食品機能研究を先導する人間栄養学研究拠点

平成17年度 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
期間名 徳島大学 申請分野(系) 医療系
教育プログラムの名称 食品機能研究を先導する人間栄養学教育拠点
研究科・専攻名及び
研究科長名
(主たる研究科・専攻名)
栄養生命科学教育部人間栄養科学専攻[博士前期課程]
栄養生命科学教育部人間栄養科学専攻[博士後期課程]
研究科長(取組代表者)の氏名 中屋 豊

1.本事業の大学全体としての位置付け

  • 機能性食品開発はわが国の科学技術政策の重要な推進対象項目であり、産業としての将来性が高い分野である。徳島大学においても、中期目標に食品臨床試験の促進を掲げて最重点項目とし、大学院(栄養生命科学教育部)と大学病院臨床試験管理センターに学長裁量経費から大幅な予算を支出し、学内プロジェクトを推進している。
  • ヒトでの食品機能評価を行う栄養学の専門家は少なく、その人材の育成が急務である。徳島大学栄養学科は医学部にある全国唯一の栄養学科であり、人間栄養学の教育、研究の指導者を養成するために設立された学科である。そのユニークさを生かし、この大学院が世界をリードする人間栄養学研究の中心となるよう、大学をあげて研究、教育環境を整えるための支援を行っている。
  • 徳島大学では医療系教員の統合により、幅広い医療分野の指導的栄養学研究者の養成をめざしている。各分野にまたがる共通教育、共同研究の推進などを行っている。

2.魅力ある大学院教育への取組・計画

わが国では健康志向が強く、健康増進効果がある機能性食品が注目されている。しかしながら、人間栄養学を基盤とした食品機能研究を行う専門家は少ない。この取り組みにおいては、機能性食品開発やその機能性・安全性評価をめざす研究者を育成することを目標とする。

1.基礎・臨床医学と融合した、ヒトにおける食品機能の栄養学研究者の育成

  • 新しい授業科目:ニュートリゲノミクス、メタボロミクス、バイオマーカーなど

2.国際的に活躍できる人材育成

  • (1)海外の研究者の招聘、学生、教員の派遣
  • (2)英語教育の充実:英語による授業、国際学会での発表

3.機能性食品開発企業との連携

  • 共同研究・受託研究(14年度15件2,270万円、15年度11件1,820万円、16年度10件2,970万円)
  • 企業研究者の招聘、学生のインターンシップ

4.学内関連研究施設との有機的連携

  • 食と健康増進センター、栄養サポートチーム、臨床試験管理センターとの連携 これらのプロジェクトを通じて、(1)ヒトにおける食品機能評価を行う栄養学の創成、(2)食品臨床試験の促進、(3)医療分野の栄養学的指導的な研究者の育成を行う。