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テキサス大学サマーリサーチプログラム体験記2008

2008年7月22日

 

◆医学科4年次  山本 雄貴
私は5月末からちょうど8週間、米国テキサス州ヒューストンにあるテキサス大学医学部ヒューストン校(UTHSC-H)のサマーリサーチプログラムに参加させていただきました。このプログラム参加は徳島大学とテキサス大学との交流協定によるもので、今回が初めてということもあって準備など大変なこともありましたが、アメリカの医学研究の一端に触れる貴重な機会を得て、また短期間ではありますが異文化での暮らしを体験できて本当に充実した2ヶ月間となりました。
UTHSC-Hでのプログラムでは学生がそれぞれの希望の研究室に配属され、そこで研究活動の基礎を学びます。私は病理学部門の Dr.Actorのラボでラクトフェリンというタンパク質が人体の炎症反応に及ぼす影響と、細菌性の敗血症マウスに対するラクトフェリンの治療的効果を研究するお手伝いをさせていただきました。周りがすべて英語という環境の中で実験するのは、はじめはかなり緊張しましたが、気さくで親切なラボのメンバーのおかげですぐに慣れることができました。研究室での実験のほかにも、週2回のセミナーに参加したり、UTHSC-Hがあるテキサスメディカルセンターの他の施設へ行ったりすることもできました。休みの日などはラボのメンバーとメジャーリーグの試合を観に行ったり、徳大とも交流の深いDr.Kulkarni にホームパーティに呼んでいただいたりしました。また、現地の学生や同じアジアからの留学生たちとはNASAのスペースセンターへ行ったり、お酒を飲みにいったりして仲良くなりました。今思い返すと本当に楽しく、また様々な体験をすることのできた留学生活でした。最後になりますが、今回の留学に際して大変お世話になりました松本医学部長、村澤医学部長補佐はじめ諸先生方に御礼申し上げます。

体験記2008年

 

 

体験記2008年2

◆医学科4年次  黒川 憲
5月22日から2ヶ月間、テキサス大学医学部におけるSummer Research Program (SRP)に参加する機会を得ました。SRPには臨床系から基礎系まで数多くの教室が参加しており、私は内科系のMedical Genetics, Milewicz教授の教室を選びました。Milewicz先生は、臨床の傍ら遺伝性の解離性大動脈瘤について研究を行っており、30人を超える教室は非常に多国籍で一人一人の個性が強く、とても刺激的でした。また、週2日、SRP全体でランチセミナーがあり、NASAによる宇宙病の講義、米国の医学教育システムの紹介など、多くの興味深い講義が用意されていました。そして多くの講義において、学生が様々な疑問を投げかけると共に、講師もそれに答えていく有機的で活気ある講義スタイルであったのが新鮮でした。ところで、本プログラムは元々医学部の1年次(MS-1)、さらに医学部進学を目指す米国内の College 3-4年次を主な対象としています。さらに海外の提携校からの参加も積極的に受け入れており、今年は日本から2名、中国から3名、台湾から6名の計11人が参加しました。したがってSRP全体としては、約半数の学生がMS-1、そして残りがCollege生と留学生という構成になっています。そして休日は、現地で知り合った方々がバーベキューや独立記念日の催し、NASA観光や大リーグ観戦など、様々なイベントに誘って下さり、大学外でもとても充実した生活が送れました。また、去年徳島大学を訪れたマイケルたちやクルカーニ教授と再会する事もでき、カヌーでの川下りや教授宅でのホームパーティーは、特に記憶に残る経験となりました。最後になりましたが、今回の留学にあたっては、松本医学部長を始め、数多くの先生方に大変お世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
「第17号医学部だより」より転載
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