宇宙実験への道(12話~)

2011年10月17日

宇宙実験への道(1話~11話)

 

12話 平成21年度の栄養学科のオープンキャンパス

2009年8月6日(木)オープンキャンパスが実施されました。

栄養学科には、受験希望者は勿論、保護者の方、高校や予備校の先生、合計約200名もの多くの方々にお越しいただきました。

研究室見学の際、4年生の上地くんが、生体栄養学講座の説明をプレゼンテーションしました。研究室前では、宇宙実験の要旨をまとめたパンフレットをお渡ししました。

来年はいよいよ私達の研究テーマ「蛋白質ユビキチンリガーゼCblを介した筋萎縮の新規メカニズム」略称:MyoLabの実施年となります。

管理栄養士を目指したい方はもちろん、さらに一歩前進し、「栄養学」「宇宙」「筋肉」に興味をもたれた方は、是非、徳島大学医学部栄養学科を受験し、一緒に研究を行いましょう。

2009.8.10  今日は「道の日」。建設省(現:国土交通省)が制定した、近代的な道路整備計画が決まった日だそうです。
「道」といえば、大学受験は人生の中で、大きな進路の分岐路となります。単に偏差値だけの情報ではなく、自分の興味や生き方をしっかりと見つめ、「自分の道」を決定し、しっかりと歩んでくださいね。
このオープンキャンパスが皆様の道しるべになることを祈ります。
担当:原田晃子

12話1

12話2

 

13話 国内リハーサルin筑波宇宙センター

2009年8月31日から9月11日まで筑波宇宙センターにて、二川先生、私(原田)、河野くんが国内リハーサルを行いました。

このリハーサルでは、宇宙実験本番に実施する実験スケジュール(2週間分)をリハーサルし、タイムスケジュールの確認等を行いました。

実際、細胞をおこし、培養し、宇宙用の特殊な培養容器DCCに播種します。
実際、シャトルにのせ、日本実験棟「きぼう」へ送るのは実質DCC32枚の細胞ですが、私達は予備分を含め3倍量のDCC96枚の細胞を培養します。
なぜなら、細胞や保存するCO2濃度に異常が見られた時には、すぐ余分の細胞が使えるように備えなければならないからです。

またシャトルが定時の日程で打ち上げができなくなることも考え、「細胞をおこし、培養し、宇宙用の特殊な培養容器DCCに播種」この1サイクルの日程をずらし、計6回行います。
このことにより、天候不順などによりシャトルの打ち上げが一週間ほど延期になっても、すぐ実験に用いる細胞を手配できるように対応しています。

この細胞培養は数も多いことから、3時間近く連続し細胞培養する工程もあります。何より集中力が途絶えないように励ましながら、こなしていきました。

この長期にわたる国内リハーサルでは、JAXAの石岡先生と東端先生、日本宇宙フォーラムの嶋津先生と鈴木先生、有人宇宙システム株式会社の渡邉先生には大変お世話になりました。

来春の宇宙実験本番に備え、タイムスケジュールの確認と改良点を見出すという有意義な国内リハーサルが実施できたと思います。

またつくばを離れる9月11日未明には、種子島宇宙センターからH-IIBロケットの打ち上げが成功しました。
このH-IIBロケットの貨物には、私達の宇宙実験で必要不可欠な細胞培養機器が搭載されています。
そしてついに18日(金)には、H-IIBロケットの貨物(HTV技術実証機)は国際宇宙ステーションにロボットアームにて結合します。
18日早朝からJAXAのホームページで、国際宇宙ステーションへの結合がライブ中継がおこなわれるとの事です。

2009.9.12 ここ1週間は上空が気になる「宇宙の日」「空の日」ふれあい月間にて 
担当:原田晃子

13話1

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13話 国内リハーサルin筑波宇宙センター

2009年8月31日から9月11日まで筑波宇宙センターにて、二川先生、私(原田)、河野くんが国内リハーサルを行いました。

このリハーサルでは、宇宙実験本番に実施する実験スケジュール(2週間分)をリハーサルし、タイムスケジュールの確認等を行いました。

実際、細胞をおこし、培養し、宇宙用の特殊な培養容器DCCに播種します。
実際、シャトルにのせ、日本実験棟「きぼう」へ送るのは実質DCC32枚の細胞ですが、私達は予備分を含め3倍量のDCC96枚の細胞を培養します。
なぜなら、細胞や保存するCO2濃度に異常が見られた時には、すぐ余分の細胞が使えるように備えなければならないからです。

またシャトルが定時の日程で打ち上げができなくなることも考え、「細胞をおこし、培養し、宇宙用の特殊な培養容器DCCに播種」この1サイクルの日程をずらし、計6回行います。
このことにより、天候不順などによりシャトルの打ち上げが一週間ほど延期になっても、すぐ実験に用いる細胞を手配できるように対応しています。

この細胞培養は数も多いことから、3時間近く連続し細胞培養する工程もあります。何より集中力が途絶えないように励ましながら、こなしていきました。

この長期にわたる国内リハーサルでは、JAXAの石岡先生と東端先生、日本宇宙フォーラムの嶋津先生と鈴木先生、有人宇宙システム株式会社の渡邉先生には大変お世話になりました。

来春の宇宙実験本番に備え、タイムスケジュールの確認と改良点を見出すという有意義な国内リハーサルが実施できたと思います。

またつくばを離れる9月11日未明には、種子島宇宙センターからH-IIBロケットの打ち上げが成功しました。
このH-IIBロケットの貨物には、私達の宇宙実験で必要不可欠な細胞培養機器が搭載されています。
そしてついに18日(金)には、H-IIBロケットの貨物(HTV技術実証機)は国際宇宙ステーションにロボットアームにて結合します。
18日早朝からJAXAのホームページで、国際宇宙ステーションへの結合がライブ中継がおこなわれるとの事です。

2009.9.12 ここ1週間は上空が気になる「宇宙の日」「空の日」ふれあい月間にて 
担当:原田晃子

 

14話 MyoLabの記事

2009年12月27日の徳島新聞に、MyoLabの記事が掲載されました。

14話1

 

15話 JAXAホームページ内にMyo Labトップページが開設されました!

15話1

15話2

2010年明けましておめでとうございます。

1月18日にJAXAホームページ内にMyo Labトップページが開設されました。
Myo Labの実験内容と展望について、一般の方々にも大変分かりやすく説明しています。
是非、ご覧ください!

JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

15話3

2010.1.22 「飛行船の日」の1月22日にて 
担当:原田晃子

 

16話 Myo Labプロジェクトミーティングin徳島大学

1月28日にJAXAの研究者の方々とMyo Labプロジェクトミーティングを行いました。
内容は実験運用についての検討と確認であり、徳島大学での最終の打ち合わせとなりました。

私達の実験開始は、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-131)の打ち上げ日である3月18日(アメリカ時刻)に決定しました。(天候や機器の都合により延期されるかもしれませんが)。
山崎直子宇宙飛行士が搭乗するシャトルと同じです。

私達のMyo Labメンバー(二川先生、私(原田)、河野くん)は、3月2日にアメリカ入り、帰国予定は3月21日の予定です。前回のケネディ宇宙センターでのリハーサル実験よりも約2倍の滞在期間となります。
いよいよアメリカ行きまで一か月を過ぎ、現在は最終の打ち合わせ、アメリカに輸送する細胞の準備、ケネディ宇宙センター入構手続きなどを行っています。

宇宙実験が問題なく実施されることが一番ですが、3月23日には徳島大学の卒業式と修了式が行われますので、予定通りにシャトルが打ち上がり、無事帰国できることを祈るのみです。

2010年2月8日 日本初のハレー彗星探査機「さきがけ」を打ち上げた2月8日にて 

担当:原田晃子

16話1

前回ケネディー宇宙センターでのリハーサル(2009年4月)での打ち合わせ風景

16話2

前回ケネディー宇宙センターでのリハーサル(2009年4月)での実験風景
JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

 

17話 「ディスカバリー号」(STS-131/19A)の打上げ目標日の変更

私達MyoLabのアメリカ滞在は、3月2日から3月21日を予定しておりましたが、
シャトルの打ち上げ日の延期により、3月18日から4月7日になります(予定)。

気持ちを切り替えて、がんばります。

担当:原田晃子

15話3

JAXAのHPでの報告

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リハーサル実験への渡航中、シカゴ・オヘア国際空港にて(2009年4月)

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前回ケネディー宇宙センターでのリハーサル(2009年4月)での実験風景1

17話3

前回ケネディー宇宙センターでのリハーサル(2009年4月)での実験風景2

17話4

 

18話 宇宙実験本番のためNASAケネディ宇宙センターに到着。2010.4.19

Myo Labメンバー(二川先生、私(原田)、河野)は、2010年3月18日から4月7日(予定)の日程でアメリカ、フロリダ州、NASAケネディ宇宙センターで宇宙実験本番を迎えることとなりました。

昨年の4月にもNASAケネディ宇宙センターでリハーサル実験を行ったとはいえ(10話参照)、本番に向けて高まる期待感、プロジェクトを遂行させなければならないという使命感、シャトルの打ち上げ日程の動向などあらゆる感情が入り混じった出国となりました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の皆さんとも現地で集合し、JAXAケネディ宇宙センター駐在員事務所にて、MyoLab全メンバーが集合写真を撮りました。

左胸には、今回打ち上げのシャトルSTS-131(19A)徽章と後にはMyoLabの徽章がプリントされています。

2010年3月19日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

 

19話 L6細胞(ラット筋芽細胞)の培養開始in NASAケネディ宇宙センター。2010.3.23

NASAケネディ宇宙センターでの研究施設の整備を終えたところで、L6細胞(ラット筋芽細胞)の培養が開始されました。

MyoLabは2グループに分け、準備を着々と進めることとなりました。

細胞グループ:L6筋芽細胞を準備するグループ (二川、嶋津、原田、河野)
供試体グループ:宇宙で培地交換する際に必要な培地と試薬を準備するグループ (東端、渡邊、上山、橋爪)

2010年3月23日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

 

20話 Neuro Rad 鹿児島大学 馬嶋先生と共に in NASAケネディ宇宙センター。2010.3.23

今回のNASAケネディ宇宙センターでの宇宙実験は、
Neuro Radチーム(鹿児島大学 馬嶋秀行先生と犬童寛子先生)とほぼ同時期の実験スケジュールで実験を行うこととなりました。

Neuro Radチームは、神経細胞を国際宇宙ステーションで培養し、宇宙放射線および微小重力環境の哺乳類細胞に対する影響に関する研究を実行します。

私達のMyo LabとNeuro Radチームは、実験室も隣、そしてホテルも同じの為、休みの際は行動を共にすることも多くなりました。

国際宇宙ステーション内の実験では、同じ細胞培養機器を使用することもあり、運命共同体です。
これから、アメリカ滞在中は公私ともに大変お世話になります。

2010年3月23日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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JAXAホームページ内のNeuro Radトップページはこちら
(JAXAホームページにリンクします)。

 

21話 NASAサイエンスブリーフィング。2010.4.2

二川先生は、NeuroRadの馬嶋先生と共にNASAサイエンスブリーフィングに参加し、MyoLabの実験の説明と今後の予定について、各報道からの質疑応答に答えました。
その様子はNASAテレビで報道されました。

また、NASA広報による取材も受け、MyoLabの実験風景について撮影されました。
その内容は、NASAのホームページに掲載されました。
JAXA職員の方によると、NASA広報による取材要請はここ最近では機会は少なく、今回の取材は幸運であると教えていただきました。

このような運もこちらにたぐり寄せ、打ち上げも無事予定通りであることを望みます。

2010年4月2日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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(JAXAホームページにリンクします)

 

22話 シャトルSTS-131(19A)打ち上げ前日。2010.4.4

NASAケネディ宇宙センターでの研究施設で、私達MyoLabのメンバーによりL6細胞(ラット筋芽細胞)の培養は順調に進み、本日、宇宙実験本番用の細胞96枚を供試体グループへ渡しました。

打ち上げに変更がなければ、この細胞が宇宙へ運ばれます。

シャトルSTS-131(19A)打ち上げの延期を考慮に入れ、細胞培養は、6クール目に突入しています。

実際に国際宇宙ステーションで培養する細胞培養容器は32枚、地上コントロール群の16枚も含めると計48枚です。
しかし細胞培養の状況やCO2バックの不具合も考慮にいれ、1クールを細胞培養容器96枚分の細胞を準備しています。

打ち上げ前日までに培養した細胞は、細胞培養容器500枚近くに達しました。
今まで朝から夜までL6細胞の培養がに追われるスケジュールをこなし、培養開始からはや2週間が経とうとしています。
さすがに実験の疲れによる手のしびれに耐えながら、無事シャトルSTS-131(19A)が米国東部夏時間 4月5日(月)朝(日本時間4月5日(月)夜)に打ち上がるように祈るのみです。

ここ最近は、ケネディ宇宙センターでの天候も安定しているので、あとは機器等(バルブ)の問題を解決するのみとなっています。

画像:打ち上げ前のL6細胞と共に記念撮影(皆、顔に疲れが出てきているのは気のせいでしょうか。)

2010年4月4日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

 

23話 シャトルSTS-131(19A)打ち上げ当日。2010.4.5

注目の宇宙飛行士の山崎直子さんが、今回日本人最後のスペースシャトル搭乗ということもあり、日本からの報道陣も多く大変盛り上がっています。

米国東部夏時間 4月5日(月)2時30分には、今回搭乗する7名の宇宙飛行士(マストラキオさん、ウィルソンさん、ダットンさん、リンデンバーガーさん、ポインデクスターさん、山崎さん、アンダーソンさん)が発射台に向うバス(アストロバン)に乗り込む、通称:ウォークアウトを見守ることができました。

これは、一般報道陣が撮影できる最後の場所なので、たくさんの報道陣と関係者の方の熱気であふれていました。
勿論、日本語の「直子さん!直子さん!」という声援も多く交わされていました。画像:中央が山崎宇宙飛行士

目の前を横切る7名の宇宙飛行士、誰もが明るく気情に立ちふるまう姿に、今まで長くそして大変な訓練をなさって今ここに立っている、そして数時間後には待望の宇宙へ向かうと考えると、胸が熱くなりました。

そして打ち上げ数時間前に、打ち上げが観察できるスポットに移動しました。
さらに偶然にも打ち上げ20分ぐらい前に、上空をISS(国際宇宙ステーション)が月を横切り、シャトル打ち上げ方向へ進むという天体ショーにも遭遇することができました。

まるでISS(国際宇宙ステーション)が打ち上げを歓迎しているような雰囲気の中、いよいよカウントがはじまりました。

早朝のため、夜のような真っ暗の中、「希望の光」とも映るシャトルのオレンジ色の光があたりを一瞬明るく染め、ジリジリ、バリバリという爆音とともに上空へ円を描くようにゆっくりと昇ってゆきました。

この中に、私達の実験MyoLabの細胞が搭載されている、またそれ以上にこの打ち上げに向けて国境を越えた本当に多くの方の熱い想いも入っていると思うと、ただ最後まで光を追うことでいっぱいでした。

そして打ち上げ後、朝日に輝くなんとも不思議な形のスペースシャトルSTS-131の噴煙を見ることが出来ました。
この噴煙は、まるで「龍」が天空を舞って祝福しているようにも見えます。

2010年4月5日 NASAケネディ宇宙センターにて
担当:原田晃子

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24話 JAXA筑波宇宙センターの実験運用管制室。2010.4.21

無事にシャトルSTS-131(19A)打ち上げが成功し、
Myo Labメンバー(二川先生、私(原田)、河野)は、予定どおり2010年3月18日から4月7日の日程でアメリカ、フロリダ州、NASAケネディ宇宙センターで宇宙実験本番を終えました。
帰国の前に、MyoLabメンバーにて打ち上げを行いました。

帰国後、4月18日―21日にJAXA筑波宇宙センターの実験運用管制室で、ISS(国際宇宙ステーション)上で撮影されるL6細胞の画像の確認を行いました。(許可がないと撮影不可なので、実験運用管制室内での画像はありません。)

ISSでのMyoLabの実験は、野口聡一宇宙飛行士と米国のTJ・クリーマー宇宙飛行士が中心となり、培地交換と顕微鏡による細胞の撮影を進めていただいています。

ISS内の画像は、中継で実験運用管制室内のモニターに映し出されます。
今回、2人の宇宙飛行士は確実且つ丁寧にMyoLabの作業を行っていただきました。
野口宇宙飛行士はツイッターもされているようで、9:40 AM Apr 20thのツイッターで私達の実験にも触れています。

ISS撮影されたL6細胞の画像は、細胞の傷害も無く正常に培養できていること、そして微小重力では成長因子の作用にも差が生じていることを確認しました。

最後に野口聡一宇宙飛行士がL6細胞をISSの冷凍庫に移し、ISSでのMyoLabの全作業を終えました。

このL6細胞は2010年5月末にアトランティスSTS-132で地球へ帰還し、6月中旬から徳島大学で詳細な解析が行われます。

担当:原田晃子

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JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

 

25話 NHKによる宇宙実験MyoLabの報道。2010.4.26

宇宙実験MyoLabの取材がNHKで放送されることになりました。

5月1日(土)AM6:00~『おはよう日本(6時台)』(全国向け放送)。
5月5日(水)PM8:45~『ニュース845』(四国向け放送)。

JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

 

26話 NASAのホームページでのMyoLabの紹介。2010.5.24

21話でふれたNASA広報による取材により、NASAのホームページにてMyoLabが紹介されました。

NASAホームページ内のMyo Lab紹介記事はこちら。
(NASAホームページにリンクします)

 

26話

 

27話 宇宙サンプルが徳島大に到着しました。2010.6.3

無事2010年6月3日、宇宙サンプルが徳島大学に到着しました。

宇宙サンプルは、国際宇宙ステーションにて日本の野口聡一宇宙飛行士と米国のティモシー(TJ)クリーマー飛行士が中心となり
L6細胞を培養し固定化されたもので、-80℃保存されています。

なお昨日(日本時間)両宇宙飛行士は、ソユーズ宇宙船(21S)カザフスタン共和国に着陸し、地球へ帰還されました。
ニュースとネットにて両宇宙飛行士の元気な姿を見ることができ、安心しました。

国際宇宙ステーションに161日という長期間の滞在と、MyoLabを含めた多くの実験の任務を終え、本当にお疲れさまでした。

これからいよいよ、宇宙サンプルの解析がはじまります。

2010年6月3日 
担当:原田晃子
JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

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JAXAホームページより

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JAXAホームページより

28話 MyoLab宇宙実験の解析。2011.1.26

第27回宇宙利用シンポジウム(2011年1月24日(月)~25日(火)宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス)にてMyoLab宇宙実験の速報を発表しました。

発表題目:廃用性筋萎縮に有効な食材の開発とMyolab宇宙実験の速報
英文題目:Development of effective ingredient for muscle atrophy and News flash of Myolab cosmic experiment
上村啓太、山智成、越智ありさ、河野尚平、中尾玲子、東端晃、平坂勝也、真板綾子、原田晃子、奥村裕司、石堂一巳、ニ川健

帰還を果たした宇宙サンプルは、実験計画どおり、成長ホルモンであるIGF-1シグナル経路のタンパクリン酸化の定量をはじめ、オミクス解析も同時に取り入れ、慎重に解析を進めております。

2011年1月26日 
担当:原田晃子
JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら。
(JAXAホームページにリンクします)

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

 

29話 若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーションの船長として選出される。2011.2.17

若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)の第39次長期滞在(約4か月間)船長として選出されたと報道されました。

これは、JAXA初のISSの船長となります。
これからは、エンジニアとしてのISSの運用、そして日本実験棟での科学実験の上に、さらにリーダーとしての重大な任務を果たさなければなりません。若田光一宇宙飛行士の今までの経験とこれからの訓練により必ず大役を果たされることでしょう。

ますますのご活躍を応援したいです。
予定では若田光一宇宙飛行士のフライトは、2013年末になるとの事です。

2011年2月17日 
担当:原田晃子

JAXAホームページ内のMyo Labトップページはこちら(JAXAホームページにリンクします)。

http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/first/myolab/

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30話 ブログ 宇宙実験への道(終)。 2011.3.23

担当の原田が2011年3月末(任期満了)で徳島大学生体栄養学での勤務を終えるため、
この「ブログ 宇宙実験への道」を閉じることとなりました。

宇宙実験の遂行を含めたこの3年間は、大学の1研究者(教育者)では経験できないような貴重な体験をさせていただきました。
「一期一会」。
この研究を通し、大学間やJAXAをはじめとした多くの方との関わりが私の大きな財産です。
私はこれからも少しでも科学に携わった仕事を通し、人類、いや全ての生命体が幸せになるように微力ながら貢献していきたいと思います。

この研究を通し、宇宙実験という「1つの大きなプロジェクト」は、まるで「1つの生命体」であるように感じました。
1つの生命体、例えば一人のヒトでは、60兆個という莫大な数の細胞により構成されています。それと同じように1つの宇宙実験は、多くの機関、個人により成り立っています。

まずプロジェクトを遂行するには、リーダーがどのような方向性へ進めるべきなのか、生命体ではどのような意志、夢を持っているのかが大きなカギとなります。
そしてその方向性へそれぞれの機関が最大限の努力をする、生命体では各器官や臓器は置かれた状況において最大限の機能を果たす。
そして何より重要なのは、プロジェクトにおいて各機関との意思疎通(コミュニケーション)が図られているか、お互いに認識し合えるかです。

生命体ではこの意思疎通(コミュニケーション)は、神経・体液、・血流にあたります。
いくら各臓器が最大限の機能を果たしても、神経・体液・血流が作用しなければ、生命体は機能できないでしょう。
ましては各臓器が暴走すると「ガン化」し、1つの生命は脅かされます。

この「1つの大きなプロジェクト」は、会社や大学、国家にも当てはまるかもしれません。

現在、日本は東日本大震災という大きな危機に立たされています。
このたびの東北関東大震災において被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、この危機の中、日本という国家の中で、1国民としての果たすべき役割を最大限に発揮し、「1つの生命体」だという認識の上、この難局を打破していかなくてはならないとひしと感じます。

2011年3月23日 
徳島大学の卒業式と修了式にて 
担当:原田晃子

30話