国際感覚を育む統合的な医療人教育の推進

平成18年度文部科学省 大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)に本学の取組みが採択されました。

徳島大学の取組みの概要及び採択理由
応募テーマ 大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)
取組み名称 国際感覚を育む統合的な医療人教育の推進
多種職医療人の統合的臨床教育指導を統括するクリニカル・エデュケーターの養成取組
取組み単位 ヘルス・バイオサイエンス研究部
取組み担当者 教授 統合医療教育開発センター長 玉置 俊晃

(取組みの概要)

昨年、本学では国際化ポリシーを策定し、大学全体として国際化に対応していくことが提示された。日本で唯一医学部(医学科、栄養学科、保健学科)、歯学部、薬学部が集合している蔵本キャンパスにおいて、現在までにPbLチュートリアル教育や診療参加型臨床実習などの海外の先進的な教育システムを導入し、国際的な医学教育改革の急速な進行に対応してきた。さらに医歯薬3領域の統合大学院化を機会に「統合医療教育開発センター」を設置し、医師、歯科医師、看護師、助産師、薬剤師、栄養士、検査技師、放射線技師などの学部の枠を越えた「医療人」全体の教育改革にも着手している。本取組みでは、学部教育の段階から多職種が交流した統合的臨床教育を統括する指導的人材(clinical educator)を養成し、教育体制ならびに設備面での改革に対応して新しい医学教育理論に立脚し国際感覚を持って医療人教育改革をより一層推進する。

(採択理由)

この取組みは、統合医療教育システムを開発しようという意欲的な計画の一環として、支援職の能力向上をも視野に入れた優れた提案です。また、細部にわたる準備と先進国からの方法学習により、このプログラムが加速されることが期待でき、評価できます。特に多種医療職によるチーム医療の先進国への教員派遣により培われたノウハウは、多職種医療人の統合的な臨床教育の推進に寄与し、臨床教育改革に貢献するものと考えられます。