摂食機能制御学講座

口腔組織学分野

羽地達次教授 メールアドレス tat-hane@tokushima-u.ac.jp

 

ヒトの体は約60兆個の細胞から成り立っている。その形は美しく、時にはその美しさに感動を覚えることさえある。それぞれの細胞はいずれも個性的で、自らの個性を保ちながら、全体としてのバランスを保って人体を構成している。私達の研究室ではひと癖もふた癖もある細胞が織り成す生命の謎の解明に挑戦している。

 

主要研究テーマ

  1. 蛋白質脱リン酸化酵素と細胞分化
  2. 骨芽細胞と破骨細胞の分化におけるPKR
  3. 骨芽細胞のアポトーシス

 

私達の研究室では以上の3点に焦点を当て、複雑な生命現象を解明し、世界に情報を発信するよう日夜楽しく研究を進めている。当研究室ではお互いの得意分野を活かして逐次活発に討論し、実験を楽しみながら研究を進めている。

 

口腔組織学オリジナルサイトはこちら

 

口腔分子生理学分野

吉村 弘教授 メールアドレス hyoshimu@tokushima-u.ac.jp

 

咀嚼、嚥下、唾液分泌などは反射も含めた体性・自律神経系制御を受け、また口腔は味覚・嗅覚などの化学感覚と表在・深部感覚などの体性感覚の合流する部位でもある。さらに、このような口腔機能を制御している脳領域は情動との関わりも深いことがわかってきた。これらのことから、口腔領域は健康の維持・増進にきわめて重要な生理的機能を担っていることがわかる。そこで、当分野では、顎顔面口腔領域の生理機能とそれに関わる脳部位に焦点を当て、神経生理学的および分子生物学的手法を用いて研究を行っている。

 

主要研究テーマ

<脳関連>

  1. 大脳皮質神経回路網における信号伝播経路と統合機序の解明
  2. 外的・内的ストレスが大脳皮質-辺縁系機能連関に及ぼす影響
  3. 感覚認知から運動発現に至る神経機構の解明

<唾液腺関連>

  1. 内分泌・自律神経系による唾液腺水チャネル、アクアポリン(AQP)の発現調節・機能調節機構の解明
  2. 口腔-唾液腺系による自然免疫を介した炎症性サイトカインの誘導と口腔の防御システムの解明
  3. 唾液腺再生の分子機構および唾液腺腺房細胞の分化誘導とAQP5発現制御機構の解明

 

口腔分子生理学オリジナルサイトはこちら

 

分子薬理学分野

吉本勝彦教授 メールアドレス yoshimoto@tokushima-u.ac.jp

 

主要研究テーマ

  1. 膵β 細胞・腸内分泌細胞における遺伝子発現機構
  2. 内分泌腫瘍の腫瘍化機構
  3. アディポカインによる代謝制御機構
  4. 薬物による唾液分泌促進機構の解析
  5. 唾液におけるバイオマーカー

 

細胞特異的発現を示すインスリンおよびインクレチン(GLP-1・GIP)の発現調節機構を転写因子に焦点を当て解析を進めている。脂肪細胞や脂肪組織に浸潤しているマクロファージが産生する生理活性物質を探索し、生理機能の解明を行っている。「家族性成長ホルモン産生腺腫の原因遺伝子産物である AIP」および「副甲状腺機能亢進症-顎腫瘍症候群の原因遺伝子産物であるparafibromin」の機能解析を進めている。薬物による唾液分泌促進機構を、細胞内シグナル伝達機構、薬物による水チャネルの細胞内輸送機構を中心に解析している。唾液における生活習慣病のマーカーを検討している。

 

分子薬理学オリジナルサイトはこちら

 

予防歯学分野

伊藤博夫教授 メールアドレス itohiro@tokushima-u.ac.jp

 

私たちの研究室は、齲蝕と歯周病の予防に始まり、歯や口の健康を通じての全身の健康への貢献を目指して研究に取組んでいます。それが人々の生活の質(QOL)の向上へつながることを期待しています。

 

主要研究テーマ

  1. 粘膜免疫学を基盤とした鼻咽腔関連リンパ組織の抗体産生と免疫寛容の誘導機序、その応用としての粘膜ワクチンの改良の研究
  2. 動脈硬化と肺炎の予防因子としての抗ホスホリルコリン自己抗体の存在意義、産生調節機構の解明
  3. 酸化ストレスの制御による、歯周組織と全身の健康の増進・疾病予防
  4. 唾液中の分泌型抗体、サイトカイン、酵素、その他種々のタンパク性/非タンパク性生理活性物質の診断マーカーへとしての応用に関する研究

 

上記の先端的研究テーマ以外にも、歯肉炎の診断基準など、放置されてきた歯科医療上の素朴な疑問にも、他施設と協同して積極的に取り組んでいます。

 

予防歯学オリジナルサイトはこちら

 

顎機能咬合再建学分野

松香芳三教授 メールアドレス matsuka@tokushima-u.ac.jp

 

よく噛んで口から食べることは、心と体の健康を増進して維持することに重要な役割を果たしている。顎機能咬合再建学分野(旧歯科補綴学第二講座)では、食事中など機能時における上下の歯の噛み合わせ(咬合)をモニタ上で見えるようにすることで、咬合についての客観的な診断や評価を可能にすることを目的として「咬合可視化装置」の開発に取り組んでいる。可視化には顎運動と歯の形状の精密なデータが必要であるが、顎運動測定については実用レベルにほぼ到達している。

 

顎機能咬合再建学オリジナルサイトはこちら

最終更新日:2014年8月7日