腎臓内科学分野

 

研究概要

腎臓内科学分野では、糖尿病をはじめとする進行腎障害の進展の病態とそれらの修復過程の解明を目指している。特に、糖尿病性腎症の分子病態を解明すべく取り組んでいる。これまでに、腎症の病変形成にもっとも中心的な役割を担う因子を酵母を用いてクローニングに成功している。この転写因子Smad1は、糖尿病だけでなく、高血圧におけるアンギオテンシン系や炎症によっても活性化し、最終的な糸球体硬化・腎不全へと至る。現在、Smad1関連分子の解析による各種腎障害の詳細な分子病態の解明と治療法の開発、バイオマーカーの同定・測定により、実際にヒトでの糖尿病血管合併症やCKD の拡大にストップをかけるべく、さらなる研究が進行している。

糖尿病発症メカニズム、血糖恒常性維持機構を分子生物学的、病理組織学的、生理学的手法を用いて解明しようとしている。カルニチンの生体内存在意義をカルニチン欠乏マウスを用いて解明している。また肥満発症機構を分子生物学的に解明している。

 

主要研究テーマ

  1. 自然発症糖尿病ラットを用いてのI、II型糖尿病発症メカニズムの解明
  2. カルニチンの生体内存在意義の解明
  3. 肥満の分子生物学的解明
最終更新日:2009年4月16日