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平成25年度クリニカルクラークシップ指導者養成講習会

2013年7月22日

平成25年度クリニカルクラークシップ指導者養成講習会
平成25年7月12日(金)18:00-21:00 第3・第4会議室
タスクフォース:赤池雅史(医療教育学分野、医学部教育支援センター、HBS研究部医療教育開発センター)、三笠洋明(医学部教育支援センター)、岩田貴(HBS研究部医療教育開発センター)
主 催:徳島大学医学部教育支援センター
共 催: HBS研究部医療教育開発センター、徳島大学医学部FD委員会
卒前臨床実習における診療現場での指導のあり方を習得することを目的として、3つのワークショップと1つのミニレクチャーの構成で講習会を実施しました。臨床系分野から18名の参加があり、参加者によるポストアンケートでは、5点満点で、WS1は3.83、ミニレクチャーは3.89、WS2は4.22、WS3は4.06、総合評価は4.22、タスクフォースの働きには4.28のご評価をいただきました。

■WS1.「今,クリクラで問題と思うこと」

 

KJ法を用いて臨床実習の問題点について診療現場からの意見を議論した。 学生側の問題点としては「積極性に欠ける」、「自分で考えない」「付け睫毛やネールアート等の身だしなみの問題」、指導医側の問題としては「指導する時間が無い」、「何を教えてよいのかわからない」、「一方的な説明や見学のみの指導」、教育環境・システムの問題としては「ローテーション期間が短い」、「教育担当に負担が集中する」、「他学科学生の実習と重なると患者さんに負担がかかる」等が挙げられた。

 

■ミニレクチャー「診療参加型臨床実習とは」

 

赤池雅史(医療教育学分野)
臨床実習の3つの段階、on-the- job-training、成人学習理論などの臨床実習教育の基本について解説を行い、さらに、徳島大学での臨床実習における学生の実習実績の現状や学生からの評価の分析結果について報告があった。臨床実習はDoesのレベルの能力を習得できるように指導・評価する場であり、臨床実習前教育やadvanced OSCEも重要ではあるが、臨床実習そのものの改善無くして、優れた学生の育成は困難であることが解説された。また、「診療科全体としての指導体制が適切である」が学生による臨床実習満足度を規定しており、これは卒後研修においても共通する可能性が高いことが説明された。

 

 

■WS2.「診療現場での効果的指導法・5マイクロスキル実践」

 

高圧的・威圧的な指導、一方的に教えてしまう指導、5マイクロスキルを用いた指導の3つのパターンをロールプレイで経験し、さらに5マイクロスキルを用いて 実践的な指導方法の練習を行った。

 

■WS3.「効果的なクリクラとするには ~現場からの提案~」

 

学生が効果的に学ぶことができるクリニカルクラークシップとするための現場からの提案について、KJ法を用いて議論した。指導医の待遇改善(インセンティブをつける、給与面で処遇する)、教育ポストを増やす、学外実習を充実させる、実習評価の具体化と厳格化、ひとつあたりの実習期間を長くする等が提案された。

 

 

平成25年度クリクラ講習会風景 

 

  

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電話:088-633-7222
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