白菊会

 

白菊会理事長の挨拶

 

徳島大学白菊会理事長  樫原 道治

 

いま、命を大切にする社会全体のとりくみが、とても大切になっているように思います。徳島大学医学部や歯学部は、社会が求める人材の育成に日々努められており、その事業に無条件・無報酬のボランテイアとして貢献できればと、献体の登録をしている人々の会が徳島大学白菊会です。

 

1967年の発足から、大学とともに県民のご理解をえるために広報などにもつとめてきましたが、最近では会員が千名を越えるようになりました。

 

会員は毎年の総会、地区集会、学生さんとの懇談会などを通じて、献体の意義や社会に役立つ喜びを感じ、成願まで健康で長生きしようとの新たな意欲がでて、「登録は早く、成願はゆっくり」に心がけています。

 

皆さまのご協力を心からお願いいたします。

 

献体とは

 

献体とは、医学・歯学の大学における人体解剖学の教育・研究に役立たせるため、自分の遺体を無条件・無報酬で提供することをいいます。

「自分の死後、遺体を医学・歯学の教育を研究のために役立てたい」とこころざした人が、生前から献体したい大学またはこれに関連した団体に名前を登録しておき、亡くなられた時、遺族あるいは関係者がその意志にしたがって遺体を大学に提供することによって、はじめて献体が実行されることになります。

 

解剖には、大きくわけて次のような種類があります。

 

 1)人体の構造をしらべるための系統解剖(正常解剖)

 2)死後、すぐ病変をしらべるための解剖(病理解剖)

 3)変死体の死因をしらべるための解剖(法医解剖または司法・行政解剖)   

 献体に直接関係があるのは上記1)正常解剖で、医学・歯学教育の基礎といわれております。良い医師・歯科医師を育てるためには、全身の構造を学ぶ「解剖学」の教育を充実させることが必要なのです。

 平成25年度に開催された白菊会総会において、今まで医学生・歯学生の教育が中心であった「正常解剖」に加えて、希望された会員には医師・歯科医師の教育・研究にもご遺体を提供することができるようになりました。

 

白菊会年間行事

  • ご遺骨返還式、感謝状贈呈式(5月)
  • 白菊会総会(6月)
  • 地区集会(9月)
  • 学生との懇談会、解剖体慰霊祭(10月)

 

平成28年度 御遺骨返還式・感謝状授与式及び解剖体納骨式並びに追悼式 

平成28年5月20日(水)  

 蔵本キャンパス内の青藍会館に於いて「平成28年度御遺骨返還式・感謝状贈呈式」が行われました。平成27年度の解剖に供された方の御遺骨40柱を御遺族にお返しするとともに文部科学大臣からの感謝状と徳島大学医・歯学部からの感謝状を贈呈しました。歯学部長の挨拶、解剖学教室教授挨拶の後、医学部及び歯学部の 学生代表がお礼の挨拶を述べて御遺骨返還式・感謝状贈呈式は終了しました。引き続き解剖体慰霊碑前に於いて「追悼式および納骨式」が執り行われ、教職員と多数の学生が参列し献花を行い、御献体賜った方々の御冥福をお祈りしました。その後、大学への納骨を希望された方の御遺骨を解剖学実習を行った医・歯学部生たちが納骨堂に納めて終了しました。

 

白菊会総会

平成28年6月14日(火)

  ホテルクレメント徳島において第49回徳島大学白菊会総会が開かれました。総会には約160余名の会員が出席されました。学務課長の司会進行により、はじめに平成27年度に成願された会員氏名の奉読があり、その後御霊に対し出席者全員で黙祷を捧げました。続いて医学部長の挨拶、医・歯学部の解剖学講座を代表して歯学部教授の挨拶、そして理事長の挨拶とすすみ、平成26年度の新入会員の紹介の後、議事に入りました。議事では平成27年度の収支決算および平成28年度収支予算案、平成28年度事業計画等が承認されました。その後、総会に彩りをそえる天光軒満月氏の公演があり、盛況のうちに本総会は終了しました。 

 

白菊会総会の模様

 

天光軒満月氏の公演

 

地区集会

平成28年9月13日(火) 

 白菊会北部地区集会が鳴門グランドホテルにおいて開催されました。出席会員数は約20名。学務課長の司会進行により、はじめに理事長より挨拶があり、続いて役員紹介、新入会員紹介、質問、意見交換とすすみ、その後、理事長による健康相談がありました。最後に白菊会愛唱歌を合唱し、和やかなうちに地区集会は終了しました。また昼食の合間には役員によるクイズタイムがあり楽しいひと時を過ごしました。

 

学生との懇談会、解剖体慰霊祭

平成28年10月12日(水) 

 大塚講堂小ホールにて白菊会会員約40名と医学部・歯学部の学生代表40名との懇談会が行われました。副理事長の開会挨拶、徳島大学医学部及び歯学部の教授のあいさつの後、白菊会会員と医・歯学部の学生との懇談がなごやかに交わされました。懇談後には参加学生の感想発表、会員の意見交換などがありました。

 引き続き行われた第63回徳島大学解剖体慰霊祭にも多数の白菊会会員が参列しました。慰霊祭には教職員・学生等も多数参列しました。まず全員で献体者の尊い御霊に黙祷を捧げた後、医学部長、歯学部長をはじめ、解剖学関係の教授、白菊会理事長、来賓の方々が追悼のことばを述べられました。その後参列者全員が祭壇に献花し、最期に御遺族代表の挨拶があり、厳かに慰霊祭は終了しました。

 

懇談会の模様 

 

慰霊祭で理事長が挨拶

 

問い合わせ先

住所:〒770-8503 徳島市蔵本町3丁目18-15

徳島大学大学院医歯薬学研究部 解剖教育支援室(白菊会事務局)

電話番号/ファックス番号:088-633-7027 土日・祝祭日除く平日 8時30分~17時30分

 

最終更新日:2015年5月20日