【11月5日(木)】難波教授の研究成果「Total Synthesis of Palau’amine」がNature Communicationsに掲載され、NHK徳島で報道されました。

2015年11月12日
 
パラウアミンは,西太平洋に生息する海綿から発見された強力な免疫抑制物質です。
難波教授らの研究グループは、数年前まで「最も合成困難な有機化合物」と見なされていた、パラウアミンの完全化学合成に成功しました。
 
市販の化合物から出発し,合計44回の化学反応を行って,パラウアミンの全合成(生物の力を借りず,全ての反応を人工的に行う合成)を達成しました。
この合成品を培養細胞に加えて活性試験を行った結果,免疫抑制剤シクロスポリンと同等の顕著な免疫抑制作用を示すことが認められました。
つまり,生物が産生したものと同じ機能を持つ物質が,試験管とフラスコの中で人工的に合成できたことになります。
 
本研究成果は,世界で2番目(日本で初めて)となる化学合成ですが,パラウアミンと類縁体の双方を合成する新手法を提供するものであり,
薬理学・医学研究への道を拓く重要な成果といえます。
 
この研究成果の内容が、11月5日(金)にNHK徳島の「おはよう徳島 7:45−8:00」のトップニュースとして報道され、
夕方の「とく6徳島18:10−19:00」でも紹介されました。
 
論文リンク

http://www.nature.com/ncomms/2015/151104/ncomms9731/full/ncomms9731.html#close

 

 

IMG_1037.jpg

 

 

IMG_1042.jpg

 

 

IMG_1044.jpg