本学教員が徳島県「県科学技術大賞」表彰式で表彰されました

2016年11月10日

10月29日、アスティとくしま ブライダルコアときわホールにて、県科学技術憲章(2014年10月制定)に基づいて創設された「県科学技術大賞」表彰式が挙行され、12人の個人や団体が表彰されました。

本学より下記の3部門で表彰され、飯泉徳島県知事より賞状及び記念品を手渡されました。

 

若手研究者部門

受賞者表彰の内容
徳島大学大学院理工学研究部 講師
上 手 洋 子
(うわて ようこ)
自然科学で観測される高次元の非線形現象を記述するのに優れたモデルである「結合発振器システム」を用いて、様々なパターンに結合したときの同期現象の調査を行い、より自然界に存在する複雑なネットワークパターンでの結合発信器システムの構築を可能とし、このシステムの提案により、交通網や通信、社会ネットワークなどの分野への応用が期待されている。なお、これらの研究成果は、国際会議(ISCA2012)に採録されるなど高い評価を受けている。

科学技術理解増進部門

受賞者表彰の内容
徳島大学大学院理工学研究部
総合技術センター
平成16年度から「科学体験フェスティバルin徳島」において特別企画を担当している。
平成20年度からは、出前科学実験教室である「やっToku、なっToku、Dai実験」を主催するなど、理科や数学あるいは科学技術といった分野の実験やものづくり体験教室を実施し、科学技術の理解増進に向けた取組を推進している。

科学技術振興部門

受賞者表彰の内容
徳島大学大学院医歯薬学研究部 教授
佐 田 政 隆
(さた まさたか)
糖尿病の原因であるインスリン抵抗性の発症には脂肪組織での無菌性の慢性炎症が関与しているが、この脂肪組織の炎症の仕組みについて新たに解明し、その成果は、米国科学雑誌Science Advancesに掲載されるなど、社会的にも大きな関心が持たれている。
このことは、新たな治療戦略の開発や、糖尿病などの生活習慣病における病態解明に応用が期待されている。
徳島大学大学院理工学研究部 教授
仁 木 登
(にき のぼる)
放射光CTイメージングやコンピュータ診断支援システムの研究開発に取り組み、学術論文60件、国際会議論文は241件などの顕著な研究成果を挙げている。
また、低線量肺がんCT検診のコンピュータ診断支援システムは、世界最高レベルの性能を実現しており、国立がん研究センターで臨床運用されている。
徳島大学大学院理工学研究部 教授
馬 場 俊 孝
(ばば としたか)
専門は、南海トラフ巨大地震による津波の大規模計算、海溝型地震の発生メカニズムであり、津波被害軽減を目的とした研究を行っている。
大規模計算機を用いた高精細な津波シミュレーションとその実施に必要なソフトウェアの開発に取り組み、迅速で高精細な津波浸水予測を実現しており、南海トラフで起こりうる大中小様々な津波に対して、大規模並列計算を実施し、徳島県沿岸部における多数シナリオの津波浸水想定データベースを構築した。
徳島大学大学院理工学研究部 准教授
三 輪 昌 史
(みわ まさふみ)
無人航空機に関する開発、試験、活用などの研究に取り組んでおり、近年は、ドローンの普及・啓発活動、「徳島県UAV活用検討会」、徳島版「地方創生特区」である那賀町「徳島ドローン特区」のスーパーバイザーとして実験のコーディネートや講習会の実施、技術的な助言等を行っている。
平成27年9月には、一般社団法人徳島県ドローン安全協議会を設立し、会長を務める。

 


総合技術センター


佐田教授

 


馬場教授


三輪准教授

 
 

飯泉知事より受賞を受ける受賞者