食事調査の実習

2014年11月21日

今週から3週間にわたり公衆栄養学実習が始まった。実習では食事調査のサンプルサイズの計算やサンプル抽出法といった基本的なことから、モデル別に公衆栄養活動計画を策定するといった実際的なことまでを取り扱う。食事調査法に関しては、秤量記録法、24時間思い出し法、食物摂取頻度調査法に関して自分たちでそれぞれの調査方法を行い、特徴、長所、短所を学んでもらう。今回の実習では24時間思い出し法を私が担当し、他の調査方法に関しては他の先生にお願いした。24時間思い出し法は、対象者の過去24時間に飲食した食事内容を聞き取り、栄養摂取状況を評価するものである。この調査法の精度は調査をする側の能力に大きく左右される。例えば、昨夜、鍋を食べたとすると、どんな種類の肉、魚、野菜を食べて、そしてその重量を把握しなくてはならない。揚げ物などはどのくらい油が吸収されるのか、酢の物などは、調味料の構成割合など基本的なことが頭に入っている必要がある。学生も初めてなので、なかなか難しそうだ。まずは、朝昼晩の食事内容をざっと聞き取り、その後、摂取した食物を大体の量で聞き取っていく。調査結果を見てみるが、炒めているのに油が抜けていたり、明らかに調味料の量がおかしかったりするものがある。栄養のスペシャリストを養成するので、このくらいのことはできないといけないと、少し厳しめに指導をする。一部の学生にはこの指導の評判が悪いらしい。しかし、社会に一定の能力をもって卒業させるのは教員としての義務だと言い聞かせ実習にあたる。でもよく考えると私の学生時代には疫学研究で現在良く用いられる食物摂取頻度調査法はなかった(断言はできないが、現在のように広く使われていなかった)。昔教室で行っていた栄養調査も24時間思い出し法で行っていた。手間のかかる調査法であるが昔の人は大変だっただろう。

 

昨日は教室の4年生主催の鍋パーティー。来年、うちの教室に配属される3年生も参加していた。もつ鍋、寄せ鍋、キムチ鍋等5種類が用意されていた。準備状況を確認するために1階に行ってみると、うちの教室員でないA君とT君が手伝っていた。1年前、A君、T君、N君とかなりのお酒を飲んだことを思い出す。次の日にデジカメを確認すると記憶にない写真があり、恐る恐る4年生に昨日のことを聞いた過去がある。今回、うちの教室の4年生が気を利かせ、2人を誘ってくれたそうだ。彼らと飲むとついつい杯が進む。今朝、4年生と話していると、「先生、昨日の記憶ありますか、エフェ」と言ってきた。そういえば、会の最後の方で、宅配のピザをとれといったのは覚えているが、支払いをしたのか定かではない(今日財布をみたらピザの領収書があった)。カメラも持って帰るのを忘れていた(後で聞いたら電源がONだったらしい)。自分では大丈夫と思っていたが、そうでもなさそうだ。やはり4年生の男子学生と飲むときは注意しなくてはならない。写真は1年前撮影した男子学生の写真と今年の女子学生との写真。

 

<平成26年11月21日:酒井>

 

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