教育概要

<学部教育概要>

生理学とは、生体の機能を理解し、その理論的基盤を確立する学問である。神経・筋肉、感覚と運動、血液・循環、呼吸、消化吸収、内分泌、腎と排泄等の機能が生体の営みを支えている。一方、口腔生理学とは、口腔、顎、顔面領域に現れる生命現象を主に取り扱う生理学の一分野であり、歯、咀嚼、口腔感覚、味覚、唾液、発声などの生理機能を理解し、そのメカニズムを明らかにする学問である。歯学科については、生理学の講義を2年後期と3年前期前半に、口腔生理学の講義を3年前期後半におこなう。口腔保健学科については、生理学の講義を1年後期に、口腔生理学の講義を2年前期におこなう。また、歯学科3年前期に、口腔保健学科2年後期にそれぞれ生理学実習をおこなう。生理学を学習するにあたって、事象を蓄積していくという学習方法では理解することが困難で、因果律的解釈が不可欠であることに注意しておく必要がある。

 

<大学院教育概要>

大学院口腔科学教育部は4年制の博士課程を有する。摂食機能制御学講座 口腔分子生理学分野(旧歯学研究科口腔生理学講座)では唾液腺と脳に関連する研究課題(後述)を追求しており、大学院生は常時、研究の進展状況を指導教官と検討し、定期的に開かれるデーター検討会で得られた成果を発表する。4年間で2、3編の論文を国際誌に掲載し、これらをまとめて学位論文とすることを目標にしている。学位論文を研究科に提出し規程に従い博士(歯学)または博士(学術)が授与される。