新入生のオリエンテーション

2017年4月10日

新学期が始まる。本年度は、教務委員を仰せつかっているので、1,2,3年生のオリエンテーションを担当した。12年生は、まだ実際に講義などで接していないためか、笑いをとる話をしても反応は薄かった。学科長の挨拶で反応すべきところで学生が反応しなかったので、「先生(学科長)、滑っています。」とつっこみをいれたが、近くの一人の学生が失笑しているだけだった。

 

オリエンテーションでは、不正に関することも説明しなくてはならない。カンニングはもとより、ITが進んだ現代では、インターネットで検索をかけ、コピー&ペーストでレポートを作成することも不正となる。軽い気持ちで代返もしてはいけない。これも不正行為に準じる行為と見なされる場合がある。自分の学生時代は、出席をとったら後ろから学生が講義室から抜けだし、数十名いるはずの学生が数名くらいに減っていた話(私は残っていた)もしてみたが、嘘をついていると思っているに違いない。ある意味、大学全体が(社会全体が)、学生にも教員にも寛容であった。

 

3年生のオリエンテーションは、“国家試験が早まること”、“研究室配属について”、“臨床栄養コース(定員10名)について”の3点であった。将来の大学院生をリクルートするために、「うちの教室の大学院生になればかなり手厚く対処する」、「大学院生が多く沢山競争相手がいる環境を選ぶか、そうでない環境を選ぶのか」、「うちの教室で大学院生を修了した者は高い確率で、うちの教室の助教になっている」と言ってみた(どのくらい効果があるか期待したい)。何もしなくても売れるなら、特に大きな宣伝をしなくてもいいといった意見もあるであろう。今年は、大学院進学者0人。卒業生の半分以上は進学する状況からするとかなり異常な状況だ。なんとか流れを変えなくてはいけない。

 

教室の花見の前に、2階に行って誰かいないか見に行ってみた。丁度、3年生の男子学生がいたので花見に誘う。かたくなに拒否されたが、少しだけということで参加させた。花見用にたこ焼きを買いに行くと、偶然にも同級生の男子学生がいたのでこちらも花見に参加させる。彼も参加を拒んでいたが。彼らは拉致されたと思っているに違いない。また、大学院生が遠のいた感じがする。

 

先日、新聞を読んでいたら気になる文章があった。「若い」と「苦い」は似ている。「辛い」と「幸」も似ている。何か、自分に対する言葉のように体に突き刺ささってくる。

 

これからは、学生さんとスポーツをして気を紛らわせていこう。

 

<平成29年4月10日:酒井>

 

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