次世代情報ネットワークに関する研究

概要説明

社会の高度情報化は今後も益々進み,それを支える高速情報通信網,低電力通信網,耐故障通信網等の次世代の高速・高信頼・高機能な情報通信ネットワークの構築が社会的に求められ,そのための基盤研究が大学に求められている。その一方で,今後の更なる高齢化,過疎地域での医師不足の問題を解決するため,そのネットワークの応用分野として広域に大量に人間の生体情報のセンシングと伝送を行い,更なる高度医療情報化を実現するための研究も求められている。そこで本学科では次世代の高速高信頼情報通信インフラの構築に必要な研究ならびに高度医療情報化実現のための研究を重点テーマの一つとして行っている。

 

研究テーマ名

  1. 次世代情報通信システムに関する研究
    1-1 概要

    大容量化する通信需要に対して低電力でこれに応える情報通信インフラの構築を目的とした,フォトニックネットワーク基盤技術の研究開発を行う。具体的には,大容量光ノード技術,コヒーレント光送受信/処理技術,光増幅中継技術等を研究する。また,多ノード間通信において多様化,分散化するネットワーク上の大容量化したデータを効率良く関連付け,活用するための分散データ表現方式の研究開発を行う。また通信の秘話性を確保するための新しい通信方式,通信回路の開発も目指す。

     

    1-2 キーワード

    フォトニックネットワーク,光ファイバ伝送,光信号処理,分散データシステム,Resource Description Framework

     

    1-3 担当者  ※下線:研究代表者

    高田篤,岡村康弘,大家隆弘,西尾芳文,上手洋子

     

    1-4 外部資金
    ・日本学術振興会 科学研究費 基盤B 2010年度~2012年度 継続実施
    ・日本学術振興会 科学研究費 若手研究(B) 2014年度 採択課題名 「1テラビット毎秒を超える超高速光アクセス網の研究」 代表:岡村康弘 採択
    ・情報通信研究機構(NICT)委託研究「光周波数・位相制御光中継伝送技術の研究開発 課題B 広帯域マルチキャリア光パラメトリック増幅中継技術」2014年度 採択

     

     

  2. 次世代情報ネットワーク回路とその応用に関する研究(医工連携研究)
    2-1 概要

     次世代の情報通信ネットワークとしては,人間の生体信号を自動計測しその情報通信ネットワークを介して国民全員が居住地域によらず高度な医療を受けることができるようにすることが強く求められている。本研究テーマではその実現を目標に,電気電子工学における電子計測技術,信号処理技術,情報処理技術を活用して,医療現場で蓄積される臨床所見,診断や手術中のモニター信号に使用される脳波など生体電気信号,大腸内視鏡などの生体画像,いびき,心音などの生体音響などからの,正確な病態評価,診断支援,再発予測,遠隔診療に関する研究,および,生体インピーダンス装置などの生体信号計測装置に関する研究を行う。

     

    2-2 キーワード

    生体信号,画像処理,センサ回路,遠隔診療,診断装置

     

    2-3 担当者  ※下線:研究代表者

    小中信典,芥川正武,榎本崇宏,大屋英稔,下村直行

     

    2-4 外部資金
    ・科学研究費補助金 若手研究(B),2011年度,採択課題名:鼾解析による新しい閉塞型無呼吸の診断支援に関する研究,代表,榎本崇宏
    ・科学研究費補助金 若手研究(B),2012年度~2013年度,採択課題名:国際標準化を目指したいびき解析による無呼吸症候群自動診断システムの開発,代表,榎本崇宏

     

最終更新日:2015年4月6日