地域看護学分野

最終更新日:2015年2月26日

研究概要

 地域看護学分野は、公衆衛生看護学と在宅看護学の2つの領域で構成しています。公衆衛生看護学の領域では、地域における個人・家族、集団、地域を対象とした看護の展開や、その活動技術について、研究しています。在宅看護学の領域では、地域で療養生活を送る人々を対象にした看護活動や医療機関等との継続看護等を中心に研究しています。これらの研究を通して、私たちは看護学の発展と人々の生活の質の維持・向上を目指しています。

主要研究テーマ

  1. 保健師の活動技術の明確化とその教育方法の開発 
  2. 保健師活動の評価研究
  3. 地域・産業における健康増進に関する研究
  4. 保健指導および行動変容に関する研究
  5. 在宅看護学の教育方法の開発   
  6. 在宅療養支援者への教育内容の検討
  7. 在宅療養者を介護する人(ケアラー)への支援方法

メンバー紹介

地域看護学メンバー

メンバーの研究業績 EDB

★岩本教授

【書著】

  1. 岩本里織他,編集・著:公衆衛生看護論技術演習,クオリティケア,2010年12月.
  2. 岩本里織.第1章ヘルスプロモーション 2)生活習慣病予防,16-41.岡本玲子(編):第3巻公衆衛生看護活動Ⅰ,公衆衛生看護学テキスト,医歯薬出版株式会社.2014.
  3. 系統看護学講座 専門分野Ⅰ 看護学概論 基礎看護学1 医学書院,東京,2012年2月.
  4. 見せる公衆衛生看護技術,岡山大学出版会,2013年5月.
  5. 公害救済のモデル「恒久救済」森永ヒ素ミルク中毒事件から学ぶ(共著),せせらぎ出版,2014年1月.

【論文】

  1. 岩本里織,岡本玲子,塩見美抄:「公衆衛生基本活動遂行尺度」の開発と信頼性・妥当性の検証 保健師の全国調査結果から,日本公衆衛生雑誌,55(9),629-639,2008.
  2. 岩本里織:「森永ヒ素ミルク中毒事件」に関する保健師活動を題材とした授業における学生の学び,神戸市看護大学紀要,2014.
  3. 岩本里織,小倉弥生,茅本善子,藤村友里,稲垣絹代.:コミュニティアズパートナーモデルを用いた地域看護診断の学習効果 演習後の学年比較 実習前後比較から,神戸市看護大学紀要,13,49-56,2009.
  4. Reiko OKAMOTO, Misa SHIOMI, Saori IWAMOTO, Yoko HATONO, Yumi CHIBA, Toshiyuki OJIMA, Yuko BESSYO, Kimiko NAKAYAMA and Kiyomi INOUE:Relationship of experience and the place of work to the level of competency among public health nurses in Japan, "Japan Journal of Nursing Science, 5(1), 51-59,2008.

★松下准教授

【論文】

  1. 片岡三佳,谷洋江,松下恭子,藤井智恵子,加根千賀子,長谷奈生己,平岡峰子,近藤佐地子,木田菊恵:インシデント事例におけるコミュニケーションエラーに着目した研修プログラムの検討-『思い込み』に焦点をあてて-,第45回(平成26年度)日本看護協会論文集(看護教育),198-201,2015.
  2. 松下恭子,多田敏子,岡久玲子,多田美由貴,藤井智恵子:看護学生に対する訪問看護師の実習指導の現状と指導についての意識,The Journal of Nursing Investigation(JNI),12(1), 36~43,2013.
  3. 多田美由貴,松下恭子,岡久玲子,多田敏子:統合ケア施設を利用する在宅高齢者の子どもとのサポート授受,The Journal of Nursing Investigation(JNI),12(1),1~11,2013.
  4. Chieko Fujii, Reiko Okahisa, Yasuko Matsushita and Toshiko Tada : Health behavior of elderly people engaged in agriculture in conjunction with information communication techology, The Journal of Medical Investigation (JMI), .59(1,2), 192-205, 2012.

★岡久准教授

【論文】

  1. 岡久玲子,多田敏子:保健指導を受けた成人男性の生活習慣改善過程におけるストレングス, 日本地域看護学会誌,17(3),41-50,2015.
  2. 岡久玲子,多田敏子:生活習慣変容過程における女性のもつストレングス,The Journal of Nursing Investigation(JNI),12(2),50-59,2014.
  3. Reiko Okahisa and Toshiko Tada : Development of a Strengths Measurement Scale for the lifestyle transformation process, The Journal of Medical Investigation (JMI), 61(1, 2), 84-93, 2014.
  4. 岡久玲子,多田敏子,藤井智惠子,松下恭子:看護大学生が生活行動記録体験後のロールプレイを通して理解した保健指導方法,日本地域看護学会誌,14(1),71-77,2011.

★多田助教

【論文】

  1. 多田美由貴,松下恭子,岡久玲子,多田敏子:統合ケア施設を利用する在宅高齢者の子どもとのサポート授受,The Journal of Nursing Investigation(JNI),12(1),1~11,2013.
  2. 松下恭子,多田敏子,岡久玲子,多田美由貴,藤井智恵子:看護学生に対する訪問看護師の実習指導の現状と指導についての意識,The Journal of Nursing Investigation(JNI),12(1), 36~43,2013.

お知らせ

★保健師の教育教材の紹介

 現在、文部科学省研究助成(基盤研究C)「住民の生存権を護る保健師活動に関する研究‐教育教材の開発と検証‐」(研究課題番号25463644代表:岩本里織)の助成を受け、保健師の基礎教育や現任教育で活用していただけるDVDを作成いたしました。本DVDは、森永ひ素ミルク中毒事件の被害者支援に関わった保健師らの語りを中心に構成しています。作成の目的は、①保健師学生や現場の保健師たちが、法制度に基づいた活動をするのみならず、目の前の困っている人たちに気づき、目を向け、解決の方策を見出だす保健師の活動の重要性に気づき(再確認する)、保健師魂・アイデンティティの醸成を行う②先輩保健師の活動を継承することの2点です。ご活用いただける方には無料でDVDを差し上げていますので、岩本までお問い合わせください。

DVD生存権

★大学院生募集

 大学院では、是非、地域での活動に役に立つ研究を実施していただきたいと思います。一つの研究を行うことで、研究を遂行する力だけではなく、活動のPDCAを展開していく能力や、論理的に考える能力が身につき、実践活動に活かる多用な能力が身につきます。

【求める大学院生】

  • 自己の実践活動についての振り返り、実践上の疑問や困難な問題について探究したい方
  • 活動技術について明らかにしたり、方法論を構築したりしたい方  
  • 地域看護に関する研究を行いながら、自分自身の活動能力を高めていきたい方 など

その他の研究活動

<博士前期課程研究テーマ>

  • 大学生におけるヘルスリテラシーと健康関連QOLとの関連性の検討(H25年度)
  • 難病性疾患を持ちながら就業を継続している労働者の満足度を高める要因に関する質的研究(H25年度)
  • 交代制勤務が男性労働者に及ぼす疲労感と生活特性の内容分析(H24年度)
  • 住民組織を活用した地域住民のがん検診受診行動促進方法の検討(H24年度)
  • 介護老人福祉施設で自分から人との交流をもとうとしない高齢者の思い(H23年度)など

お問い合わせ

地域・精神看護学講座 地域看護学分野
教授 岩本 里織
住所:〒770-8509 徳島市蔵本町3丁目18-15
電話:088-633-9033
メールアドレス:iwamoto_saori@tokushima-u.ac.jp