文部科学省による平成18年度「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成プログラム」(医療人GP)に採択されました。

★医療人GPとは?

取組の概要

本学薬学部では、臨床現場において高度な医療薬学の知識と技能を有する薬剤師を養成するため、国立大学で初めて附属病院と連携した※臨床薬学講座 3分野を設置し、実践型の薬剤師養成教育を開始した。本取り組みでは、この臨床薬学講座を核に、医学部、歯学部、統合医療教育開発センター、附属病院と連携し、1~3年次学生には、1)生涯を通じて学習する習慣を身につけさせる学生参加型医療薬学科目の導入、2)全医療人に求められる人間力やチーム医療等に関する医療系学部共通科目の習得、4~6年次学生には、3)臨床能力を備えた先端医療薬学科目等の充実、また薬学部教員には、4)医療人としての再教育システムを構築し、教育課程と教育システムの改革を行い、「モノとしての薬が分かる薬剤師」にとどまらず「患者さんのこころが分かり、問題解決能力のある薬の専門家」を養成する。
さらに、この成果を全国に情報発信し、薬剤師養成教育に寄与する。

臨床薬学講座3分野

I 臨床薬物動態学分野→ 有効で安全性に優れた薬物療法の確立を目標とする。
II 医薬品情報学分野→ 医薬品の有効性、相互作用、副作用、毒性等に関する情報を収集、整理し、医薬品の適正使用を促進させることを目的とする。
III 医薬品機能解析学分野→ 病気の予防、治療に有効な薬物標的分子の解明を行い、適切な医薬品の開発と安全使用を目標とする。

より患者さんの近くへ~医療の現場に直結した薬剤師養成教育~

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徳島大学蔵本地区~医療人教育組織としての恵まれた環境~

国立大学薬学部で臨床系講座3分野を設置し、医学部・歯学部との連携の下、教育・研究・診療を行うシステムは全国的に例がなく、独創的である。
本学蔵本地区は、医療人教育組織として、医学部・医学科(医師)、医学部・栄養学科(栄養士)、医学部・保健学科(看護師、検査技師、放射線技師)、歯学部・歯学科(歯科医師)、薬学部・薬学科(薬剤師)が集結しており、全医療人教育には最適な環境にある。

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お知らせ

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