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ハノーバー医科大学交換留学生プログラム体験記2013

2013年11月14日

◆医学科5年 平田愛美 
 私は5月の1ヶ月間、ハノーバー医科大学の神経内科にて臨床実習を行いました。1ヶ月の間、神経内科病棟、Stroke Unit、神経生理学検査部、神経救急部をまわりました。私は日本でOSCEを終えていたので、医学生に通訳してもらいながら、患者さんに神経診察などの手技もさせていただきました。EU では医学生は臨床実習を3年生から始め、高学年には研修医並みの臨床能力が要求されます。医師からだけでなく、医学生からもたくさんのことを教わりました。また、実習を通して良い点・悪い点でも日本の病院との違いについて考えさせられました。
 寮では様々な国の医学生や研究者と交流して、楽しい一時を過ごしました。言葉の面で苦労もしましたが、多くの人に助けられ、有意義な実習となりました。そして、海外に長期間滞在したことで日本の良さについて再認識しました。このような素晴らしい機会を与えてくださった諸先生方、お世話になりました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

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◆医学科4年 平川貴規
 本夏、留学生としてドイツのハノーバー医科大学の小児外科で一カ月ほど実習をさせて貰った。少ない紙面だけれども、思ったことを幾つか紹介したい。
さみしい 22歳ともあろう男がさみしいと思うのだから滑稽だ。でも、和食、あの生ぬるい湿った夏の夜、級友、父母、とかくさみしいと思った事は何度もある。普段つまらないと思ったり気にも留めない事がさみしいと思える、そういう幸せも留学ならではのことじゃないだろうか。
言葉が違うということ 言語の性質から、日本のように敬語を使いまくる文化ではない。歳が離れていても、目上の立場の人でも、初めて会う人も、どこか安心感をもって話ができる。だからオペのチームは皆リラックスしていてとてもいい雰囲気だったし、クラスのパーティで飛び入り参加した時でさえ暖かさを感じた。こういう部分は特に羨ましかった。
高齢化社会と医療 ドイツは労働力の補充のために、移民政策も行ってきたし、外国籍の居住者も多い。彼らは国民保険を受けられず、入院や手術で到底払えないような額のお金がかかる。そうすると医者は皆を助けたいと思っても、社会が彼らを選択してしまう。改めて日本の国民皆保険は重要な制度だなと感心。高齢化社会との向き合い方は、今後の医療にとっても大きな課題だと思う。
 最後に、この場を借りて玉置前医学部長をはじめ、今回の留学に関してお世話になった全ての先生方、徳島大学の職員の方々に心より御礼を申し上げます。本当にお世話になりました。

 

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「医学部だより第27号」より転載

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