大学院生募集

2017年8月28日

高齢化社会に突入した現代において「生活習慣病の予防」や「日々の健康維持」はとても重要な課題です。私たちが日常摂取する食品の中には、ヒトの健康にとって有益な効果を発揮することが期待される成分が含まれています。しかし、これらの有効成分が体の中の「どこで」「どのように」働いているか、詳しいメカニズムはほとんど明らかになっていません。また、食事としてさまざまな食品成分と一緒に摂取した場合に、吸収性や代謝さらには機能性がどのような影響を受けるかについても不明な点が多く残されています。

 

そこで食品機能学分野では、食事として摂取した機能性成分の体内での存在形態(吸収・代謝後の化学構造)や局在性(どこに・どの程度存在するのか)を詳しく解析することにより、これらの成分が体内で機能性を発揮するメカニズムを明らかにすることを目標として研究を進めています。

 

特に、機能性食品成分の代表格である「ポリフェノール」の作用についての研究に力を入れています。培養細胞や実験動物モデルを使って活性やメカニズムを探りながら、最終的な目標でもあるヒトにおける効果についてもヒトボランティア試験を通して解析を進めていきます。ポリフェノール以外にも食品中の核酸成分の機能性や、老化・疾病の原因ともなりうる酸化ストレス反応、細胞死やオートファジーに注目した疾病予防作用に関する研究なども進めています。

 

当分野は、大学院医歯薬学研究部(学部では医学部医科栄養学科)に属しており、学内の医歯薬学系あるいは食品・栄養学の研究者と連携しながら、食品の機能性について様々な角度から研究することができる全国でも稀有な研究環境にあります。このように、様々な学問分野の知識や技術を活用しながら、食品の機能性研究を一緒に進めてくれる大学院生を募集しています。

 

 

興味のある方は以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。研究室の見学・訪問を随時、大歓迎しています。

 

 

<連絡先>

  

徳島大学大学院医歯薬学研究部

食品機能学分野 教授

河合慶親

 

E-mail: kawai.yoshichika*tokushima-u.ac.jp        *を@に変えてください。