教育方針

 当講座は臨床講座である以上、矯正専門医として開業してもやっていけるだけの矯正歯科臨床能力を習得しなくてはならない。2年間の基礎研修、3年間の臨床研修の後、6年目あるいは7年目で日本矯正歯科学会認定医の取得を目指す。この教育方針は大学院生に対しても同じことであり、研究ばかりで臨床研修をおろそかにする大学院生は当講座では必要としない。一方で、大学院生に対する指導方針として研究の楽しさと研究の国際化の推進を掲げ、大学院在籍中に3か月から半年程度の海外留学、少なくとも国際学会での発表を経験させたいと考えている。海外の優れた研究機関で最先端研究の研修を積ませることで、語学力の強化ばかりでなく、世界をリードする研究、世界的に評価される研究を行える専門研究者、教育者を養成できると考える。一見、全く正反対の方針を述べているようであるが、当講座に大学院生として入局した以上、研究はもとより、臨床についてもしっかり学んでもらわなければならず、二足のわらじを履いて精一杯頑張ってもらいたい。今後は世界トップレベルの研究と臨床のできる人材を育成し、他大学の教授など、より高いポジションを狙えるような人材の輩出にも力を入れたい。