口腔からQOL向上を目指す連携研究事業 特別講演会

演題:    確実な齲蝕予防法の構築策

講師:    中林宣男先生

日時:    平成21年1月22日木曜日

15時30分~17時30分
場所:    大講義室(4F)

担当教授:    淺岡憲三


この講演会は、「口腔からQOL向上を目指す連携研究―器官、組織、細胞、タンパクを総体的にターゲットとした口腔疾患、障害の解明と解決―」事業により開催されるものです。また、この講演は大学院特別講義も兼ねています。

 

講師紹介

東京医科歯科大学名誉教授 中林宣男先生

 

中林先生の業績は、歯という器官ではなく、歯のエナメル質、象牙質という歯の組織を対象とした材料研究の分野を切り開いてきたことにあります。生体組織に接着する材料を開発することは、医療に大きな福音をもたらす夢の技術でありました。先生は、エナメル質、象牙質に接着する材料を開発し、世界的に高い評価を得ると同時に、接着歯学という学問分野を構築してきました。しかし、歯質への接着の可能性は、エナメル質を削り、口腔内では不安定である象牙質への接着法となっています。歯科治療法の開発研究では、エナメル質を大切にする学問を補完する接着の考え方が重要であります。本講演会では、エナメル質の重要な役割を明確にした歯科医学教育・研究のあり方を具体的に大学院教育に導入することを目的にご講演をお願いしました。

最終更新日:2009年2月23日