教育方針

教育内容


【学部学生】

人体を理解する上で最も基礎となる肉眼解剖学の講義と実習を主に担当している。その教育は、基本的な人体の構造を系統別に理解すること(系統解剖学)から始まり、更に隣接する諸系統器官との相互関係を学ぶこと(局所解剖学)により、人体の構造を総合的に理解することを目的としている。また、高学年の学生に対しては、歯科・口腔外科の臨床手技に必要な解剖学の知識を手技別に講義している(臨床解剖学)。系統解剖学の講義では、その構造を理解するだけでなく、できるだけ機能と関連づけてそれら器官の「形」の持つ意味を理解できるよう配慮している。また、頭頚部局所解剖学の講義では、系統解剖学的な知識を基に、隣接する諸器官の相互関係を学び、更に臨床と関連して人体構造を理解できるよう心がけている。臨床解剖学の講義では、解剖学と歯科・口腔外科臨床の関わりが、より具体的に理解できるよう配慮している。実習では、骨実習と脳実習、および人体解剖実習を行っている。人体解剖実習は手法の上では局所解剖学的であり、系統解剖学の知識を再編成して、人体構造を局所解剖学的に理解する最善の機会である。そのため、実習講義には、 独自に作製した多数の解剖スライドを活用し、また、各実習日の最後に学生同士の教え合いの時間を設け、セクション毎にレポート提出や小口頭試問を行い、理解を促している。