべき嬉しいニュースです。栄養学の根っこはやはり生命科学に根差すものです。ここ蔵本キャンパスでの医科栄養学科で次世代さらに次々世代が育ちつつあるのはまことに頼もしく思います。

栄友会へのご支援のほど引き続きよろしくお願い申し上げます。
酵素学研究拠点シンポジウム(田中啓二)(605KB)

School of Nutrition 50th Anniversary

 


睦眉会(医学部保健学科同窓会)

河田 明男氏の写真

会長 河田 明男

医学部保健学科同窓会「睦眉会」は平成27年4月1日現在6,475名の会員を擁する医療技術者(看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、助産師)で構成する同窓会であります。平成8年に発足し19年目を迎えます。会は名誉会長(保健学科長)の他会長1、副会長4、理事20、監事2の陣容で運営されております。

活動としては総会(年1回)、会誌発行(年1回)、役員会(年数回)、名簿発刊(5年毎)、入学・卒業式参列、医学部各賞授与式参列、新入生歓迎昼食会開催、同窓会連合会出席、等々を挙げることが出来ます。会の責務は卒業生と在学生を繋ぐ役割、会員相互の親睦の増進等が挙げられます。各位におかれましては当会の活動趣旨をご理解いただき各種行事への尚一層の御協力を賜りたく存じます。

昨年は睦眉会で特筆すべき2つの事業を実施しました。市民公開講座の開催と同窓会名簿の発行です。7月6日徳島大学教授・環境防災研究センター 副センター長 中野 晋 先生を講師に迎え「巨大災害に備えて 私たちができること」と題して時宜を得た講演をいただきました。50名以上の参加者を得て、現実に即して得る事の多かった講演でした。

8月初旬から配布を開始したのが「同窓会名簿 2014」です。5回目の発刊となります。前回は2009年の発行でした。現在、同窓会名簿の発行に際しては多々問題が有ることも承知しております。しかし、役員会としては「卒業生と在学生を繋ぐツール」とした位置づけで発行しております。その趣旨を生かして、本年度より名簿を入学生(学部生・院生)全員に進呈し就職活動に有効利用してもらうことにしました。ただ「同窓会名簿」は個人情報の最たる物でもあります。医療技術者の職場である病院とは究極の個人情報を扱う施設であると言えます。この際、学生諸君には社会人予備軍として「個人情報保護」の実地教育の一環とした取り扱いを学んでいただきたいと考えて配布しました。これも現代社会の課題に対応する教育の一環であると考えます。

現代において職業の発展には「教育」が不可欠であります。医学の世界では、確立された教育こそが安心・安全を担保し、業務を推進する原動力となるのです。大学内での教育、卒後教育、一般社会人を対象とする教育の更なる展開が求められる事は、広く周知の事実であります。現代日本では、高度な倫理観に裏付けされた優秀な医療技術者の活躍が期待されています。この期待に応えるには「大学院・博士課程」での教育は時宜を得たものであると言えます。

他方身近な事象としては、競争・淘汰の時代に突入した事です。徳島県の看護師、診療放射線技師の分野はまさに競争の時代に移りました。しかし徳島大学の強みは「医学部・医学科」の存在にあります。基礎と臨床のプロ、エキスパートによる実践教育の推進と優れた教育設備・環境においては他の追随を許さないと自負する処です。各分野に学ぶ学生諸君は自信を持って勉学に実習に励んでいただきたいと存じます。

睦眉会はその理念に謳う「保健医療の向上に寄与していくことを目的とする」事を、在学生の日常生活の一端を物心両面でサポートしていく事で実現していこうと考えております。

 


蔵歯会

薦田 淳司氏の写真

会長 薦田 淳司

平成27年3月に、本学歯学部歯学科を33期生43名、歯学部口腔保健学科を5期生15名が卒業し、この蔵歯会に入会いたしました。卒業生の合計は1,880名になりました。なかでも、学内に7名、学外では岡山大学に2名、高知大学、鶴見大学、大阪大学、昭和大学、獨協大学、北里大学にそれぞれ1名の計15名が教授として活躍しています。また各地の大学で准教授、講師等として、行政職等で多くの同窓生が活躍しています。また、卒業生の4割を越える人が開業医として地域に貢献しています。

蔵歯会は平成2年に創立され、本部では、庶務・渉外、広報、福利厚生、学術、会計の担当部署があり、定期評議員会、総会、支部長会議を4月に開催し、毎年会報誌を発行し、2年に1回会員名簿を作成しています。会員の慶弔時には電報・花輪等を送り、災害時には見舞金を支給しています。また、ホームページhttp://www.tokudai-d.netを開設しています。本部以外に関東、東海、滋賀、京都、大阪、兵庫、岡山、香川、愛媛、高知、徳島の11支部と大学支部があります。今年、北陸、静岡、広島支部が新たに発足しました。

また、歯学部と共同で毎年12月に進学・就職ガイダンスを開催し、卒後10年ほど経て活躍されている卒業生と卒後間もない臨床研修中の卒業生による講演会を開き、歯学部生が進路を決めていくうえで必要な情報を提供しています。また、4月の総会の後には、歯学科6年次と口腔保健学科4年次の学生を招いて支部説明会と懇親会を開催し、支部における歯科の状況を説明したり、進路相談を受けたりしています。

母校徳島大学に設立された同窓会連合会の一員として、毎年徳島で開催されるびざん会、2年毎に交互に開催される関東びざん会と近畿びざん会において他学部の卒業生と交流を持つなど、他学部の同窓会とともに徳島大学の発展に寄与していきます。

 


薬友会(薬学部同窓会)

山下 修司氏の写真

会長 山下 修司

本年3月に薬学部を80名が卒業され、薬科学教育部博士前期課程を30名、博士後期課程を9名が修了されました。現在薬友会の会員数は6,916名になります。

薬友会の主な活動内容は1)会員名簿の発行、2)薬友会誌の発行、3)卒業生への記念品贈呈、4)支部大会の開催、5)創立記念事業等の薬学部が主催する事業支援であります。

本年度は薬友会の大きな行事の一つであります薬友会名簿の発刊は3年に1回で本年11月に予定されております。

薬友会には8つの支部がありますが、昨年は高知県支部総会が5月に高知市で、愛媛県支部総会が6月に松山で、近畿支部総会が10月に大阪で、関東支部総会が10月に東京で、香川県支部総会が11月に高松で開催されました。全ての会に薬学部の先生にも出席を頂き最近の薬学部の近況を報告して頂きました。普段中々聞けない母校の情報を知る良い機会となり好評でした。支部会の集まりは会員相互の地域での情報交換や旧交を温める良い機会となっており、薬友会活動を支える基盤になると考えております。今後益々支部活動が活発になるようサポートしていきたいと考えています。

また10月に開催されました徳島大学同窓会連合会交流会「びざん会」と12月に開催されました「関東びざん会」には薬学部の先生方と共に薬友会からも出席し、全学の同窓会の皆様との交流を深めました。

さて薬剤師の国家試験に関しまして昨年度は全体の国家試験合格率が60.8%と1987年以来最低の成績となり、本年度の合格率も63.17%と前年同様厳しい結果に終わりました。
その中で本学は全体の合格率も新卒業生の合格率も高いレベルにあり、学生自身の研鑽のみならず教職員の皆様のご努力の賜物と敬意を表したいと思います。

薬友会は今後も薬学部の発展と卒業生の活躍を支援していきたいと考えております。

 


工業会(工学部同窓会)

林 正氏の写真

理事長 林 正

卒業式、入学式が終わり、桜の季節も過ぎ時の流れの早さを感じるこの頃です。

工業会会員の皆様には、ご健勝で各分野においてご活躍のこととお喜び申し上げます。

本年3月の卒業式では、工学部562名、博士前期課程316名、博士後期課程22名の方々が御卒業ならびに御修了され、工業会正会員になられ、4月の入学式では新入生1,008名が御入学され、準会員となられました。

平成26年度も終わり、平成27年度が始まりました。平成26年度は、中村修二先生(昭和52年電子卒・昭和54年修士修了、平成6年博士(工学)(徳島大学))のノーベル物理学賞並びに文化勲章受賞、東原敏明氏(昭和52年電気卒)の日立製作所社長御就任、そして、日本経済新聞の企業人事が選ぶ大学ランキングで全国多数の大学の中で6位の評価等、工業会会員にとりまして、徳島大学の知名度も上がり、非常に名誉でうれしいニュースが続きました。工業会会員の皆様は同じ徳島大学工学部で学生時代を過ごした方々が社会の様々な分野でご活躍されることに大きな喜びを感じておられることと思います。これからも会員各位のご活躍を願うところです。

平成26年度事業報告ですが、例年通り支部長会議、総会の開催、そして記念講演では、最近地方再生が叫ばれていますが特定非営利活動法人グリーンバレー理事長 大南信也先生により「創造的過疎への挑戦」と題して御講演頂きました。総会翌日にはホームカミングデイが開催されました。また、会報30,300部を8月1日に、さらに2年に1度発行しています名簿を12月1日にそれぞれ発行致しました。

平成27年度は、4月17日に理事会が開催され、平成26年度事業報告、決算報告そして平成27年度役員案、事業計画案、予算案等が審議されました。5月9日には支部長会議、平成27年度総会、翌日の5月10日にはホームカミングデイが開催されました。

平成27年度も昨年度同様いいニュースが届くことを願っているところです。

 


六一会(大学開放実践センター「同窓会」)

佐々木 隆氏の写真

会長 佐々木 隆

平素は六一会の運営にご支援をいただき感謝いたします。

大学開放実践センター同窓会組織「六一会」は昭和61年大学開放実践センター創立と同時に設立されました。生涯教育の推進に貢献する、地域社会に貢献することを目的に活動をしています。

昨年度は多くの課題と取り組み、会員の拡大をはじめ多くの成果がありました。

私達、六一会の会員の多くは厳しい仕事を終えて人生の黄金期と言われている方が少なくありません。

この間、開放実践センターフロアでの六一会活動写真を見て活動に参加される方が多くいます。

それぞれの活動が魅力あるものでありこれからも継続をしてまいりたいと考えています。

講演会は四国の山の素晴らしさ(県勤労者山岳連盟 早田健治氏)、若くして逝った徳島の先人達(西條敏美氏)等珍しい講演会を開催することができました。これからも会員、県民のみなさんに喜んでいただける講演会を開催します。

剣山、塩塚峰ハイキングはとてもよろこんでいただきました。六一会には健脚の方、そうでない方がいますが、工夫して参加、楽しめる内容を求めてきました。

また同好会は俳句倶楽部「彩雲」をはじめ、各倶楽部で成果を得ています。

県内で俳句倶楽部「彩雲」、朗読倶楽部「はしばみの会」の評価は高いものがあります。

美術館倶楽部、読書倶楽部、パソコン倶楽部も楽しく運営されており、活動の成果をPRし、同好会の発展が会員拡大の原動力になると考えています。

今年度もこのように楽しい活動を展開いたします。

特に昨今、地方創生が叫ばれています。

昨年秋の六一会役員研修会では大南神山グリーンバレー理事長の講演を聞くことが出来ました。今の人口減少会では新たな発想による取り組みが求められています。

六一会がこれからも社会に貢献していくためには新たな社会貢献が必要であります。

春と秋、佐古4番町の眉山中腹にある蜂須賀家、万年山墓所で、地元保存会の皆さんと蜂須賀家墓所の清掃に参加し大変喜ばれています。

真摯な議論を踏まえアクテイヴシニアの活動を求めてまいりますのでよろしくお願いいたします!

六一会の活動はホームページに反映されていますので是非ご覧ください。

 


卒業生紹介(ニュースレター)

各界でご活躍される卒業生をご紹介します。

 

渭水会

竹内 菊世氏

竹内 菊世 たけうち きくよ

 

学芸学部小学校教員養成課程 1955年卒業

作家

文芸同人誌「飛行船」代表

徳島ペンクラブ会長


徳島市在住。1955年徳島大学学芸学部卒業。県内小学校、県立聾学校、徳島県教育委員会に勤務しながら、「徳島作家の会」「阿波の歴史を小説にする会」「徳島ペンクラブ」に所属し、執筆活動を続ける。2007年、文芸同人誌「飛行船」を創刊し、代表を務める(会員15名。年2回発行)。2013年には県下の文芸団体をまとめる「徳島ペンクラブ」会長に就任(会員160名)。年1回機関誌を発行しながら、各種行事を企画・開催。

教育書、小説など著書は多く、徳島新聞夕刊に連載した『評伝徳島人五宝翁太郎』でも広く知られる。2010年には「飛行船」が第4回富士正晴全国同人雑誌賞特別賞受賞。2014年、吉野川をテーマに農村の衰退、旧家の没落を描いた『大河汪汪 母なる吉野川』が第38回徳島県出版文化賞受賞。

 

《作家歴》

1934年 兵庫県西宮市生まれ
1955年 徳島大学学芸学部卒業
2007年 文芸同人誌「飛行船」創刊
2010年 第4回富士正晴全国同人雑誌賞特別賞受賞(「飛行船」)
2013年 「徳島ペンクラブ」会長に就任
2014年 第38回徳島県出版文化賞受賞(『大河汪汪 母なる吉野川』)

 

《著書》

『しのぶちゃんの絵日記』(1977年 徳島県教育印刷)

『聴覚障害児の作文指導 ─その六か年の軌跡』(1985年 明治図書)

『徳島のペスタロッチ 障害児教育の先駆者五宝翁太郎評伝』(2001年 徳島県教育印刷)

『舞子』(2005年 文芸社)

『大河汪汪 母なる吉野川』(2013年 徳島県教育印刷)

 


青藍会

井坂 勝利氏

井坂 勝利 いさか かつとし

 

(経歴)

昭和44年 徳島大学医学部医学科卒業
昭和46年   〃  〃 第二内科入局
昭和53年 阿南医師会中央病院勤務
昭和54年 みずほ台病院設立
昭和56年 医療法人橘会 みずほ台病院
平成 5年 特定医療法人橘会 みずほ台病院
平成12年 理事長・院長に就任

 

みずほ台病院は私の兄、進次(外科・脳外科医)と義昭(歯科医)が建ち上げた病院です。

私は第二内科で10年間在籍したあと、当院開院と同時に徳島から赴任し、既に36年が経過しました。幸運にも健康に恵まれて、これまで体調不良のため休診したことはありません。

その甲斐あってか、このたび既存病院(200坪)に隣接する400坪の土地に、新病院を建築することができました。引き続き既存病院を取り壊し、新病院を拡張することになっています。

私は今で言う総合診療医を目指して母校第二内科に入局し、内分泌・代謝分野で研修を受けました。当院に来てからは消化器内視鏡に興味を持ち、開業医向けの研修会に参加して研鑽に励んだ結果、私個人の症例だけでも年間250例前後の大腸内視鏡検査をこなすまでになっています。そのうちの約半数が近隣のクリニックからの紹介患者であることから、その信頼に応えるべく、日々の検査こそが修練の場と自覚して、診察を楽しんでいます。

 


栄友会

岡田 悟氏

岡田 悟 おかだ さとる

 

医学部栄養学科 平成元年3月卒業

ネスレ日本株式会社

ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー

事業開発部

 

(略歴)

平成元年3月 医学部栄養学科卒業
平成 3年3月 大学院栄養学研究科博士前期課程修了
平成 3年4月 ダイナボット株式会社入社(現 アボットジャパン(株))
MRとしてスタート
プロダクトマネージャーとして栄養剤、流動食、PEGキットなど担当
平成14年2月 ネスレ日本株式会社入社
現ネスレヘルスサイエンスカンパニー事業開発部 部長

 

岡田悟氏は、平成元年3月に徳島大学医学部栄養学科を卒業し、平成2年3月に同大学院栄養学研究科博士前期課程を修了された後、ダイナボット株式会社に入社されました。

入社後、MRとして医薬品の営業を7年間担当した後、プロダクトマネージャーとしてエンシュアリキッド、グルセルナ、PEGキットのマーケティングを担当するとともに、TNTプログラムの日本への導入プロジェクトも担当しました。TNTプログラムは多くの医療現場での栄養管理の教育プログラムとして生かされています。現在は、ネスレヘルスサイエンスカンパニーの事業開発部において、高齢者の栄養管理プログラムの開発とともに在宅における栄養補助食品の新しいチャンネル開発に取り組んでおられます。総合食品会社のリーディングカンパニーにおいて、グローバルにご活躍されておられます。

 


睦眉会

佐藤 一雄氏

佐藤 一雄 さとう かずお

 

徳島大学医学部附属診療放射線技師学校 昭和49年卒業

徳島文理大学保健福祉学部診療放射線学科 教授

 

昭和49年に徳島大学医学部附属診療放射線技師学校を卒業、同年4月に徳島大学医学部附属病院(現、徳島大学病院)に就職されました。主に核医学検査を専門に活躍され、平成16年には診療放射線技師長として現在の徳島大学病院診療支援部診療放射線技術部門をまとめてこられました。そして、平成17年にはサイクロトロンやPET/CT導入に貢献され、現在の礎を築かれました。

また、副診療支援部長も兼任され、平成21年に退職されるまで35年間にわたり徳島大学病院の診療放射線技術の確立、向上にご尽力されました。

現在は、徳島文理大学教授として核医学検査技術学、放射線安全管理学等を担当し、未来を担う学生の教育に熱心に取り組まれています。

 


蔵歯会

市川 哲雄氏

市川 哲雄 いちかわ てつお

 

歯学部歯学科 昭和58年卒業
徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面補綴学分野・教授
専門分野 歯科補綴学

 

市川哲雄氏は歯学部第1期生であり、昭和58年に徳島大学歯学部を卒業、昭和62年歯学研究科修了後、歯科補綴学第1講座助手に任官された。その後病院講師、マサチューセッツ工科大学への留学などを経て、平成9年に教授に就任された。平成15年には学長補佐、留学生センター長、平成23年には歯学部長に就任されており、歯科補綴学、インプラント、高齢者歯科学の幅広い領域の研究に従事、指導するとともに、学内の管理運営にも携われてきた。

学外では、日本学術会議連携会員、医道審議会委員、医薬品医療機器総合機構専門委員などの国および学会の委員や役員を多数されているほか、2年後には歯科の学会では最も伝統がある(公社)日本補綴歯科学会理事長に就任される予定である。

 


薬友会

三木 伸介氏

三木 伸介 みき しんすけ

 

昭和59年 薬学部製薬化学科卒業、協和化学工業株式会社入社
現在、協和化学工業株式会社 医薬製剤事業所 製剤開発研究部長

 

三木氏は昭和59年に薬学部製薬化学科を卒業後、香川県内で合成ヒドロタルサイトやカマ、アルミゲルなどの無機原薬事業を展開していた協和化学工業株式会社に入社されました。入社のきっかけは、研究開発部長(当時)を務められていた 玖村照彦氏(昭和36年卒)が氏の恩師である亀谷富士夫教授を訪ねられたことが発端でした。その後三木氏は原薬事業の医薬品製造管理者だけではなく、工業薬品事業、製造技術、品質保証、製造部門と様々な職場を経験されています。

三木氏はこのような経験を重ねる中で、製造課長時代に人材育成の重要性を感じたことから、一時期、薬学系の仕事を離れて人事・総務の視点から、社内のファシリテーション力の向上に尽力されました。現在は製剤開発研究部長として再び薬学のフィールドに戻られ、実験の計画やデータをディスカッションすることを通じ「考えられる人材」を育成されています。

三木氏が入社した当時は従業員300人で、薬学出身者は1名を除いて全て徳島大学卒で占められていました。現在は好調な製薬事業により従業員数500人と倍近くになり、またや海外拠点も展開していますが、三木氏が玖村氏に倣って頻繁に母校に足を運んで頂いたおかげで、依然、薬学出身者は徳島大学卒者が大半を占めているそうです。

平成25年には薬学部創立90周年記念式典を挙行いたしましたが、その際、協和化学工業株式会社松島慶三社長様より、徳島大学出身者の活躍に謝意を示すということで多大な支援を頂きました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

三木氏からは、『色々な背景の人と交わり、切磋琢磨することが、最大の成長ホルモンであることに間違いはないであろうが、今後も徳島大学から多様な卒業生が輩出され、できれば協和化学で活躍されることを願っています』というメッセージを頂きました。

薬友会として、三木氏のこれからのご活躍と、協和化学工業株式会社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

 


工業会

津田 和彦氏

津田 和彦 つだ かずひこ

 

昭和61年 工学部情報工学科卒業
平成 6年 工学研究科 博士後期課程システム工学専攻 情報システム工学専攻修了
国立大学法人筑波大学大学院 ビジネス科学研究科 教授

 

津田先生は、昭和61年に徳島大学工学部情報工学科を第10期生として卒業後、三菱電機株式会社LSI研究所、住友金属工業株式会社を経て、平成10年に筑波大学社会工学系助教授に就任されました。

平成17年に筑波大学大学院ビジネス科学研究科の教授となり、現在にいたっています。

その間、平成6年に徳島大学工学研究科システム工学専攻を修了して、博士(工学)を取得され、平成18年より筑波大学大学院企業科学専攻長に就任されています。

また「情報検索アルゴリズム」や「コンピュータアルゴリズム」などの著書も多く執筆されています。

一方で、津田先生は、平成16年に有限会社GSSM筑波を設立して代表取締役(現職)に就任され、さらに平成26年にインフォコム株式会社取締役(現職)に就任されています。
現在は、社会人大学院である筑波大学大学院ビジネス科学研究科にて、情報検索、データマイニング、テキストマイニング、自然言語処理、ソフトウェア工学など幅広い分野で、教育と研究に取り組んでいると共に、研究成果の実社会への応用や適用などにも取り組んでいらっしゃいます。

 

 

徳島大学同窓会連合会ニュースレター第14号
発行日: 平成27年5月21日
編集: 徳島大学同窓会連合会事務局
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