口腔保健衛生学分野

日野出 大輔 教授   メールアドレス  hinode@tokushima-u.ac.jp

主要な研究テーマ

  1. 地域歯科保健に関連する疫学研究
    地域歯科保健の課題に関する解析から住民のQOL向上に繋がる研究に焦点をあてて取り組んでいます。母子保健では、母親の口腔保健行動と子どもの乳歯う蝕発症との関連から、行政の行う無料妊婦歯科健診の有用性を報告しています。また、高齢者を対象とした主観的オーラルフレイルと要介護・死亡および医療費との関連を示す疫学研究から、同対策の重要性を導く報告を行っています。
     
  2. 口腔保健に関連する臨床研究
    徳島大学病院での口臭に関する関連要因の解明や、歯科衛生室における新規開発歯ブラシの臨床研究を行っています。口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物の発生には舌苔沈着が深く関与しており,口臭の予防のために舌苔沈着を低減させる必要性を報告しています。

 

口腔保健衛生学分野 教授 日野出 大輔
日野出 大輔
口腔保健衛生学分野
教授

当分野のメンバーは教授・講師の2名の教員、1名の教務補佐員と5名の大学院生です。また、3名の口腔保健学科4年生の卒業研究を担当し、フィンランド学部間協定校との国際交流にも積極的に関わっています。臨床では徳島大学病院において、歯科衛生士と連携して歯科衛生室を担当しています。口臭症・新規歯ブラシなどの口腔衛生関連の臨床研究や母子・高齢者歯科保健などの地域保健の課題に関する疫学を主な研究テーマとして活動しています。

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