栄養展(蔵本祭)

2013年11月8日

 学園祭の季節となってきた。今年は112日から4日にかけて蔵本祭(蔵本町に德島大学の医療系学部が存在するので)が開催される。今年が第29回目の開催なので、第一回目は私が德島大学に入学した年前後から開催された計算となる。医学科は「解剖病理展」、歯学部は「歯磨きチェック」、薬学部は「薬学展」、保健学科は「模擬病院」と各学部学科で専門に近いテーマを設定し、自分たちが日頃学んだ事を一般の方々を対象として展示や説明をしている。

 

 栄養学科は、「栄養展」を開催し,栄養と健康について、毎年テーマを変えながら行っている。今年のテーマは「野菜」。厚生労働省では、毎年国民健康栄養調査を行い、国民の栄養摂取状況や身体活動に関連する情報を調査して、健康増進施策の基礎資料としている。平成22年度国民健康栄養調査結果によると、野菜の摂取量が最も高い年代は、60歳代で318.8 g。最も低いのは20歳代で、233.2 g。あくまでも平均値なので、単純に比較できないが、若い人の野菜摂取量は多いとは言えないようである(教室員と食事に行くと、いつもサラダ類は決まって注文するから若い人が野菜嫌いというわけでもないのか)。今回は、野菜に関する展示を行うと共に、いわゆる推奨される1日に摂取する野菜の量の2/3がとれる和風あんかけ丼を1100食限定で、試食してもらう企画(~健康増進!!ベジたべる?~)。

 

 この企画は毎年好評で、今日も朝10時の整理券配布時には行列ができていた。調理に関する申請書では、私も関係者であるので様子を見に調理室へ行ってみる。「進み方どう?」と聞いてみると、「ニンジンが遅れています(ニンジンを切るのが遅れています。と表現するのが正しい)。」とのこと。「手伝うか?」の問いに、「お願いします(?)。」との返答。ということでまずはニンジンの千切りを始め、終わるとピーマンの千切り、そのままのタマネギがいっぱいあったので薄切り。周りを見回すと野菜を切っているのは私ただ一人で、他の学生さんは炒めたり、煮たり、他の作業を行っている。いつの間にか下準備係の一員となっていた。下準備もほぼ終わり、ある程度目処が立ってきたので退散することにした(学祭は学生が主体的に行うものである)。午後、論文を書いていると部屋のドアをたたく音がし、開けてみると男子学生が立っていた。事情を聞くと、ごはんが水っぽく炊けてしまったとのことであった。その後、なんとか対応して、喫食者の方に食事を無事提供することができた。少しばたばたとしたが、学生さんと一緒に蔵本祭に参加できた感じがした。しかし、まさか明日も私がサポート役として野菜を切ってくれるとは思っていないか?

 

<平成2511月8日:酒井>

 

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