工学部(夜間主コース)

 

夜間主コースとは

工学部では、平成6年4月から新しく夜間主コースを設け、学生を受け入れています。この夜間主コースは、徳島大学に併設されていた従来の夜間3年制の工業短期大学部を廃止して、より高度の高等教育機関として工学部に設置されたものです。

夜間主コースは、昼間に学修することが難しい社会人などが、大学で学ぶ機会が得られるようにするために設けられたものです。そのため、高等学校卒業後、初めて工学の専門分野を志す学生だけでなく、技術革新の進展や産業構造の変化に対して、働きながら新しい知識や技術を修得したり、再履修を希望する社会人の入学を期待しています。入学料と授業料は昼間コースに比べ割安です。

学科

建設工学科

世界各地で頻発する自然災害から私達の生活を守り、安全・安心・快適な生活空間をつくることは、建設技術者の重要な役割です。建設工学科夜間主コースでは、建築と防災を中心としたカリキュラム構成となっており、今後益々重要となる「災害に強い建築・都市の構築と持続に貢献できる人材」の育成を目指しています。夜間主コースの学生は、一部の昼間コースの科目を履修することもできるため、建設工学に関するより幅広い知識を身につけることができます。なお、夜間主コースのカリキュラムは、平成20年度改正の新「建築士受験資格」にも対応しており、指定科目の単位を一定数修得して卒業すれば、建築士受験資格の学歴要件を満たします。

機械工学科

機械工学は製造業における基盤技術として、技術者が修得すべき広範囲の専門分野を含んでいます。これらの分野をカバーするために本学科では機械科学講座、機械システム講座、知能機械学講座および生産システム講座の4大講座で教育の充実を図っています。

夜間主コースは授業時間数の制約があり、また、設立の趣旨により、応用技術や先端技術などの実学に重点を置いています。

本コースは入学定員10人と少人数ですので、一人一人が納得するまで十分学ぶことができます。また、昼間コースの科目を受講して技術の背景をより詳しく学ぶこと、大学院へ進学して研究に励むこと、なども可能です。

化学応用工学科

化学は物理と並んで、現代の科学技術の基礎となる重要な学問分野の一つです。これまでの「役立つものをつくる」化学技術は、21世紀を迎えた今、大きく変わろうとしています。エネルギー・資源・環境と私たちが21世紀に生きるため、解決すべき問題はたくさんあります。次の3大講座-物質合成化学(つくる)、物質機能化学(性質を調べる)、化学プロセス工学(工業的に生産する)-に関するカリキュラムは本コースの学生に、即戦力となる基礎および応用力を身につけさせてくれるでしょう。

入学定員5人からなる本コースでは昼間コースにはない科目も充実しており、徹底した少人数教育がなされます。そのため、基礎学力を十分高めることができます。また、昼間コースの学科目の受講、大学院への進学、指定単位数を取得して、希望すれば、卒業研究の実施等、昼間コースと同様の学修方法をとることもできます。このように、夜間主コースは、多様な学修方法の用意された、フレキシビリティーに富んだカリキュラム構成となっています。

生物工学科

生物工学すなわちバイオテクノロジーとは、生物が作り出す多種多様な機能と反応を利用する新しい高度な技術です。無限の可能生を秘めたこのバイオテクノロジーを利用すれば、人類が直面している多くの難問、例えば食糧不足、癌やエイズなどの難病、環境汚染、枯渇するエネルギー資源などの諸問題を解決することができるでしょう。このような背景を踏まえて、生物工学科は生物機能工学と生物反応工学の2大講座で構成され、広い視野を持って生物工学に関する総合的な教育と研究を行っています。

本コースは生物工学科としては全国唯一の夜間主コースであり、少数定員(5名)のため、一人一人に行き届いた教育が行われています。講義や実験も昼間コースと同等の内容で実施されているほか、選択によっては昼間の講義の受講や卒業研究に取り組むことも可能です。卒業後さらに大学院へ進学することもできます。

電気電子工学科

電気電子工学は、今日の科学技術革新の中心的役割を果たし、現在も急速に発展を続けている学問分野です。

夜間主コースにおいても、昼間コースと同様に物性デバイス、電気エネルギー、電気電子システムおよび知能電子回路の4つの分野の基礎学力を培うことができます。その上で特にコンピュータ関連のハードウェア、ソフトウエアおよびその周辺技術を中心とする科目が履修でき、コンピュータ関連の応用実務型の技術力を身につけることができます。

入学定員10人という少定員を生かした、きめ細かい教育が受けられます。卒業研究はありませんが、そのかわりに設けられた電気電子工学セミナーで個別指導を受けて実力を伸ばすことができます。

知能情報工学科

ソフトウエアと人工知能技術を向上させるカリキュラムを主体的に組んでいます。特に、教育用コンピュータを利用して実践的問題解決の力が養えます。オペレーティングシステムUNlXの操作法などの演習も昼間コースと同等以上に開講しています。

情報処理技術者が不足するといわれて久しいですが、不足するのは単純なプログラマーだけではありません。より深刻な問題は、本質的な問題点を理解し、臨機応変にそれを解決していく能力のある技術者の不足という点にあります。コンピュータを使えるのは当たり前で、大学はその先、つまり、それらを使って何をするかを学び研究するところです。そのためには、基礎学力に基づく柔軟な応用力を養うことが必要です。夜間主コースも昼間コースと同様に情報工学およびシステム工学の基礎から応用までの講義科目を開講しています。

教育内容

働きながら新しい知識や技術を修得したり、再履修できるカリキュラム構成になっています。

シラバス(授業概要)ページへリンクしています。

教育研究者総覧の工学部のページへリンクしています。(別ウインドウで開きます。)

取得可能免許・資格

高等学校教諭1種免許状授与を受けるための所要資格(工業)などの資格が得られます。

最終更新日:2013年10月10日