研究室紹介

研究室の特徴

 

①学部教育で人体解剖実習を担当。
これに伴って240分42コマの実習を行っており、教育の負担が他分野に比べてかなり大きい。また、平成22年度末に解剖実習台が局所排気型に更新され(図1)、解剖実習室の室内ホルマリン濃度が管理濃度(0.1 ppm)以下に改善された。また、この際、固有の空調機やビデオモニター装置も設置され、実習講義が解剖実習室で行えるようになった。

 

解剖実習台.jpg

図1

 

 

②「人体解剖と骨のミュージアム」図2を設置。
徳島大学にユニバーシティーミュージアムができればと考え、医学部解剖教育支援室の協力も受け、人体解剖標本や人体解剖模型などの作製・収集・購入に努め てきた。現在までにホルマリン標本203点、シリコン含浸標本72点、乾燥標本など27点、解剖模型104点、上記以外に、動物の頭骨標本(図3) など124点が揃った。これらの多くは歯学部解剖実習室にあり、歯学生のみならず、学内外の医療系教育機関の解剖見学実習や様々な医療職種の卒後講習会な どに供され、年1回の2日間は「人体解剖標本の展示」として医療従事者や医療系学生にも公開され、「地域の解剖教育センター」として社会貢献活動の一端を 担っている。また、歴代歯学部長の配慮もあり、解剖実習室近くに常設展示室「人体解剖と骨のミュージアム」が設置され、一般公開可能な解剖模型や動物頭骨 標本などが集められた。

 

標本室内.jpg

図2

 

 

 

動物頭蓋.jpg

図3

 

 

③社会貢献
1)コメディカル・コデンタルスタッフ養成機関に対する解剖見学実習の実施
看護師、准看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士などの計17教育機

関の解剖見学実習を受け入れている。

 

受け入れ機関(平成23年度)


  ⅰ)解剖実習中に解剖遺体を見学:6月から7月
         徳島県立総合看護学校第一・第二看護学科

         東徳島医療センター附属看護学校

         健康保険鳴門看護専門学校

         徳島県立富岡東高等学校専攻科

         徳島大学歯学部口腔保健学科

         徳島大学大学院薬科学教育部


  ⅱ)解剖実習終了後に解剖遺体の女性生殖器系を解剖、または保存標本見学:7月
         医学部保健学科助産学専攻

         ベルランド看護助産専門学校助産学科


  ⅲ)解剖実習終了後、保存標本を見学:10月から11月
         ベルランド看護助産専門学看護学科

         徳島健祥会福祉専門学校理学療法学科と作業療法学科

         徳島医療福祉専門学校理学療法学科と作業療法学科

         徳島県立盲学校高等部専攻科

         平成リハビリテーション専門学校理学療法学科と作業療法学科

         河原医療福祉専門学校鍼灸科と柔整科

         徳島県立総合看護学校准看護学科

         四国歯科衛生士学院専門学校

         徳島歯科学院専門学校


2)「人体解剖標本の展示」(図4)の開催
毎年11月の第2もしくは第3土曜日と日曜日に、医療系スタッフと医療系教育機関の学生・教員を対象に開催している。


3)医療従事者の生涯学習への支援
学部もしくは大学院の科目等履修生として受け入れ、各専門領域での臨床解剖学的知識を修得してもらっている。平成23年度は、歯科医師、理学療法士・作業療法士などの医療従事者44名が、科目等履修生として勉学に励んでいる。

 

 

人体解剖標本展示.jpg

図4