学校保健学分野について ~養護教諭への道~

2013年9月11日

養護教諭は学校の保健室で、救急処置や保健指導、健康診断をすることなどで、児童生徒の健康と成長をサポートする役割を担っています。

 

また、身体だけではなく、子どもたちの心の問題にも寄り添い、健やかな心の成長を見守るという重要な役割もあります。この制度は日本特有の優れたもので、医療と看護の知識技術をもつ教育職員としての養護教諭は学校の中でも重要な存在であり、その活躍は高く評価されています。

 

養護教諭になるためには、まず大学で養護教諭免許を取得する必要があります。

 

看護学専攻では、養護教諭一種免許が取得できることになっており、共通教育科目、看護専門科目に加えて、教職科目、養護教諭専門科目と、教育実習を履修することで、卒業時に教育委員会から免許状が授与されます。

 

実際に養護教諭として就職するのは、決して広き門ではありません。教員の採用はここ数年間あまり増減がなく、早い時期から対策をすすめることが重要です。

 

本学では、授業時間外に、採用試験対策講座を開催し、合格のためのサポートを行っています。すでに数名の卒業生が徳島県、岡山県、兵庫県、大阪市などで、養護教諭として活躍しています。

 

さらに本学の大学院保健科学教育部では、一種免許よりも上級の専修免許を取得することができます。複雑化、多様化する子どもたちの心身の健康課題に向き合っていくためには、大学院においてさらに専門的な知識や幅広い視野、柔軟性のある思考などを学ぶ必要があります。

 

大学院を修了した養護教諭への教育現場からの期待は大きく、本学大学院生の養護教諭採用試験合格率は高率を維持しています。