大学院口腔科学教育部講義

演題:    先進骨再生材料の科学 リン酸カルシウムセメントの化学と歯科応用

講師:    Dr. Laurence C Chow

高木 章三 博士

日時:    2007年7月24日火曜日

16時~19時

場所:    歯学部大講義室(4F)
担当教授:    淺岡憲三
対象年次:    大学院学生


講師紹介

Dr. Laurence C Chow

Assistant Director

Paffenbarger Research Center, American Dental Association

Foundation at National Institute of Standards and Technology

 

高木章三博士

Senior Project Leader

Paffenbarger Research Center, American Dental Association

Foundation at National Institute of Standards and Technology

 

ADAでは、1982年世界で最初に、体液と反応してハイドロキシアパタイトの結晶に化学変化する自己硬化性リン酸カルシウム (SHCP) セメントを開発した.このセメントは歯や骨の欠損部に充填すると体内で体液と反応しアパタイトになり、硬組織と融和する。2000年代になり、再生医療の研究が進む中で、SHCPの臨床応用研究が広範囲に展開され、骨侵入を可能とする多孔材料、骨と融合し長期的にみたときに骨に置換する吸収性材料などに応用することが可能になりつつある。

今回、リン酸カルシウムの化学を基礎とした材料開発と同時に、骨へ充填したときの病理組織、蛍光分析と元素分析によるSHCPの生体内での挙動や、骨再生治療への具体的臨床例について、現状と将来展望を含めた講演を予定している。

最終更新日:2009年2月23日