研究部長のメッセージ

研究部長 苛 原  稔 


   医学、歯学、薬学、栄養学、保健学の生命科学系3学部5教育部を統合した医歯薬学研究部は、国立大学法人化に伴い研究大学としての位置付けを明確にした徳島大学において中心的研究・教育組織であり、全国的にも類を見ない生命科学の総合研究拠点として学内外からの期待も大きいものがあります。
 生命科学研究の最終目標は、国民の健康を増進・維持させるために疾病に対する有効な診断法を探索し、治療法や予防法を開発することにあります。そのために、国際的に活躍する先進的で指導的な研究者の育成を加速し、高いモチベーションを持って先進的な研究を遂行し、より高い成果を挙げて行くことが求められています。我々は、生命科学研究の目的をしっかり見据えて、プロフェッショナル集団として、有意義な成果を適正に世界に発信して行きたいと思います。
 平成16年4月に本研究部が発足してから13年が経過し、意図したように3学部5教育部の融合が急速に進みました。教育においては、積極的に研究者交流や共同研究を推進し、特に教育クラスターによる研究者の交流やリトリート、共同でのシンポジウム、市民公開講座などを開催して、教育部横断的な教育体制の構築に大きな成果を得ています。また、研究においては、研究部内の各分野の連携のみでなく、異領域連携、基礎研究部門と病院を中心とした応用研究部門の橋渡し研究による連携、そして外国を含めた学外の先端的研究施設との連携など、多様な連携が円滑に推進され、他には無い特色のある生命科学研究が行われています。
 平成27年4月に「大学院ヘルスバイオサイエンス研究部」は「大学院医歯薬学研究部」に改組いたしました。併せて英語名称も解りやすく「Graduate School of Biomedical Sciences」に変更したほか、分野の部門配置もまとめて学部との一体的なものとしました。益々、パワーアップした研究部に育てたいと思います。研究者や医療人のみでなく、一般の皆様にもご理解とご支援をお願いしたいと思います。
 

 平成29年4月