2008年一般開放

毎年恒例となっております薬用植物園一般開放を10月6日(月曜日)から10日(金曜日)の5日間開催したところ、5日間でおよそ500名の方が来園されました。

 

今回の薬草園一般開放は初めての試みで、地元サークルのみなさんに参加していただきました。みなさんは趣味で草木染めをされており、今まで使った ことがない薬草園の薬草や植物で草木染めに挑戦をしていただきました。おもしろい色にできあがった作品は、一般開放期間中に園内の実習舎で展示して、作業 工程等を解説していただきました。

 

また、ハーブ植物区では、葉をもむとリンゴの香りがするリンゴアザミや葉をハーブティに利用することができ、葉をもむとレモンの香りがするレモン バーベナの木、葉を噛むと、舌が痺れるほど辛いパラクレス、そしてロックガーデンでは絶滅危惧植物のダンギクが、とてもキレイな紫色の花を咲かせ、みなさ んに喜んでいただけたと思います。

 

地元の婦人会さんが来てくださいました。草木染めの作者の方と記念撮影です。数日後、婦人会のみなさんはコミュニティーセンターで、シルクスカーフの草木染めに挑戦されたそうです。
展示してある作品には、中国の雲南省等で藍染めに使用されている、リュウキュウアイ(キツネノマゴ科)で染めた作品がたくさんあったので、みなさんはとても熱心に見て行かれました。 リュウキュウアイは、葉を煮詰めた煮汁で染色します。煮汁を1時間おいて生地を染色したものと、2時間後に染めたものでは、それぞれ染まる色あいが違いますので、とても神秘的だと感じました。ちなみに徳島県特産の藍染めは、タデ科のアイで染色しています。
近くの保育所のみなさんも、お散歩がてらに来てくれました。うちの草木染め展を見られた数日後、保育士の先生より材料や染まる色等の質問があり、保育所のみなさんも保育所で草木染めをされたそうです。
リンゴアザミ(別名:ムラサキルーシャン) キク科 西インド諸島~中央アメリカ原産の半耐性多年草または常緑低木。
葉をもむとリンゴの香りがします。しかし食べれません。徳島では1年草です。駐車場側のハーブ植物区で咲いています。
レモンバーベナ(和名:コウスイボク)
クマツヅラ科 南米原産の落葉または常緑低木。
葉をもむとレモンの香りがします。また、葉を熱湯に入れるとレモンの香りがするハーブティができます。ハーブ植物区で咲いています。
パラクレス(和名:キバナオランダセンニチ)
キク科 熱帯アメリカ原産 1年草。日本には天保年間、オランダから渡来。葉を噛むと痺れるほど辛いです。ハーブ植物区で咲いています。
ダンギク 絶滅危惧?類
クマツヅラ科 中国大陸、朝鮮半島南部、台湾、西九州に分布。
葉がキクの葉に似ていて、花の咲き方が下の段より上の段に咲いていくので、この名がついたと言われています。キクの仲間ではありません。温室前のロックガーデンで咲いています。

 

(右)アイの生葉染め
(左)ワタヨモギ
(右)トチュウ
(左)ヤマモモ
(右)カギカズラ
(左)カギカズラ
上段:琉球藍、下段:左:シロザ
中:キハダ、右:ヨモギ
クロモジ クロモジ
ビワの樹皮 ビワの樹皮
インドアイ クララ
アカネ ツバキの花びら
アイの生葉染め アイの生葉染め
アイの生葉染め アイの生葉染め
リュウキュウアイ リュウキュウアイ
リュウキュウアイ リュウキュウアイ
リュウキュウアイ リュウキュウアイ
リュウキュウアイ リュウキュウアイ
最終更新日:2009年4月9日