臨床実践栄養学講座

臨床食管理学分野

 竹谷豊教授 

 

心理的ストレスは酸化ストレスを増強し、生体内で活性酸素種(ROS)生成を促進することで、精神的障害、炎症、代謝障害を誘導する。高血糖および高リン血症はROS 生成を促進することから、虚血性心血管疾患予防やストレス制御には血糖調節およびリン調節が重要である。
血糖調節プロジェクトでは、脂肪組織、β 細胞、腎臓におよぼす糖質・脂質の組み合わせ効果、キシリトールの効果、バイオマーカー検索、食後高血糖および高インスリン血症を抑制する食品開発とヒト試験がある。
リン調節プロジェクトでは、リン酸トランスポーターの発現調節、リンによる血管内皮機能障害・動脈硬化、リンと炎症・ストレス・エネルギー代謝、リン制限食の開発がある。

 

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代謝栄養学分野

阪上浩教授 

 

臨床では入院患者の栄養管理(低栄養、肝硬変、糖尿病)を行っています。基礎研究では、分子生物学のみならず種々の方法を用い以下の分野の研究を行っています。

 

主要研究テーマ

  1. イオン(電解質)輸送、糖、アミノ酸輸送に関する研究……電気生理学と分子生物学的の両手法を用いて研究。糖尿病(インスリン抵抗性と糖輸送、GLUT4)、下痢(Cl イオン分泌)、高血圧(K およびCa イオン輸送)などの疾患に関連。
  2. 糖尿病の合併症の発生機構と治療に関する研究……糖尿病モデル動物(OLETF)を用いて、インスリン抵抗性、心血管合併症などを研究
  3. 運動の効果……実験動物および人における運動の効果、特に酸化ストレスおよびサプリメントの効果をDNA マイクロアレイなどにより研究。高運動習性を持つモデル動物(SPORTS ラット)を開発中で運動習慣の形成のメカニズムを研究

 

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実践栄養学分野

酒井徹教授

 

主要研究テーマ

  1. 栄養と免疫機能に関する研究:栄養状態や様々なサプリメントがどのように免疫機能に影響するか動物モデルを用い検討を行っている。これまで、大豆イソフラボンやGABA などの成分について解析を行った。
  2. 免疫疾患モデル動物の解析:ヒトのアトピー性皮膚炎に類似した皮膚炎を発症するNC/Nga マウスにおける免疫学的解析を行うことで、アレルギーの原因を探る。
  3. 学校、地域住民における公衆栄養学的研究:学校や地域住民における栄養素摂取量を調査すると共に健康増進を図るための栄養改善方法を開発する。

 

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疾患治療栄養学分野

濱田康弘特任教授

 

主要研究テーマ

  1. 栄養サポートチームに関する研究
  2. 栄養管理・栄養療法に関する臨床研究
  3. 慢性腎臓病におけるProtein Energy Wasting (PEW)に関する研究

 

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