工学部長あいさつ

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徳島大学工学部の歴史は古く、1922年に徳島高等工業学校として設置され、平成29年に96年目を迎えました。工学部としては中四国地区工学部では学生定員が一番多く、現在まで約4万人以上の卒業生を社会に輩出し、ノーベル物理学賞を受賞された中村修二カルフォルニア大学教授をはじめ多くのOB・OGが活躍されておられます。本工学部の就職のよさはこの伝統とOB・OGの活躍にも支えられています。
 近年、産業のグローバル化が進み、日本が得意としてきた改良による安価で高信頼性・高機能なモノ作りから脱皮する必要性が高まり、社会からは大学でのイノベーション教育が強く求められています。また学生が社会に出てからグローバルに活躍できるように、大学でのグローバル教育が今までになく求められています。徳島大学工学部ではその要求が高まる以前から創成学習開発センター(平成29年4月から「創新教育センター」)や国際連携教育開発センターを工学部に設置し対応してまいりました。大学の教育・研究のグローバル化の更なる推進を支援するため、工学部の卒業生の会である徳島大学工業会から大学院博士前期課程学生が海外で開催される国際会議で自発表した大学院生に対する支援制度も平成29年度に設けて頂きました。学生諸氏はこれらの組織、制度を有効利用して頂ければと思っています。
 現在、情報通信技術の急速な進展により、さまざまなモノがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)、それによって加速されるビッグデータの世界、さらにはAI(人工知能)の導入など、様々な分野で技術革新が生まれようとしており、すでに第4次産業革命が始まっているとも言われています。それに伴い、工学分野は今後急激に変化することが予想されます。しかしそれに取り組むスタイルは大きくは変わっていません。工学部生が次世代でも活躍できる素養を身につけることができるよう教職員一同努力しておりますので、この歴史ある工学部において充実した学生生活を送られることを期待しています。


 

 

徳島大学工学部長

徳島大学大学院先端技術科学教育部長

 

橋 爪 正 樹

 

 

最終更新日:2017年9月1日