前庭神経炎

2011年10月13日

前庭神経炎はめまいの発症に風のような症状が先行することが多く、流行性に発症することもあることから、ウイルス感染による前庭神経節 ニューロンの障害と考えられてきました。実際に前庭神経の変性・萎縮が認められ、ウイルス感染が示唆されています。他に血管障害説、脱髄性病態説があります。

症状は突然発症する非常に強い回転性めまいで数時間続きます。このとき難聴や耳鳴は伴いません。激しいめまい発作時には嘔気・嘔吐を伴います。

 

検査

聴力検査・平衡機能検査・血性ウイルス抗体価検査など

 

治療

前庭神経炎の発症早期より傷害された前庭機能を改善させるためにステロイドによる点滴治療を行います。また、めまい症状の緩和のため対象治療も同 時に行います。前庭神経炎は代償が働くことで回転性めまいは改善するのですが、一部にふらつきが残ることもあるので早期の治療が望ましいでしょう。