危険なタックル

2016年11月29日

 

全国86の国立大学の40歳未満の若手教員のうち、5年程度の「任期つき」の雇用が急増し、2016年度は63%に達したことが文部科学省への取材でわかった。こうした傾向は2004年度の国立大の法人化後に強まっている(朝日新聞1122日朝刊)。”40歳未満の若手教員は、2007年度には約1万8千人おり、うち「任期つき」は約6,900人で39%だった。その後、任期つきの若手は増え続け、2016年度は約1万7千人のうち約1万1千人で若手全体の63%を占めた。と書いてあった。私が助手になったのは1995年であるが、その当時任期付きのポジションは、まわりではポスドクくらいであった。今では任期付きの教員ポジションは普通であり、助教クラスだと更新回数の上限がつく場合もある。よく若い人には、「昔は普通にしていれば、なんとかなったが、今は(他)人以上のことをしなくては、どうにかはならないよ」と言っている。以前は、大学教員や研究所に一定の年限勤めれば、日本育英会の奨学金が免除される制度があった(私も恩恵を受けた一人なので、色々な面で社会に貢献しなくてはならない。土日も働くのは(仕事が遅いので)当然だ。)。今も免除の枠はあるが、かなり少なくなった。良い時代のことを若い人に話しても、なかなか想像は出来ないかもしれない。 

 

担任を務める3年生とは不思議なもので色々と会話が弾む。先日も昼の教員会議を終え、部屋に戻る途中、歩く学生の流れに入り込んだ。「わぁ、びっくりした。先生だ。先生もおれ達に大分溶け込んできて分からなかった。」と行ったのはA君だったか。相変わらず会話は友達感覚だったが、いつもこんな感じなので慣れっ子になっている。以前、実習でグループワークのレポートを課したことがある。あるレポートでは小さな猫の顔が描いてあった。よくみると猫だけれど髪の毛がある。上には小さい文字で「さかにゃん」と書いてあった。そういえば、レポートを提出した時、Kさんは、「猫好きですか?」と言っていたか。

  

例年、来年度の教室配属の学生が決まる時期、教室で鍋パーティが開催される。今年で4年目くらいであろうか。冒頭の挨拶で、この鍋パーティの始まりを紹介すると共に、この会ではかなりの確率で記憶がなくなる話をした。次の日、Oさんが、「昨日の写真メールで送りました」と言ってきた。怪しい添付ファイルが付けられていたメールが届いていたが、一向にそれらしいメールは届かない。しばらく経って、「ファイルが重くて送れませんでした。」とUSBで持ってきた。コピーしたが結構時間がかかる。40MBもあった。それはそうだろう。今年も例年通り集合写真が撮ってあった。今回は4枚であった。ラグビーで、攻撃を仕掛けてくる相手を止める唯一の手段はタックルだ。低く鋭いタックルで相手を倒す。しかし肩よりより上へのタックルはハイタックルといわれ危険なタックルと判定され重いペナルティーが科せられる。今回は合計4枚の写真、いずれもK君にタックルをしている。別の意味で、危険な(状態の)タックルか。

 

 

<平成281128日:酒井>

 

 

nabe2016_zatudan.jpg