先輩留学生に聞く「Purevjav Javkhlan」

先輩に聞く

 

大学院口腔科学教育部 博士課程4年
Purevjav Javkhlan
モンゴル

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「徳島での学生生活の調和」

四国徳島は日本の中でも最も美しい場所の一つです。徳島は温暖な気候に恵まれています。美しい吉野川が徳島市内を横切っており、緑が美しい眉山は安らぎと癒しを与えてくれます。徳島は阿波踊りや藍染めやすだち(学名:Citrus sudachi。ライムの一種で、食事の際にレモンのように使用。)が有名です。静かで、小さな町に親しみやすい人々が溢れていて、科学研究を行うにはこれ以上にない環境です。

徳島は今までで最高の思い出の一つであり、すでに私にとって人生の一部となっています。私の名前はジャフランで、モンゴルのウランバートルから来ました。父は、私の人生や価値観にとても大きな影響を与えてくれました。彼はモンゴルの政策方針をいくつか考案したり、また現在では全国で行われている、歯の健康についての指導を行ったりしていました。彼は私をいつも気にかけてくれ、歯科医として働き、専門的な研究を行うための知識や技術を身につけるという私の目標は、父の影響によるものです。この目標のため、また日本の技術の進歩に感心し、私は徳島に来て博士後期課程で研究を行っているのです。私は2007年4月、春の暖かい晴れた日に徳島に来ました。そして徳島大学大学院の歯周歯内治療学分野に所属し、口腔分子生理学分野と共同研究をしています。

最初は研究や新しい環境に馴染むまでに大変苦労しました。今では、学生生活や日常生活において支えてくれた学科の先輩や同郷の先輩へ感謝の気持ちでいっぱいです。人生とは私にとって、信じ、信じあえる友人と家族そのものです。多くの親は子供たちに最高の社会環境・条件で成長し、人生において成功してほしいと願っています。自尊心は親からの与えられる最高のプレゼントであり、私にも与えてくれました。徳島大学での4年間を通して、世界中の様々な国々の人と出会い、友情を築き、そしてその友人達から、それぞれの国での生活、文化、経済、交流について様々な実情や考えを学びました。こうして私は基礎科学の知識や研究技術を得る事ができたのです。

私はこの場で徳島大学口腔分子生理学の細井和雄教授、歯周歯内治療学の永田俊彦教授、西野瑞穗名誉教授、モンゴル健康科学大学の教授のみなさんに感謝の気持ちを申し上げたいと思います。口腔分子生理学、歯周歯内治療学のみなさんの温かいご支援の下、私の口腔分子病態学分野における研究を国際誌に発表・投稿することができました。その記事は、抗菌ペプチド(カルプロテクチン)、そして唾液腺組織における水チャネルタンパク質(アクアポリン)についての報告であり、炎症や内耳神経の知覚麻痺への影響についての見解が掲載されています。

このように、私は徳島大学とモンゴル健康科学大学大学院との協力により、研究面のみならず、人生のためにもたくさんの機会を与えてくれたことに感謝します。この経験は私に遠い将来の目標について改めて考えさせてくれました。最後に、両大学間の協力により、さらなる展望への道を示し続けてくれることを願っています。