Q-Tof型質量分析装置 (Q-Tof Global)

装置の詳細について(123KB)

Waters-Micromass社製Q-Tof2

Waters-Micromass社製Q-Tof2


Q-Tof型質量分析装置(Waters-Micromass社製Q-Tof Globaal)

Waters-Micromass社製Q-Tof Globaal

 

プロテオミクスファシリティのQ-Tof型質量分析装置は、良好な選択性を持つ四重極MSを前段に、高分解能を誇るTof型MSを後段に組み合わせたハイブリッド型で、高分解能かつ良好なMS/MS測定を行うことが可能な装置です。Tof部分を使用した高分解能・高精度のMS測定は、ペプチドなど低分子の測定のみならず、高分子量のタンパク質の質量測定にも用いることができます。Q-Tof GlobalはTof部分にW光学系を採用することで、Tof型としては最高の分解能(>20,000)を達成しています。CID(衝突誘起解離)によるMS/MS解析は良好なペプチドの配列イオンを生じ、液体クロマトグラフと組み合わせたLC/MS/MSとして、ボトムアップ・プロテオミクスによるプロテオーム解析に用いられる他、タンパク質リン酸化などの翻訳後修飾の解析にもすぐれています。

 

装置の特徴

従来MS/MS測定に用いられてきた三連四重極型質量分析装置は、特定の質量を持つ試料イオンだけを選択し通過させる1段目の質量分析部と、同じく四重極よりなるアルゴンのような不活性で重いガスと衝突させることで試料分子を開裂させる(衝突誘起解離Collision-induced Dissociation)2段目の衝突室、生じた断片の質量測定を行う3段目の四重極部分よりなっている。


三連四重極型質量分析計の構造

三連四重極型質量分析計の構造


四重極は選択性に優れ、1マス程度の幅で効率良く特定の質量を持ったイオンだけを通すことが可能である。一方で、生じた断片を測定する分析装置としては分解能や感度に劣るという欠点を持つ。そこで、前段の四重極部分、衝突室はそのままに分析部に分解能と感度に優れた飛行時間型を組み合わせたハイブリッド型(Q-Tof型)の装置が開発された。


Q-Tof型質量分析装置の構造

Q-Tof型質量分析装置の構造

 

機器の共同利用についてはこちら

 

 

ページの先頭へ戻る