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平成26年度クリニカルクラークシップ指導者養成講習会

2014年8月1日

平成26年度クリニカルクラークシップ指導者養成講習会
平成26年7月30日(水)18:00-21:00 第3・第4会議室
タスクフォース:赤池雅史(医療教育学分野、医学部教育支援センター、HBS研究部医療教育開発センター)、三笠洋明(医学部教育支援センター)
主 催:徳島大学医学部教育支援センター
共 催: HBS研究部医療教育開発センター、徳島大学医学部FD委員会、教務委員会
卒前臨床実習における診療現場での指導のあり方を習得することを目的として、3つのワークショップと1つのミニレクチャーの構成で講習会を実施しました。臨床系分野から18名の参加があり、参加者によるポストアンケートでは、5点満点で、WS1は3.94、ミニレクチャーは3.94、WS2は4.0、WS3は4.06、総合評価は4.18、タスクフォースの働きには4.29のご評価をいただきました。

 

■WS1.「今,クリクラで問題と思うこと」 

KJ法を用いて臨床実習の問題点について診療現場からの意見を議論した。 学生側の問題点としては「積極性が乏しい」、「自分の考えを言わない」、「国家試験に関係のない内容に対して学修意欲が低い」等の学習態度に関するものが多く挙がった。指導医側の問題としては「指導する時間が無い」、「教育法を学ぶ機会が少ない」、「教育担当についてのインセンティブを示すべき」、教育環境・システムの問題としては「ローテーション期間が短い」、「教員負担が大きい」、「2学年同時の臨床実習は困難」等が挙げられた。

 

■ミニレクチャー「診療参加型臨床実習とは」

赤池雅史(医療教育学分野)
臨床実習の3つの段階、on-the- job-training、成人学習理論などの臨床実習教育の基本について解説を行い、さらに、徳島大学での臨床実習における学生の実習実績の現状や学生からの評価の分析結果について報告があった。卒前の臨床実習は専門的能力の修得に限定するのではなく、汎用的能力の修得が重要であり、さらにDoesのレベルの能力を習得できるように指導・評価する場であることが説明された。また、advanced OSCEも重要ではあるが、臨床実習現場での形成的評価を伴った適切なフィードバックが最も重要であり、学修者による経験、振り返りとそれに基づく改善を指導者が促進する体制無くして、優れた学生の育成は困難であることが解説された。また、「指導医が医師として模範的である」が学生による臨床実習満足度を規定していることが説明された。

 

■WS2.「診療現場での効果的指導法・5マイクロスキル実践」

高圧的・威圧的な指導、一方的に教えてしまう指導、5マイクロスキルを用いた指導の3つのパターンをロールプレイで経験し、さらに5マイクロスキルを用いて 実践的な指導方法の練習を行った。

 

■WS3.「効果的なクリクラとするには ~現場からの提案~」

学生が効果的に学ぶことができるクリニカルクラークシップとするための現場からの提案について、KJ法を用いて議論した。指導医の待遇改善(優れた指導医を表彰する、インセンティブをつける、給与面で処遇する)、学外実習を充実させる、各班に学生リーダーを置く、患者からの評価を行う等が提案された。

 

 

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